作品名出るので下げ
場所迷ったけどここの方々の方が共感してくれると思うのでここで話します

正直恋愛はしたくない（できないし、してるフリも無理、巻き込まれたくない）けど、パートナーは欲しすぎる。難易度高すぎる。

多様性が認められている社会での結婚様式について考えてみたけど
①同性婚が認められている
②異性間や同性間で、恋愛結婚と同様に友情結婚が広く知られており認められている
③sei行為に応じないことが離婚の条件に入らない
個人的には最低これくらいは欲しい　特に②
「なんだ結婚したってことは何だかんだ恋愛したかったしsei行為もできるんじゃん」という偏見が否定されて欲しいし、結婚＝恋愛したい人が得られるチャンスが多い、みたいな認識が世間から無くなっていけば「パートナーは欲しいけど恋愛はしたくない、でも結婚したいとか言うと恋愛が絶対条件みたいになってるし……友情結婚したい人って世の中的に少ないし望み薄では？」と悩む人も減りそうな気がする
③はやらないと離婚すると脅されたりして結果望まぬsei暴力を受ける羽目になる人も正直いるんじゃないかなあ（離婚されると金銭面で困窮しかねないので実質応じるしかない状態に追い込まれるなど）と思うので記載

仮に異性と恋愛結婚したところで「はあーこれで良かったね全部めでたしめでたし」となるわけじゃないの、どう説明すればいいんだろうと思ったけど
例えば独りで生きていくことが普通とされてる世界で一人の異性愛者がいるとする
その人は本当は誰かと恋愛したいけど、そういうのは異端視されたり最悪「そんなの人間としておかしい」とか罵倒されたりするからそういう感情をなかなか口に出すことができない、それに独りで生きていけないわけじゃないから悩んだ挙句独りで生きる選択をした
一時期恋愛をしたいと信用できる周囲に相談したらものの、否定はされないが理解されてもいない気配を薄ら感じつつ、やはり独りで生きることにしたと打ち明けたら「良かった、一時期はどうなるかと思ったよ！恋愛したいなんて言い出すんだもん」とか「こっちに戻ってきたね」とか嬉しげに言われる
でも実際恋愛したい気持ちは隠してるだけで無くなったわけじゃないから、悪意のない言葉に曖昧に笑うしかない

結婚して欲しいという親の願いを叶えてあげたい自分と、sei的なことが嫌な自分で体が引き裂かれそうな感覚に度々襲われる
結婚しないと親が亡くなった時に罪悪感で発狂するんじゃないか、後悔するんじゃないかという恐怖と
親の期待に応えたいだけで結婚しても絶対うまくいかないだろうし、sei的なことや恋愛的なことを絶対したくない自分を抑圧しながら生きていくのも耐えられないだろうなと思う感覚がある
恋愛やsei的な繋がりで家族を形成する（実際はそうでなくても、結婚すれば周囲からそうだと見なされやすい）というシステムは本当にこう、そういうのが耐えられない人間にとっては「独りでいるよりはマシ」ですらなくて「どう転んでも自分の尊厳を何かしらの形で削る」象徴に思える
最終的に「いっそ一人で結婚できればいいのに……」みたいなことも考えて鬱々としたりする
とてもつらい

恋愛を介さないパートナー云々で、それこそ昔はお見合い結婚とかあったのになあと思ったけど
ふと「こちらは恋愛しない」と言っただけでまるで「恋愛する自分が否定された」かのように責めてくるひとって不思議だなあと思ってたの
今の「結婚は恋愛結婚が主流」な風潮が広がるにあたって「お見合いなどの恋愛以外の結婚」を否定してきた過去があるから
同じようなことやり返されるかもという危機感でも感じてたりするのかな
と考えるとちょっとだけなるほどとは思った、どのみち他人と自分は関係なくない？ってなって共感は出来ないけど

この先友人がどんどん結婚して家族も歳をとると考えると、そう遠くない未来に孤独になる気はしてて、耐えられる自信はないからパートナーは欲しいかもしれない。人生を支え合うパートナーなら別に恋愛感情とかいらないと思う。ただそれだけのことなのに、そんなパートナーをみつけようと思ったらまず第一に恋愛、恋人探しがくるんだよな。どうしても恋愛が無理な人間はまずそこで弾かれて、パートナーを作ることのハードルが跳ね上がる。ただ、恋愛感情を持てないというだけなのに。これって結構深刻な問題だと思うけど、世界が恋愛至上主義すぎてあまり理解されないよね。

知り合いに恋愛感情を向けられている気がして警戒したら自意識過剰と笑われたのに、誰でもそうとわかるレベルになるまで我慢してから距離を置いたらそれはそれで「気を持たせるのは残酷」だなんだの非難され　やってられない

前にやたら「自分男ですから」とアピールされたり「だって女の子だし」で全ての言葉を封殺される感じが本当に嫌で「男や女だから何なんだ、自分の性別でしか物事を判断できないのか？頭で考えるんじゃなくて？」とすごい苛立ちを感じたことがある
だからAセクだとXジェンダー的な感じになりやすいのかも、とここで見て納得したんだよね
個人的にはsei的な接触を他人としたいと微塵も思わないし、他人のsei的な魅力というものにピンとこない（うっすらわかるようなわからんような時もある、でもわかったところでかなりどうでもいいカテゴリーに入る）ので惹かれる感情もない
そういう感覚に価値を全く感じないのもあって男らしさだとか女らしさだとかも心底どうでもいいと思ってる、正直言って鬱陶しい
正直自分がXジェンダーやノンバイナリーだからAセクなのか、Aセクだからそんな感じに見える状態なのかわからないけど、まあ別にどっちでもいいかなとは思ってる

友人としての付き合いが恋愛のためのステップとして扱われるのが嫌いすぎる。私は同性でも異性でも、友人としてなんでもない時間を過ごすことに何よりも価値を置いてるから、それが通過点と思ってる人にはがっかりする。

恋愛感情がほんとに分からない
大切にしたい、かわいいと思うことなら友情や家族愛だってそうだから、独占欲やsei欲も必要？
ならやっぱり私には恋愛感情をいだいたことは1度もないんだろうな

そういえば男性のAセクの人が描いたり出てる作品があったのを思い出したので貼っておく

①seっくすが気持ち悪くてできない男の話
ちょっと前に出てた作品、こちらはAセクの男性が書いたエッセイというかブログの総集編みたいな本
sei的な欲求はあるけどタイトル通りのことをするのは嫌なタイプだそう
②きみのせかいに恋はない
主人公は女性でAセクAロマなんだけど、主人公の先輩として出てくる男性がロマAセク
人よりsei的なことへの関心は薄いけど欲求はあるし好きな人が出来ればやれるだろうとは思ってた、だが現実は……という感じ
③アseクシャルから見たseックスと社会
sei行為をしたいと思えないことを病気だろうかと悩みながら結婚し、やはりsei行為をしたいとはあまり思えないけど男性だからリードしなければいけないと強迫観念に駆られて苦悩していた、Aセクの概念を知るまでは、という男性の例が紹介されてる

口悪め下げ

ふと思ったけどAセクって男性いるのかしら？
男友達が「男で全くないなんて生物学的にあり得ない」って話をしてて実際はどうなんだろうって…。男性への偏見に見えたらごめんなさいね。
私は男の人もいると思ってるけどSNSでも出会ったことなくて「存在してる」と友人に反論できる自信がないって感じかな。
そもそも映画やドラマのセイ的なシーンが苦手というセイ嫌悪やセイへの無関心を語るのって女の人が多いじゃない？なんかこの男女差が不思議というか…男の人は苦手だと言いにくい社会的な背景もあるのかもしれないけど…(男は繊細だとダメみたいな押し付けや風潮があるからね)
言いたいこと上手く纏まってないけど本当に女性のほうが多いとしたら、それは何故なのかちょっと気になるな。

カップル割みたいなのよくよく考えれば何でカップルに限定してるんだろうとも思う
いやまあなんとなくの理屈としてはわかるんだよ、映画館とか喫茶店とか遊園地とか恋人同士のデートで使うことが多いし、そういう層を呼び込むための戦略だっていうのは
で、おそらくそういうカップル割を使うことで恋人同士の実感が湧いて嬉しい面もあるんだろうな、というのも何となく想像はできる
でも友達同士だって普通に二人で遊びに出かけることあるし、カップル割があるなら友人同士のペア割みたいなのももっと普及してても良くない？とも思う　友情は恋愛の下位互換ではないから
どんな店でもカップル割はカップル割として使いたい人は使えばいいし、ペア割も一緒に使えるなら互いに恋人同士として見られたくないけど料金が割引になったら嬉しい層も使えるわけだし

来月異性の友人と二人で旅行行くんだけど、すべての場所でカップルだと思われてそういう対応されるんだろうなってのが憂鬱で仕方ない。それが嫌すぎて別室にするかちょっと迷ってる
AロマでもAセクでも無いけれど理解があって、恋愛願望も結婚願望もsei的欲求も薄くて、本当に仲のいい大切な友人なのに外部から適当なレッテル貼られるの本当にキモいしムカつく

結婚していない人や子供のいない人をそれだけで人格ジャッジする言説はよくあるけど
逆に言えば世の中の大半の人は「一人前」に昇格するために結婚や子作り、あるいはそれをするための準備行動をしているのだろうか
その人を「一人前」にするために巻き込まれた他人がなんか哀れに感じてしまう
結婚や子作りは一人じゃできないんだぞ

AセクAロマだから「ひとごと」としてそう感じるだけなのかもしれない
もっとも上述の人格ジャッジで低評価される属性なのでそこに関しては「ひとごと」ではないんだが

AセクAロマといっても
・AセクAロマ、セイ的な事はセルフ含めて一切NG
・AセクAロマ、セイ的な事は他人とはNG
・Aセク、恋人は持つがセイ的な事は恋人相手でもNG
・Aロマ、恋人は持たないが他人とのセイ的な事はOK（セ振れはいる）
・セイ的な事への興味の有無、嫌悪感の有無
などパターンがありますが、定義としては以下です。

Aセク：他人とセイ的な事をしたいと思わない事（セルフの有無は問わない）
Aロマ：他人と恋愛関係を持ちたいと思わない事
AセクAロマ：上記の両方である事

以上の事から、これら3つの定義のうちいずれかに該当していれば当事者です。
セイ的な事や恋愛への興味の有無、嫌悪感の有無については「興味がないか、嫌悪しているか」の違いはあれど「したいと思わない」点は同じである為、定義としてはどちらも含まれており、個人差だと考えています。
ざっくり「自分はAセクAロマの中のこういうタイプだな〜」くらいの気持ちで気軽に書き込んで頂ければと思います。

私の行動とか発言のすべてに恋愛感情の意図はないのに、それ前提で解釈されるのめんどくさい。相手の恋愛欲なり生欲なりに一方的に搾取というか利用されてる感覚すらする。恋愛的に好かれても何も良い気分にならない。というのがここだけの本音。