浅慮だけど、もし世界に恋愛感情が無かったらと時々夢想する

非当事者がAセクって概念を知るのが現実の当事者の存在からではなく、創作物に登場してくるキャラや「このキャラはAセクなのでは？」という考察から、というルートが増えているせいで「Aセクはこうなんだ！」とゼロから100まで自分（非当事者）の想像と偏見で決めつけていい風潮になってきてるのかもしれない
と、「あのキャラAは多分アセクでキャラBによってデミセクにされるの」とかいう語りを見かけてそう思った

セイ嫌悪ありAセクであり、シスジェンダーで女性の身からする選択的夫婦別姓について
一応セイ的な要素を含むと思うので下げます

無自覚だった頃の嫌な思い出で異性に不信感あるし、同性も恋愛話とかにすぐなるしで友人作るのすら億劫に。
そういう寂しさはあるけど、人と関わる煩わしさより色恋の全てから離れられるし一人でいるのが楽なんだよ。
消去法だけど。

恋愛求めてない人間が感じるのは「寂しさ」じゃなく「暇な時間」なんだよ。自己完結出来るから勝手に憐れまないでくれと言いたい

ずっと忘れてた、忘れたつもりだったことが急にフラッシュバックしてしまった。とても悍ましくて口には出したくないけれど誰かに知ってほしいからここに書きます。不快な話なので下げ

Aロマの昔話。ちょっと長い。

学生時代のある日、映画の趣味が合う男の子に告白された。しかし、残念ながら当時の私にAロマであるという自覚は無く、『断れば一緒に映画の感想を話せなくなる』という焦りから、咄嗟に承諾してしまった。

そして翌日からは、彼の今までとは違う言動……いわゆる恋人らしい振る舞いに困惑と嫌悪を感じ、またそんな自分に罪悪感を抱く日々が始まった。
どんなに頑張ってもキスはおろか、手を繋ぐことすら気持ちが悪く、〇行為など以ての外……結局、無意識のうちに彼に嫌われるような態度を取るようになり、最終的には1年と待たずに破局した。

Aロマである自覚のなかった私が、全ての元凶なのは間違いない。

それでも、最後にあの人が言い放った『ヤラせてくれない女なんか付き合う意味ない』という言葉。男を弄ぶ悪女として校内に広められた噂。同性愛者を疑われ、女の子にキスされそうになった事など……ここでだけは、私も辛かったと身勝手を言わせて欲しい。

YouTubeで恋愛至上主義的だったりセイ的な発言が全然ない（チャンネルを作成している人自身の「モテたい」とか）チャンネルをちょくちょく探して見ている
個人的に好きなのは、ミニチュアを作ったりそういう工作系のチャンネル
（Hanabira工房さんとか、ネンドザイカーSNAILさんとか）
見てるとハッとするような美しさに目を見張ったり、原作へのリスペクトを元にした楽しいものを作っているのを見るとワクワクするし、実際自分でも作ってみる時は楽しい
そういう時は何か恋愛やセイ的なものから自由になって、本当の自分でいることを責められずにのびのびいられる気がする

Aセクで興味もないならsei嫌悪を持つのはおかしいみたいな論調を見かけたけど謎すぎる。
人間に「君めちゃくちゃ美味しそうだね食べたいな」って純粋な食欲向けられたら気持ち悪くない？
それと一緒だけど…

他のAセクの人はどんな考えしてるんだろうなと思ってSNSとかで探すと、「Aセクって本当生きづらいよね。まあ私には理解あるパートナーちゃんがいるんですけど」「Aセクって本当生きづらいよね。まあ私はやりがいのある仕事について高収入を得ているんですけど」みたいのがちらほら目についてきついこともあるので匿名の意見が見られるここは本当ありがたいと思った

早く「あの頃は恋愛至上主義がキツかったよね〜今はすごく生きやすいけどさ」と笑いながら言いたい

（何を言いたいか分からなくなったので読み流してほしい）
40歳で未婚で今後も結婚とかするつもりはないんだけど、異動先で勝手にバツイチだと噂を流されて反射的に「ウゲッ！！」と心底嫌悪感を抱いてしまった。
ちなみに異動先はみんないい人たちばかりで、仕事も合ってて天国か？？という感じなんだけど、保守的？昭和的な傾向があって、「40歳で未婚なんてありえない！」という思い込みから噂が立ったらしい。
この年で結婚していないのはおかしい、という思考回路に反発を覚えると同時に、一周回って「あ、私って結婚できないほど人格に問題がある人間とは思われてなかったのか」とちょっと安堵したような感情もあって、なんか混乱してる。

そう言えば女性には◯欲がないと言われがちなのは、20年前くらいの小学校で「男の子はそういうことに興味があるけど、女の子はそういうことに興味を持たない」と教わっていたのもあるんだろうか
2002〜3年ごろにはAセクという言葉がすでに日本に上陸していた様子だから、あの頃からそうした指向に関する教育が義務教育に組み込まれていたら、今の当事者を取り巻く状況は男女共に違っていたんじゃないかと思う
実際は◯欲なんて性別関係なく人それぞれであり、◯欲の有無に関係なくそうした接触を他人と持ちたくなければノーと言うのは人として当然の権利、その上でセイ的指向が色々ありますよ、というものなのに
そうしたことを何一つ教えてもらえなかったな……あれはセイ教育ではなく世の中のセイの取り扱われ方をただ言い聞かされていただけだな、と今にしてみれば思う

「女性はみんな◯欲が無いのが当たり前なんだからいちいちアセクなんて名乗るなアセクなんて分類消せ」って意見を見かけてしまってほんと辟易した
◯欲の有無はアセクとは関係ないし、ツッコミどころ多すぎだわ
ただでさえAセクの概念を知った人は「自分の◯欲を否定するな！」と憤慨するケースが多いのに部外者が変な上書きするの止めてくれよ

よく夢に自分に恋愛的な好意を抱いた人間がすごい嫌な役として出てくる。こう夢に出てくると深層心理でずっと恨んでるのかもしれない…実際クラスメイトに揶揄われたりしてすごく嫌だったけど、それは揶揄う周りが悪いのであって本人は悪くないって頭では理解してるつもりだけど…。

海外のカップル文化に比べたらまだ日本は生きやすいのかもしれないけど、でも果たしてこの状態が幸せか？と言われたらNoだなと思う

AセクAロマなのを周りには隠してるから、時々縁談を持ち込まれることがある。困る反面、「誰かに紹介しても大丈夫な人って思ってもらえてるんだ」って、安心する気持ちもある。いい年して独身だなんて変人だと思われてないかって不安があるから。

恋愛リアリティーショーがマジでマジで苦手（このジャンルを好きな方いたらごめん）
ある意味ポ◯ノよりも生々しいと思ってしまう…

結局今まで誰にも惹かれた事がないからこれだと思っているし
だから異性愛者か同性愛者かも結局よく解らないのだけれども
性自認は安定して女性ではあるんだよね

その辺まで誤解されたり、少数派からも更に少数派扱いされるのもどうでもいいっちゃいいんだけど
性別性別、恋愛恋愛ってなんだろう、世の中そればっかりでいちいち面倒くさいなと思う事はよくある

まだAセクという言葉を知らなかったころ、「誰かとそういうことをしたくないのは、自分が他人からセイ的に消費されやすい女性というセイだから？」と思って「じゃあもし自分が男性だったら、セイに対して違う意識を持っただろうか？」と考えたことがある
でも結論としては「仮に自分が男性だったとしても、誰かとセイ的な関係を持ちたいと思わないだろうな」と思った
セイ的な目で見られると、社会から課せられた性別の役割（セイ的魅力と呼ばれる物を含む）＞＞＞個人としての自分の心、みたいな、自分の人間としての部分を無視されたような感覚になるんだよね　この役割は男女両方に課せられがちなのでその圧力がそもそも嫌なのと
人間として好感を抱いていた相手だとしても、セイ的な目で見られるという段階を踏んだ時点で「そういう目で自分を見ていたのか」と嫌悪感が否応なく募るからだろうなと思ってる