返信の条件を満たしていません。
[条件を詳しく見る]
[条件を詳しく見る]
-
-
- 読み込み中...
窓から飛び降りたい気分だったが、帰り支度は人が減ってからにしようと皆が学食に行くのを待つ。
ぽつぽつと残ったクラスメイト達が、嫌そうにこちらを見ていた。何かされるのではと怖かったので、帰りの支度をするから道を開ける協力はしてくれるよね?と強気に言う。さっきまでの弱者でなくなったことに驚いたのか、大人しく机をずらしてくれた。
鞄に詰めていると一人声をかけてきた子が、小さなリスの柄の箱を渡してきた。もう戻るつもりが無かったので、お礼も出来ないから気持ちだけとお礼を伝える。
箱を開けつつお菓子だから食べて!と勧めてくれたが、貴方が食べたくて買ったものでしょうと遮った。
支度を終え、校長室へ向かおうとするところで目が覚めた -
自分もちゃんと授業を受けたいのに忘れ物ばかりで、バカにされるし辛くなって泣いていたら先生が来た。
丸まっていたので寝ていると勘違いしたらしく注意される。教科書を忘れたと謝ると、だから寝て良いわけじゃないと怒られる。不甲斐なさに泣けてきてしまったと言うと、そんなのは知らないと呆れられる。
クラスメイトがピリつき始め、どうやら自分のせいで授業が延びているらしかった。昼休みが減る、と不機嫌な声が聞こえた。
先生がどうしてちゃんと出来ないのかと呟いたので、謝りつつ関係無いかもだけれど鬱で…と伝える。それを聞き完全に怒った先生は、授業を続けようとするも乱雑になる筆跡をこちらのせいにした。
クラスメイトはお昼10分で食べろって言うの!?と文句を言い、先生はお前はもう帰れ!と怒鳴り授業は終わった。