• gg4EZi5月4日
    返信先: @自分 生まれたすべての人間が〈レベル1の浜〉というところに流れ着く世界。
    レベル1で流れ着かなかった主人公は特異なものとしてその世界にいた。
    生まれる前の記憶はあるのだが、辛く苦しい生活をしていた子供としてのものしかなく、その世界の大人たちが期待するようなものではなかった。
    異端として育ち、孤独に過ごす主人公はやがて動物遣いとしての才を芽生えさせる。それは決して珍しいものではなかったが、いつの間にかそばにいた大型犬と、同じく孤独だが優しい老人と穏やかな生活をともにするようになる。
    主人公はある日、森を散策中に親からはぐれた子犬を拾い〈テュール〉と名付けた。
    新しい家族を加え、過ぎてゆく優しい日々。
    それは、世界の異変とともに終わる。
    頻繁に大地が揺れ、レベル1の浜に赤ん坊が流れ着かなくなったころ、世界が滅ぶ、という話が広まった。
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