スオミの話をしよう
ネタばれあり。

面白い部分もあるけど、全体としては微妙かも。悪くはない、けどなんと言うか、スッキリしない。別のところで酷評してる人もいたけど、そこまでじゃない。むしろ考えさせられた。
まあ、夫たちが自分本位の人ばかりで。「妻となった女性を分かっているつもりのエゴイストな男たち」が悲しくも哀れで可笑しい。
自分の理想ばっか押し付けて、見たいものしか見ていないのに、分かったつもりになっている。それを「愛だ」と言ってれば逃げられるって。
スオミも彼らの理想を演じていれば疲れてしまうのは当たり前で、だからと言って、本来の自分に戻りたくても、その生き方が当たり前になり過ぎて…と皮肉な感じ。欲を言えば、スオミはもっと正体が分からない方が良かったかも…。
ただ、スオミの幼馴染のアザミ、彼女が何者なのか謎過ぎて気になる。流石の存在感です。宮澤エマさん。