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  • スレ主(r8FWPR)3月21日
    「ぼくらの」、鬱漫画の名作として名高いため、今まで心にダメージを負いたくなくて避けてきたが、無料キャンペーンを機に覚悟を決めて一気読みした。

    面白かった。
    確かに鬱漫画なんだが、決して鬱要素だけではない漫画だった。鬱ではあるが、陰鬱ではない。一種の爽やかさすらある。「人間讃歌」と言うわけではないのだが、人間というものを信じてみたくなる気持ちにさせてくれる良作だった。

    願わくば、10代の頃に出会いたかったが、10代の頃の自分には刺さらなかった気もするので、この出会いでベストだったのだと思うことにする。
  • iWikcr3月21日
    返信先: @r8FWPRさん ぼくらのがとても好きなので、今回の無料公開でいろいろな人の感想が読めて嬉しいです…!
    設定だけでいうと本当に理不尽で鬱なんですが、(一部を除いて)自分が生きる意味と向き合った上で終われるので意外に読後感が爽やかなんですよね。
  • スレ主(r8FWPR)3月21日
    返信先: @iWikcrさん 感想を読んでいただきありがとうございます!
    名作に対して、拙い感想でお恥ずかしい限りです。
    自分が生きている間に読むことが出来て本当に良かったと思える作品でした。
    まさしく、自分が感じていた爽やかさの要因は、そこにあると思います。
    人間が自分の生き方に本気で向き合うには「約束された自身の終わりに直面しないと難しいのではないか」、そして「直面したうえで、様々な感情・思考・しがらみの中で自分が思う『答え』を見つけるのは更に難しいのではないか」とこの作品を読んで思ったので、限られた時間の中でそれを見つけることが出来た子供たち、また、見つけられずもがく子供たちの姿は、どれも正しく尊い『生』の形だったと思います。

    読んだばかり人間ですが、この作品がお好きな方と出会えてとても嬉しく思います、コメントありがとうございました!
  • iWikcr3月22日
    返信先: @r8FWPRさん 拙いなんてとんでもないです!すごく素敵な言語化に頷きっぱなしで、連打ハート機能があって良かった~と思っています!
    同作者の前作でも本作でも、人一人の命の終わりはその人にとっての世界の終わり(地球の終わり)と同義であるという主張は変わらず、本作では、自分の世界の終わりが身近な誰かやどこかの誰かにとって何かの変化をもたらすことが出来るなら、そんな誰かの世界を続けさせることが出来るなら、終わりも悪くないなと、綺麗に終わりを需要出来る物語になっているんですよね

    達観しているように見えた子に「本当は嫌に決まっている」と言わせたり「こどもの命と引き換えに世界を救うなんていうのは間違っている」と周りの大人が言ってくれたり、安易に生命を散らすことを賛美するだけに終わらなかったのも良かったです
    アニメOPや鬱アニメというのは知っているけど漫画を読んだことないとか、最後まで読んではいないという人が多いので、とても嬉しかったです!長文失礼しました!