正直sei被害がどんどん低年齢化してるの、「やらせてあげないなんて可哀想！そんなの愛じゃない！」みたいな圧が未だに世の中にあるからじゃないのかと疑ってる
誰でもSNSが出来る現状があり、相手が子供だとわからない大人が「推しには限界まで貢ぐのが愛」みたいなこと言って、それを真に受けてしまったが故にお年玉やお小遣いを使い込むだけじゃなく、自分の体を売ってまでお金を作って推し活しようとする子供が現にいるように
ああいう「限界まで耐えることこそが愛」は「服従するので愛を下さい」とほぼ言ってるようなもんで、まあそんな感じだと互いを尊重することなんかできるわけないから歪な関係になるよね　で無理をする人は大体他人に自分がしてきたような無理を強いることが多いので負のループになるというか……
だからAセクじゃない他の指向の人も、「やりたくない時はやらない」でいいんじゃないの？と思う
無理してやって得られる物は、無理した自分でしかないから

LGBTは理解されてもAセクAロマは「まだ好きな人に出逢ってないだけ！」みたいに言われて全く理解されないのキツ

とある作品のキャラクター2人が「この2人は絶対一線超えてる」とファンから言われているのを見て、個人的には全然そんなふうに見えなかったので「えっ」とギョッとしてしまったんだけど、あとから公式に「2人の間に肉体的なことは何もありません（※恋愛感情はあった）」と言われて何かほっとしてしまった
多分公式的にはそんな意図はないんだろうけど（どちらかと言えば、環境的に結婚するのを許されなかったけどそれでも互いに想いあっていました、みたいなロミジュリ的ニュアンスではあると思う）「やっぱ誰かを（例え恋愛的にだろうと）好きでい続けることに必ずしも肉体的な関係は必須じゃないな」と思ったので
それが何とも嬉しくなってしまった、まあ私はAセクAロマなんだけど
このまま恋愛感情≠sei的な接触の作品が増えてくれないかな……すぐに恋愛至上主義が無くならなくても、そういう感じの作品が増えてくれたらまだ息がしやすくなる感じがする

Aセクであることを置いといても、やはりseiに関することについて、今の社会にはやはり色んな問題があるのでは？と思う
①誰かと行為をしたとして、知らない内にその相手とのsei行為をカメラで撮られてネット上にばら撒かれたりする
それは金銭的な目的だけでなく、何かしらトラブルがあって別れた後に報復としてやられることがある（リベンジ・ポ◯ノ）
②何かしらSNSでやりとりしていた時、「このアカウントのこと（あるいは社会的に弱点のように扱われるもの）をバラされたくなければ写真をよこせ」と、いわゆる裸の写真を要求されたり、そうでなくてもsei的なやりとりを文章上で要求されたりする（Se◯ing）
③そもそもsei行為を要求したりされたりした時にノーを言いづらい状況になりがち、やっててやっぱり嫌だと思っても途中で言い出せなかったり言ってもやめてもらえなかったりする

アニメや漫画をよく見る、もしくは見てた人ならわかってくれるかな？と思うんだけど、特にラブコメとかじゃなくてもシャワーシーンが入ることがあるじゃん　場合によっては何かシリアスな独白が入ったりするやつ
ああいうシーンは「ああシャワー浴びるのってプライベートな空間だし、風呂場で1人で何かを考え込んじゃうことってあるもんなそういう演出か〜」と思ってたんだけど
そういうシリアスめなシャワーシーンでも、いわゆる「ご褒美」と捉えられることがあるのを知り
「ご褒美？えっ、ご褒美？」とフリーズしたことある
他人の体に対してそういう捉え方するという発想が無かったから、死ぬほど驚いたんだよね
まあよく考えてみればプライベートな空間で物思いに耽るだけなら、確かにシャワーじゃなくても別にいいもんな……と思い至ってからというもの、何となくそういうシーンを見るたびに複雑な気分になる

修学旅行で他人と風呂に入るのが本当に嫌で嫌でたまらなかった
他人から体を見られるのに恐怖を感じていたし、他人の体も見たくなくてなるべく俯いたり目を逸らしていた記憶がある
今にしてみればやっぱりsei的な目というか、自分の体にあるsei的な要素を他人から測られているような、まるで風呂に入った瞬間から自分が人間ではなく何かしらのseiのオブジェになってしまったような、そんな嫌な感覚があった気がする
実際風呂から上がった時に胸のサイズ聞かれた時、すごくショックを受けたし……友達だと思っていたのに、と動揺を隠すのに必至だった
未だに露天風呂に入る気にならないし、どんなに親しくても他人と風呂に入るのは絶対に嫌と思ってしまうし、夏場でも肌が出るような服を着たくはないんだよね
これどちらかと言うとAセクというよりsei嫌悪の話になってしまうかもしれないけど

やたら胸の事を言われるのすごく嫌だったな
大きいのは恵まれてる、sei的に見られるのは喜ぶべきだと押し付けられるのが本当に気持ち悪かった
同性にセクハラされるのって本当に辛い
女性すら警戒しなきゃいけない、味方なんてどこにもいない絶望感が重くのしかかる
クラスの女子に囲まれてサイズを聞かれた時の恐怖や「触らせてよー」とか言われて強く拒否したら「えー女同士なんだから良いじゃんw」と言われた時の怒りは今も忘れてない

特に親しくもない人に「あなた結婚してないでしょ？そういうのわかるのよね。私あなたより色々人生経験積んでるから」と見下した口調で言われた。
そういうことをしたくない人間の存在も知らないで何が人生経験だよとか思うことは様々あったが表現しようがなかった。ただただ悔しくて泣いた。

とあるアニメの愚痴になるので下げる

Aセクだと自認するのって人によってさまざまな原因がある（物心ついた時からそんな感じだった、あるいはsei被害や他人からの暴力を受けてそれまでとは受け取り方が違うように感じている、もしくは他環境的な物）と思う
でも自認するきっかけがどんなものだろうと、「自分と他人とのsei的接触を特に望まない」ことはそうなんだし、この指向は他人から矯正するように強要されるものじゃないと思う
sei行為なんて「やりたくなければやらない」ものだし、強要されたら（直接的な暴言暴力ではなく、ノーと言いづらい環境も含む）その時点でそれは暴力なんだから
少なくとも私にとってはsei行為は親密さを表すものではないし、親密さでない以上最高のコミュケーションでもない、というか正直言って自分と他人とで決定的に存在が別れている以上コミュニケーションに最高も最低もない、コミュニケーションとは完全な理解などない以上、相手のことを尊重するための適切な距離を探す物だと思ってる

あんまり結婚したいと思えない個人的な理由なんだけど（AセクAロマ以外の理由を含む）
①異性婚しか法的に認められてない
②仮にパートナーが同じ指向もしくは理解があるとしても、パートナーの家族がAセクAロマに理解があるとは限らない（子供を作りたくないので、嫁の務め云々言われるのが嫌）
③選択的夫婦別姓がまだできない
④性別や夫婦という名前に課せられた役割を強要される可能性が高いのが嫌
⑤パートナーがDVしてきた場合、逃げ場になるシェルターが少ない
みたいな感じがある
まだ自認してなかった頃にパートナーに求める条件は？と言われた時に「暴力を振るわない人間」と言ったらドン引きされたけど、でも実際暴力を振るわれた身としてはそっちが現実だし
暴力に見て見ぬ振りをするから、sei的指向を含むあらゆる差別に対してもなあなあにするんじゃないかって正直今も思ってる

AセクAロマでまだ自認してなかった頃、趣味で書いてた作品が「これは恋愛になるのかなー、でも別にキスやそれ以上をこの2人にさせたいわけじゃないんだよなあ……どちらかと言えば互いに微笑み合えばそれで満ち足りるような感じなんだよなー、もしかしたら身体的接触としてそっと寄り添うことはあるかもしれない……ただこの先相手とは別に恋人を見つけても嫉妬しないだろうな……あれ？やっぱこれ恋愛じゃないんじゃないか？」と悩んだことがあった
まあでも、とりあえずまだこの関係の名前はわからんが愛は愛だな？と思って書いてたけど、一方からは「この先2人は恋人になるんですよね！？」みたいな反応があり、もう一方からは「これは恋愛じゃないの？」と戸惑うような反応もあり……みたいな感じだったなあ
勘づく人は勘づくのはマジかもしれない

AセクAロマを自認しているけど、創作活動の中で恋愛だったりそういう内容を書くこともある。でも何ていうか…今まで見た読んだ聞いたものの模倣だなって感じがずっと違和感として在って拭えない。自分で経験していなければ書けないという事はないと思うけど、読む人にもそういうのって伝わるのかなとたまに考える。

いざという時に頼れるパートナーがいたら人生心強いだろうな〜とは思うけど、イコール「異性と結婚したい」とは全くならないぜ！！
どっかに頼りになる同類はいないもんかな！！

思春期前からAセクの自覚があったのに、世の中のセクマイ等について全く調べたりしてなくて、ましてやセミナーや講演会に参加するとか思いも至らなくて、なんか…ごめん…という気持ちになる
それでも恋愛・結婚至上主義に思える現実から目を背けたくて、二次元や創作の世界が心地よくて、でも自分で何か作るわけでもなく、本当に何者でもない、ただのオタクの独女がここにいるぜ

そういやにじいろ学校がAce/Aro交流会で、3月にパートナーを望む人向けの交流会開くらしいね
即チケット完売みたいだったけど、もしかしたら今後もやるのかな
個人的にはもしパートナー関係を結べるとしたら同性しか無理なので、異性間のパートナーだけじゃなく同性間パートナーもあるならちょっと興味はあるかもしれない

結婚願望はあるのと、自分が本当にAロマなのか確かめたくて、2人と付き合ったけどどちらも数ヶ月しか持たなかった。友達としてなら良いけど、くっつかれたりそういう雰囲気出されるとゾッとしてしまう

「歳相応の経験」の「歳相当」の中に恋愛や結婚が入ってるのに多大なうんざりがある
そもそも人間が何を経験するかは年齢ではなく環境によるものなのに、こういう言葉が出てくるのはみんな自分と同じ環境で等しく生きているのだから、いわゆる当たり前の経験をしていないのは環境が悪いのではなく何かしら当人に問題があるのだろうという決めつけを感じる　実際は同じ社会で生きていても、その生きる環境自体は格差社会と言われるように全てバラバラで抱えている問題も様々なのに、そういうことには見て見ぬ振りを決めこむんだなとも思うから、歳相応という言葉がそもそも好きじゃないんだけど
恋愛至上主義と水面下でがっちりくっついてる感じが余計にそういう要素を際立ててる感じがして本当に嫌だなと思ってる
「歳相応の経験がなければ大人じゃない」じゃなくて、「人によって色んな経験をするので、その中から人を尊重することを学び生活に活かせたら大人として望ましいことですね」じゃ駄目なのか？

これに関しては正直AセクやAロマが絡んでるか微妙かもしれない……もしかして自分はクワロマなのか？と一時期悩んだこともあるんだけど
あんまり関係性に名前をつけることが大事と思わないんだよね
関係性の名前がどんなに世の中的には強固なものだろうが壊れる時は壊れるし、逆に特定の名前がついてない関係性でも大事なものはずっと大事で続く場合もあるし
だからなのか、恋愛物とかで「あなたにとって私って何なの！？」からの恋人になってハッピーエンドの良さがあまりわからない
「『関係性の名前が何で、今後それがどう変わろうと縁を繋げていたい人』じゃ駄目なのか？」とどうしても思っちゃう

自分が恋愛・結婚したい訳じゃないけど恋愛に価値を置く人が多すぎ&それを前提に社会が語られすぎでたまに何が何だか分からなくなるのは疎外感ある。
パートナーがいない→不幸な人生　パートナー出来た→その瞬間から幸せになったね！おめでとう！　みたいなノリだもの
何がそんなに劇的なんだろう…私は一応付き合ったことあっても何も人生変わらないし興味持てないままだったぞ