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おすすめ本紹介ったー
おすすめ本紹介ったー
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文庫フェアで帯に読めばあなたも彼女の虜とあったので気になって読んでみた本。小学校中学年の子供たちのスクールカーストとかいじめから事件に発展してーって言うのがあらすじだけど、描写が個人的にえぐい。展開は途中で想像つくかもしれないけれど読む価値はある。
車中から捨てられてしまった犬の放浪の旅を描いた絵本。
文章は無いけれど、柔らかくも力強い鉛筆のストロークで描かれた絵の躍動感が素晴らしくて今でも心に残っている作品です。
神と黒蟹県/絲山秋子
黒蟹県という架空の地方都市を舞台にした現代ファンタジー。これといって目立つところのない地方都市の描写がとてもリアル。雰囲気はゆるいけど写実的な小説を読みたい人に特にお勧め
できれば何も情報を仕入れずに読んで欲しい。
夏目漱石の本の中でも読みやすい気がした、個人的に。
この時代の本って古本屋とかいけば大体あるし、昔の本だからお手頃に買える。しかも色褪せない面白さ。おすすめ。
自分は太宰治から純文学にハマったんだけれど、この時代の独特な、闇というより薄暗い感じがして面白かった。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
映画「ブレードランナー」の原作ですが映画と登場人物は同じであるものの、ストーリーの内容や細かい設定は異なります
初めて読む人でもラストに進むにつれタイトルの意味が高まり、格別な読み応えを感じさせてくれる作品だと思います
冷蔵庫に貼ったメモだけで物語が進んでいく、ちょっと不思議な構成。
ただ、テーマはどこにでもいるようなお母さんと思春期ナウな娘さんのお話なので、すぐに物語に入り込めちゃいます。
切なくも日常が愛おしくなる、そんな作品です。
「同志少女よ、敵を撃て」がすごくよかった
進撃の巨人スタッフでアニメ化してくれ
ホラー映画の中身よりかは「クソ映画を観る労力」についての記述に共感したかもしれない。レビュー等を見て事前にクソ映画を避けられているという現状にも感謝しつつ。ちなみに知ってる映画2個くらいしか出てこなくて、リサーチ力すげ〜と思った
これも漫画。将太の寿司で思い出したので
包丁を持った瞳孔開いた職人の画像、Twitterで見たことありませんか?あれの元ネタです
築地魚河岸のお店に三代目として働くことになった主人公。悪戦苦闘しながらも築地に慣れていき、三代目として成長していくストーリー。
魚のことはドシロウトなのに『何年も前に食べた魚の味と今食べた魚の味を比較できる』という類まれなる才能を持っているのが面白い。作中人物に食い意地が張ってると評されるけど明らかに異能。強い。トリコのキャラか?
Twitterでバズった寿司漫画がKindleセール中です。全巻セットで200円! 「あ……!」が有名
ちょっと古いけどオススメだよ
寿司の大会で人を線路に突き飛ばす漫画が読めるのはこれだけ!
人類が滅んで3万年後、モフモフの生き物達によって化石から蘇生された主人公のOLちゃんが「なでるだけの仕事」をがんばる話
はんぺんみたいな謎の生き物達がかわいいのと、ギャグの空気感が妙に癖になる感じでめちゃいいのでおすすめしたい!!!!コミックPASHneoで3話まで読めます
瀬尾まいこらしい変なキャラの女もいるけど、まあ主眼は戸村飯店の兄弟だから置いとこう
大阪の下町の中華料理屋、常連客大多数、デリカシーのない昔気質の店で育つ兄弟
兄は家を継ぐかと東京に小説家になりに行くと上京、弟は家の手伝いもしてるしこのまま家業を継ぐんだろうなと思いつつ残りの学生生活を全力で励む青春劇
関西弁の空気感と父親という大きなファクターで揺れる兄弟、そして後半の2人の道は……
割と印象深い感じがなんかいい。吉本新喜劇をテレビで見たことある人じゃないと通じないネタがあるのは許したってや〜
いや、知ってるわと言わず読んで欲しい。
なぜなら全てストーリーを知った上での二周目の方が読み応えがえぐいと感じているので。登場人物の心情がよりリアルに刺さります。
初読みの方はアニメでさらっとみた方が良いかもぐらい秘密にされてる事も多いです。難解。つか私にとっては『終わらないと分からなかった』事だらけでしたわ。ほんと。
まだ最後までいってないけど最後もまたより刺さるんかなぁ。楽しみだ。
ボロボロの子猫を拾って育てる話(作者のエッセイに近い)
自分が生死について抱いていた色々な感情をスッと軽くしてくれた上で、なんとなくでも「生きるか…」 と思わせてくれる話だった。
夏目漱石は読みやすくて本の虫じゃなくてもスラスラ読めて好きぃ。もう文章以外の情報も考察も要らない。
この小説は明治から大正の日常小説というか恋愛小説というか婚姻小説というかウーマン・リブ小説というか。
途中に女性に対する一節があるのですがそれを読んで『今どれだけ女性がこれを得られているのか……古臭い言葉になってないのめちゃくちゃ悔しい……』と思ってしまった。男の人に自分の意見を言う時の枕詞もなんだか悔しいし。でもきちんとここに登場する人物は幼馴染みという事もあってか対等に向き合ってて好き。
でもこの時代の女性は結婚しないと生きていけないんだよね。結婚するのが当たり前だからだけではなく生きる術を全て奪われていたから。習えるのは家事だけ。そんな時代が垣間見える小説です。