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→ 「『何故』の前に、そもそも被害者に抵抗は無理な状況ではないか?」という確認をしていくと、被害者の心理的な負担を軽減した聞き方になるんだそう(「なぜ私は凍りついたのか ポリヴェーガル理論で読み解くセイ暴力と癒やし」より)
こういうことを聞く必要性があるケースというのは、まあ裁判で加害者の弁護士から質問されるとかそういう場合で、日常生活ではそんなにないかとは思うけど……例えば警察に被害届を出すことになった時、被害時にどういう状況だったか入力してもっていけるシート(THYMEのセイ暴力被害状況入力フォームなど)も今は存在するけど、被害者本人が入力するのはすごい負担を伴う場合がある
そういう時に代筆を頼まれて、こちらから質問しなくちゃいけない時に、こういうことを知っていたら被害者を傷つけずに済むんじゃないかな、と思う→ -
でも「何故」そうしなかったのか、というのは「あなたは別の選択肢を取れたはずのに、どうしてそうしなかったのか」というニュアンスになってしまうからこそ、被害者を責めている=二次加害になってしまう
(セイ被害は社会的か、あるいは物理的に逃げる余地が残されていないからこそ起こるので、被害者にしてみればできもしないことで責められているのと同じ)
ただもし打ち明けられた時(その際被害状況について聞く必要性があるとしたら、というのは大前提で)の聞き方としては、まず事実を確認するのがいいんだって
例えば「何故、抵抗しなかったのか」ではなく「あなたは抵抗しましたか?」という感じ
その後で「あなたは抵抗できましたか?」と聞いて、「抵抗することは難しかったですか?」という感じで→