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  • スレ主(gg4EZi)5月4日
    生まれたすべての人間が〈レベル1の浜〉というところに流れ着く世界。
    レベル1で流れ着かなかった主人公は特異なものとしてその世界にいた。
    生まれる前の記憶はあるのだが、辛く苦しい生活をしていた子供としてのものしかなく、その世界の大人たちが期待するようなものではなかった。
    異端として育ち、孤独に過ごす主人公はやがて動物遣いとしての才を芽生えさせる。それは決して珍しいものではなかったが、いつの間にかそばにいた大型犬と、同じく孤独だが優しい老人と穏やかな生活をともにするようになる。
    主人公はある日、森を散策中に親からはぐれた子犬を拾い〈テュール〉と名付けた。
    新しい家族を加え、過ぎてゆく優しい日々。
    それは、世界の異変とともに終わる。
    頻繁に大地が揺れ、レベル1の浜に赤ん坊が流れ着かなくなったころ、世界が滅ぶ、という話が広まった。
  • スレ主(gg4EZi)5月4日
    森に住んでいてその話に気づくのが遅れた主人公とその家族はこわごわと街へその話が本当かどうか確認しに行くが本当の話だったようで、避難方法や避難先の案内がありすでに避難は始まっており大型犬以外と散り散りになってしまう。避難先は空港。避難方法とは飛行船に乗り、空にある浮島への移住だった。
    大きく大地が揺れ我先に避難先に向かおうとする群衆。大型犬をかばいつつも人にもまれながら家族を探す主人公。
    人波が落ち着いた頃、ぽつりぽつりと立ちすくむ老人たちに主人公は気がつく。
    どうやら彼らは生きることを諦め、若者に場所を譲った老人たちのようだった。
    その中に主人公の家族だった老人はおらず、ふらふらと足を進めると前方に何かの塊が落ちていた。
    それは、逃げる人々の波に巻き込まれた〈テュール〉で、もう息をしていなかった。

    ここでおきた。
  • スレ主(gg4EZi)5月4日
    全部神視点で、主人公だけフォーカスして映像作品のように流れを見てた感じ
    さいご助かるような感覚はなかったんであのまま諦めて世界と一緒に無くなったかな、と
    夢の中でも子犬の名前がやたらと強調されまくってて、なんかあるのかと思ってたらなんもなく踏まれて肉塊になっててえってなった
    最初の浜とか森の風景とか見覚えなかったけど、街はわりかしよく見る世界のものだったんで、これで滅んだからもうここの風景見納めかーとなるなど
  • 0wbonC5月5日
    返信先: @gg4EZiさん すごい…!
    悲しいけど壮大でなんかの映画か漫画みたい!
    私もこんな夢見てみたいです