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悲惨さは実写版『ニューオーダー』とも言えるがポーランド国民が移民受け入れに反対的でないのがせめてもの救い。
2国の警備隊の所業を見せ付けられた後でウクライナ難民を人権活動家と紳士的に受け入れ先へと誘導する対比が本当に恐ろしい。
ウクライナ側からは2年間で200万人もの難民を受け入れながら、森の国境で犬に追われ、暴行を受け行き来させられる内に亡くなる中東やアフリカの難民は3万人(今も更新中)
日本も将来難民になった時(可能性はないとは言えない)、受け入れられるのか人間兵器にされるのか、と悩みながら劇場を後にした。 -
EUの混乱を招く為にベラルーシ政府にポーランドに誘導(安全に亡命できると騙し連れて行き置き去り)された難民を中心に国境警備隊、難民を支援する人権活動家、と交互に立場を変えて展開していくドキュメンタリーのような構成でいて脱出もののスリリングさもありながら現在も続く悲劇を、映画を通して如実に見せてくれた。