• APz6sS5月8日
    十二人の怒れる男
    とある少年の殺人事件に陪審員として集まった12人の男たち。状況証拠も証言もあり、11人が有罪に手を挙げる中、1人だけ手を挙げない男がいた。彼が言うには無罪だと思っている訳ではない。ただ、1人の人間の生死を話し合いもなしに決めてはいけないと…

    超名作の密室劇という噂に違わぬ面白さ。1時間半同じ部屋で喋ってるだけの作劇でこんなに熱くさせられるとは。話し合いの中で隠れた偏見や差別が炙り出され、徐々に有罪派から無罪派へと人々が意見を変えていく。優れた脚本の凄さを堪能できる一本だった。