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明智の星はもとより裏方なのは誰もが知ることです。才能と実績をみている殿へ、今更、家紋ですか。出世がしたいですか？君主は贅沢三昧ですか？ご自身が経験された民の気持ちかわかるにしては、チグハグですね。
我らに柵はいらぬもの、殿のお気持ちに矛盾です。両刃の殿、傍らにいる私や森殿が邪魔ですか。
敵は本能寺でしたが、私が駆けつけた時は燃えていました。羽柴は裏工作が素早いですね。私が火をつけた？ -
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松平殿は随分長く我慢され、羽柴を一層したと伺います。信長公が兄のように優しく、ですか。長短はありますが、松平殿は恨みも最後に晴らす、保身のためになんでもするタヌキと言われるようですが。
私の基礎部分は謎だそうです。不思議と本能寺の書簡はきれいに残っているそうです。歴史や書面は誰が書いたのでしょうね。
いつの時代も事実は現時点の柵む真実に隠されるもの。私は裏方です。決して言わない。しかし人間には、どうも事実解明をする才能があります。今はなくても。未来は、月まで行けるようです。顕微鏡で未知の世界がみえ、真夏も雪が溶けぬとか。
信長公は炎の中、引っかかっちまったなと苦笑いされたでしょう。涙した私を明智バカよね、とお笑いで。舞を披露して慰めてくださるでしょうね。
殿。赤も白もない世の中に。若者たちには柵ない時代を。
殿の野望、私の希望は未来に。
明智み -
羽柴、藤原をもらいうけ調子にのるなよ。姫から手を引け。
明智み