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投稿小説のままだったなら問題なかったんです
でも
企業が商業展開することで、「これは問題ない作品です、多少は過激かもしれませんけど問題ない健全な娯楽小説です」というお墨付きを与えました
このことで、枷となったはずの「ほんとにこれ問題ないの?」と誰しもが抱いたはずの疑問はなくなりました
「フィクションならイジメをエンタメにして楽しむことに何の問題もない」というコンセンサスが出来上がりつつというか、出来上がっています、もう
私はそれが怖いし、残念なんです -
作者の悪意、そして、作者に無自覚に同意する読者のピナに向ける嘲笑、悪意、それはらフィクションではなく現実の悪意です
何百万という人が、そのことを疑問に思わないようになる、私はそれを恐れます