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ホームズが慌てて、階段を駆け降りた。僕もつられてついていく。ホームズは玄関をでて、あたりをキョロキョロと探している。
「兄さんだ。」彼の行動はいつも突発的だ。
懇願するような眼差しを一瞬、すぐに気を取り直して淡々とした態度にかわるのは、彼の思考が過剰な論理的頭脳だからかもしれない。僕は彼と部屋へ戻ることにした。
会えないのは残念だったと階段途中で慰めながら、僕は思ったよ。兄弟だな。 -
おや、呼鈴がなっているよ。小包も来たね。サインしよう。ノルウェー船のスタンプだ。
ワトソン