• Tter主(1cB0Ul)2022年7月7日
    あとこれめちゃくちゃ頑張ってググった(ググっただけやんけ)ので是非とも読んで頂きたいのですが、Tter主の地元は漁業が盛んで、ゆえに船や漁もとい海の怪談が多かったり、実家が漁師!みたいな人もちょくちょくいます。
    (昔昔に亡くなった)祖父が元漁師で木造船を持っており「毎年年始に船を焼いて汚れを落としてた」と聞き、ググると実在する風習で船蓼(ふなたで)というそうです。
    その他、定番の妖怪七人ミサキ、ヒツコメヒッコメと囃し立てながら町中を練り歩く謎の行事など、めちゃくちゃ面白いので是非どうぞ!
    ttp://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:1/1/view/133

    ちなみに、海神ならぬ網霊信仰もあったとか。
    ttps://fukutake-foundation.jp/archives/archive_seto/526
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  • Tter主(1cB0Ul)2022年7月7日
    海の仕事ということで、どうしても女尊男卑というか、女は入ってくるなと言いたげな風習もありますが…これも令和の価値観だから言えること。ギリシャ神話すらフェミニズムで批判される時代とはいえ、貴重な資料、歴史、風習は(あくまでも資料として)伝え残していきたいですね。
    不思議なのは、当時の価値観ならば女性はか弱い立場なのに、船霊は女神だからという説があるんだろう?と。③ 船霊様…の項目に「船には最初に女を乗せる。その船主の嫁さんであったり、船主の母親が元気であれば母親を乗せる場合もある」と書いてたり、ヒッコメの行事とは反対に大切に敬っているように感じます。
    ツンデレ的なアレなのか、例えば妊娠出産…など男性には備わっていない命を育む部分に神聖を感じたのか、なんとも不思議ですね。
  • 返信先: @1cB0Ulさん 子供時代、海女が多い地域で過ごしました。女性は強くしっかり者でバリバリ働くのが当たり前の風土。また、地域の伝説由来の神様は女神様、山の神様も女神様というのが当たり前でした。そういえば富士山は女神様。火山が女神様という所はポリネシア地域と同じかな?なんて思ったり。火が穢れを祓うという考えと火山の関係など、海と火(火山)の組合せは天孫降臨の伝説とは別ルートの神様がいることを想起させ、国造り神話まで遡ってやっと辻褄が合う。神様がいるって事は怪異もあります。
    今では火山活動のイメージはないですが、宗像大社も三女神。弁天様と混ざって全国に散らばりました。厳島神社も女神様で海の神。山の神は女神とされているけど、三輪とか大山祇神なんて男神だし。男尊女卑も女尊男卑もどっちないよ!って神(怪)が言っているような…。とりとめなくてごめんなさい
  • 返信先: @自分 ちょっと続き、失礼します。長くてごめんなさい。
    瀬戸内寄りですと京都の影響か疫病避けは祇園という所がね!また歴史がずっと古くしきたりも由来が分からなくなってる所も、なんとも素敵です。
    ウチの方は太平洋側で病気関係は薬師様(仏教)なんです。子供心になんとなく神様は祟るから怖いと自然に感じていました。火山爆発しますし。
    それと、網の神聖視で連想したのは…太宰府に道真公が送られた時にお出迎えした博多の漁師さんは、尊いお方がみえるのに足元が悪いといかんと、網を集めて敷き詰めたという伝承です。道真公上陸地の近くに網敷神社も残っています。なんで網?と不思議でしたが、網も穢れなき物とされていたと解って数年来のモヤが晴れました。お迎えの精一杯の気持ちを道真公が喜んだという話も残っており網=清らかという常識が当時はあったのですね。やっぱり海は深い!