「ああちくしょう！」俺はそう叫んで通学鞄を放り出し、友人たちを置いて走りだす。

破られた封印を見て私は｢胸騒ぎは間違っていなかったんだ｣って呟く

貴様ッ、生きていたのか！！

ふぅ、間に合ったか

あの彗星どんどんデカくなってね？

このまま何もせずにいろってのか…無力だ

｢コードXフッカツセリ｣そのメッセージを聞いて私は｢あれは破壊されたんじゃないの！？｣と戸惑う

再び動き出したというのか…

空からネコちゃんが！？！？

夏が終わっただと……ッッ！？
終わらせるものか……ッッ！！！！
夏を俺たちの手で続けて見せるッッ！！！！

長い間途絶していた本部からの緊急指令を受診して私は｢…いよいよこれを使う時が来たのね…｣と格納庫の戦闘艦郡を見渡し、起動に取り掛かる

た、台風が引き返した、だと！？バカな！防衛線を確保しろ！

あぁ…私もとうとうここまで来てしまったのか…

フフフ……良き月夜じゃ

通信機から流れたその言葉を聞いて私は｢思っていたよりも遅い…？｣と予測との差異に違和感を抱く

世界と世界を繋ぐ空間で私は｢彼らはほんの先触れ…だがアレはいつかやって来るはず｣って憂う

バカな……このtterの命が残り17時間だと！？
早すぎる……！衛生兵！！延命措置だ！！！！！！

あの星は…いや…文献にはそんなものは一つも……そんな──

風もたまには優しいんだな、俺を励ましてくれてるのかい？

バカな……もう日が昇っているだと……！！？
おかしい……早すぎるッ……！！！