• /jkQCO12月14日
    明治政府が仏教の権威を削るためにお坊さんに妻帯を勧めた……みたいな文章を読んでてふと、たしかにもし今でも「お坊さんは妻帯しないもの」だったら、ちゃんと俗世を離れている人達として僧侶が精神的支えになったかもなあ……とか思ってしまった。少なくとも私はその方が人生相談しやすい。

    今はお寺っていうとほぼ完全に世襲だけど、もしそうじゃなかったら、人の一つの進路として「出家して勉強して立派なお坊さんになってお寺を受け継いで……」みたいなルートがもっと残ってたかもしれないし、そのほうが逆に仏教がもっと身近だったかもしれないよね。
    そして、出家を選んで独身を貫く立派なお坊さん・尼さんたちに接する機会が日常的にあれば、昨今の「社会のリソースを食っておきながら独身子なしなんて!」みたいな論調も多少ましだったんじゃないかしら……とか考えちゃう。もちろん、生臭坊主とか小僧を口説く坊主とかも昔からいたっていうのはわかってるんだけどね。
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