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例えば「自分は舐められないように努力して、今の立場を掴み取った→他の弱い人間とは違う」とかになってしまうと、自分の弱さを認めたらアイデンティティが崩れる状態に繋がるので、本当はくるしくてつらくて助けてほしい時も「助けて」と言えなくなってしまったり
「せめて何とか普通になれるよう努力して頑張ったけど、どうしても自分は補える人間になれなかった→能力がないから自分は駄目なんだ→自分はどこまでも駄目な人間」と、自分の弱さを自分の存在全てを否定するものとして捉えて「こんな自分に価値はない」とそもそも助けてほしい時に助けを求めることをやめてしまったりとか -
で補えても、補えなかったとしても、それは結局自分の中の弱さ(これはマイノリティであることじゃない、生きてる以上発生する「つらい」とか「悲しい」とかそういう感情や、まああるいは普通に性格上の欠点として捉えられやすいところ 人間の完璧性のなさと言ってもいいかも)を否定することに繋がりやすい