• Fdr9GF9月30日
    愚痴じゃないけど、メギドのシナリオってこれであってる?

    最終的には蛆は本来の目的とは異なる、白き世界=三界とは別枠の世界でフォトンが生まれ、蛆はそちらで生きる道を選ぶ。以降はメギドラルには手を出さず、ソロモンたちとは決別=和解する。

    この物語は殲滅ではなく境界設計の話で世界の融合という暴力を止め、距離と新しい場を立てて共存をデザインしたエンディングになっている。
    最終章の「そして世界が生まれる」は、破壊ではなく創造で終わるという宣言になっている。

    蛆は理屈の悪ではなくフォトンへの欲そのもの。だから説得で善人化ではなく、欲の矛先を他界から自界(白き世界)へ向け替えて自己完結させたと理解してる。

    ソロモンたちは「最大の敵を倒す」のではなく、こちらの前提(護るべき世界)を更新して衝突を無意味化する。勝利より、設計の勝利に振り切った。

    続きます。
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  • スレ主(Fdr9GF)9月30日
    渋々この物語の終わりには納得してる。
    敵を倒すという二元論で終わらせず設計で受け止めるという帰結は筋が通ってる。
    同化の暴力を拒む価値観(多元性の擁護)としては、美しい。
    最後が「破壊→誕生」へ反転する構図は、思想的ハイライトとして納得感がある。

    それでも俺がこの物語を好きという気持ちで終わらなかったのはカタルシス不足だった。
    ここまで積み上げた「最大の敵」に対して、手応えのある決着より合意的な退場に見えてしまった。
    また隔離エンド。
    第四の場の提示が、最終局面の隔離がメタ解決として機能しすぎて、現実の痛みを伴う落とし前(ベルゼブフをメギドラルやヴァイガルドでの後始末)をやや棚上げした印象。
  • スレ主(Fdr9GF)9月30日
    返信先: @自分 ソロモン側の能動性が希薄過ぎる。
    最後の一押しが説得でも殲滅でもない構造変更によるもの。ゆえに、ソロモンというかメギド72の意志の爪痕が情緒として弱く感じる。

    許されてしまった後味の悪さについてだけど、結局蛆の欲の矛先を変えただけで、これまでの被害の総決算が情緒の上で回収されにくい。理屈は通るけど、心は置いてけぼり。

    頭ではわかる。
    構造としてはめちゃくちゃ綺麗なんだ。
    でも、7年追いかけてきた、心が欲しがっていた「決着の重み」は軽い。
    だから渋々物語の終わりに納得はしたけど、やっぱり好きにはなれない。
    故にやっぱこの終わり方はほんと辛かったよ。
    お目汚し失礼しました。
  • GcBstJ10月1日
    返信先: @Fdr9GFさん 理論的な形で自分の中のモヤモヤの幾つかも解決されました。
    有り難う御座いました。
  • スレ主(Fdr9GF)10月1日
    返信先: @GcBstJさん リプライ有難う御座います。
    自身の物語への理解が合っているか自体も疑問でしたが、何か解決の糸口になったならば幸いです。
  • QQYJSt10月1日
    返信先: @Fdr9GFさん ストーリーを一回読んだきりなので記憶が曖昧ですが、私の認識と同じなので合っているかと思います。

    「多様性」をテーマに据え続けた物語の結末として「4界各々の世界が残る」のは構造としてキレイに収まっているけど、ただ気持ちとして蛆にはそれまでのけじめがもっとほしかった、という感想はとても同意します。
    いっそラストバトルで蛆が犠牲になって消滅したとかの展開の方が、蛆の改心展開も活かしつつ、再侵略の心配もなく、けじめとして少しは溜飲が下がったかなぁと思います。