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自撮り棒片手に自身を写しながら、好きな人について話しながら家に向かう彼。彼が人気だったのかは覚えていないし、コメントが荒れていたのかも分からない。多分、私はめちゃくちゃ悲しくてイラついていてそれどころじゃなかった。ショックのあまり、好きな人について話す彼を見れなかった。壁をぼーっと眺めていて、「近くまで来たよ」と言う声で我に返った。
……あれ、なんかこの道見覚えあるな。見覚えがあるというか、私の近所だ。「えっ、これ(原作はゲームだった気がする)ってこの辺りモチーフだったんだ〜!ということは推しくんの家は、推しくんのよく行くところとかってあそこが元ネタかな…!?」と1人で興奮していた。
でも段々私が帰るルートと彼が歩いているのはまったく同じだと気づいてからなんか変だな、と思い始める。ここまで同じなことある?推しと一緒で嬉しいというよりも、ちょっと違和感の方が強かった。「着いた」と目を細める彼。私の家の前だ。 -
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スマホが内カメから外カメに切り替えられて、ドアが映る。
え、何これ?部屋番号も一緒だ……と呆然としているとインターホンが鳴る。画面の中の彼と一緒だ。ビビらせやがって。私は今忙しい!と居留守をしてやろうと思ったのに、あまり時間を空けずにもう一度鳴る。画面の中の彼と一緒だ。またインターホンが鳴る。画面の中の彼と一緒だ。またインターホンが鳴る。画面の中の彼と一緒だ。
「○○ちゃん、いるよねぇ」
彼はボソリと呟いていたと思うのに、イヤホンと玄関の方からはっきりと聞こえた。うっとりとした声だったと思う。どうして私の名前を。
ふいに内カメに切り替えられる。彼は鍵を見せつけるように揺らした。んふ、と笑う彼。いやまさかな。
耳元と玄関から、カチャンと音がした。
「来ちゃった♡」
で、暗転。起きちゃった……!!!続きは!!?2度寝したかった!!!こんなにはっきりと覚えてるの久々すぎてヤバい。 -
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動画配信者でこちらに干渉してくるタイプのメタい二次元ヤンデレの"彼"
・彼はアボ○ド6さんみたいな、少しふわふわしていて可愛らしい印象の絵柄。実際、可愛いって声が多いタイプだった。
・少しおっとりしたキャラ。
・色白。
・少しサイズの大きい、ゆったりとした茶色いカーディガンを羽織っている。
・襟足は首筋が半分隠れるくらいの長さ。
・右か左に前髪を流していた(たしか左)。
・ミルクティーみたいな薄い色の茶髪(ベージュ?)。髪が優しい色味なのも推しくんらしくて可愛いな〜、と夢の中の自分は思っていた。
・ちょっとだけくせっ毛?襟足辺りのみ若干跳ねてる。
・ジト目っぽいタレ目(ガッツリとしたタレ目ではない。そんなことないのに、眠そうだねってよく言われる感じ)。
・直線寄りの細いタレ眉。
・目の色はちょっと薄い赤。
・20代半ばに見える。 -
相手は動画配信とかしてる二次元のキャラなんだけど、超て○ちゃんみたいに実際に三次元の方にも公式から配信してる。VTuberじゃなくて、超て○ちゃんみたいにドット絵でもなくて、普通の?絵。でも、場面が変わるとゲームみたいに立ち絵も変わる。私は彼をめちゃくちゃ推していたからその配信をいつも楽しみにしていた。多分ガチ恋してる。
で、今日も生配信見るぞ〜ってワクワクしていた。そしたら配信中「好きな人がいて…」とか言い出して「おいおい嘘だろ……公式で相手が出たらもう勝てねぇよ……」って泣きそうになる。「それでね、今日は好きな人に会いに行こうと思うんだ」と画面の中でふわふわ笑う彼。頬まで染めちゃって……その赤面の立ち絵を見る度に「好きな人を嬉しそうに語る彼」とか思い出しそうでヤダなぁ…ってメソメソしていたら場面が変化。外に出ている。