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  • huLWs212月21日
    避妊が何故世の中に必要か?なんだけど、まさしくこれはAセクの人が苦しみやすい「セイ的なことに興味がないし、したくない」という気持ちが尊重されにくいことと地続きなんじゃないかと思っている
    以下セイ被害、その際に起こるトラウマ反応、及び被害者への二次加害について触れていて長いので下げる
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  • スレ主(huLWs2)12月21日
    非常に残念ながら、世の中で言う「行為」とはお互いの同意を得て行われるものばかりではない
    これは恋愛関係にあっても起こることがある(むしろセイ被害は見知らぬ他人より身近な知ってる人からされることが多い)
    例えば「拒否したらもっと酷いこと(暴力行為、あるいは生活の基盤を失う可能性、今自分がいる社会からの孤立など)が起こるかも」と思えば、自分の生存を高めるために行為をすることを選んだりする
    本当に重要なことなんだけど、この「結果として行為をする」を選ぶのは、その人が精神的に弱く卑怯だからでは全然ない
    人間は心身を脅かすようなショックな出来事に直面した時、内心の「嫌だ」という恐怖の感情や意志とは関係なく、体が本能的に「命を守るためにとっさに取る行動」を選ぶことがあり、こうした場面もこの反応が出ることがある これを5F反応という 詳細を以下に記載する
  • スレ主(huLWs2)12月21日
    返信先: @自分 ①Friend:友好的反応
    ②Fight:抵抗、戦う
    ③Flight:逃げる
    ④Freeze:凍りつく
    ⑤Flop:迎合する

    女性は男性より筋力が弱い=力が弱いので、特に1対1の時で周りに助けてくれそうな人がいない時など「とっさに戦ったり(②)、逃げる(③)」を選択してもリスキーになる この選択をしたからと言って被害を最小限にできるか分からないからね 「逃げようと思えば逃げられたのでは?」なんてことない
    このため被害者は①、④、⑤を行う場合が多い 
    ①の友好的反応は簡単に言えば「まあ落ち着いて」と微笑むような感じ(=あなたの敵では無いので酷いことをしないでください、という穏便に被害を回避するための反応)
    ④は出来るだけ心身への苦痛を回避するために体が硬直する反応(何かの発表会の時、緊張して頭が真っ白になるやつの最大級のものを想像して欲しい こうした時「自分の身代わりが被害にあっている」ような感じで解離している状態が起こりやすい)
  • スレ主(huLWs2)12月21日
    返信先: @自分 ⑤は被害を最小限にするために、加害者へ迎合する反応(抵抗して被害が長引くよりかはさっさと終わった方が生存の可能性が高まるため)
    というわけでNoを無視される行為についてはこういう反応が、本人の意思とは関係なく起こる なので「はい今からこの反応のうちどれかを選びます」とはできないし、重ねて書くけど被害者のせいでは全くない 
    「行為に応じたなら、結局完全拒否したわけじゃないじゃん」ではなく「応じなければ自分の身や人生がどうなるか分からなかった、内心ではどんなに嫌だとしても」が正しい
    恥がどこにあるかといえば、それはこんな風に人を追い詰める加害者側にある
    さてそんな風にNoを尊重しない相手が、女性が妊娠しないように自発的に配慮するだろうか?というと、そうではないことが多い
    女性にとって妊娠は非常に様々なリスクがあり、人生を左右するにも関わらず
  • スレ主(huLWs2)12月21日
    返信先: @自分 なので望まぬ妊娠を防ぐためにアフターピル(経口避妊薬のこと、行為後72時間以内に内服すれば妊娠を98%防げる ワンストップセンターでも相談可能)などが必要な現状がある
    本当に「そもそも行為がしたくないのでやりたくありません」とか「少しでも妊娠の可能性があるなら嫌です」がきちんと尊重され、受け入れられる社会であれば、避妊なんて概念はなくて済むだろうに……と思う
    そういう社会であればAセクの身としても生きやすいと思うしね