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まあ本当にエルサがAセクAロマなのかは分からない(彼女は色んな社会のマイノリティの象徴ではないかという考察もあるから)けど、それでもすごい共感できるところが沢山あった
自分の存在のルーツを探るために時に試練を乗り越えるところで「自分もAセクAロマに辿り着くまでに沢山悩んで泣いて苦しんだな、色んなことをもがきながら乗り越えたな、そんで今AセクAロマというラベルに出会って良かったと思えてるな」と感じたり
序盤の歌詞で「愛してる人達はここにいるから冒険はうんざり」と言いながら自分の本当の姿を探す旅に出ずにはいられないところとか……そう、自分が愛してる人達は確かに自分のことも愛してくれてるけど、自分の本当の姿を理解し同じものを見聞きしているわけではないので、孤独感が完全には拭えない 大事な誰かからの愛情を温かく感じたり、もたらされる愛情に感謝していることとは別に
あとエルサは自分のありのままの姿に近付く時に髪を解いてるように見えるんだけど -
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1ではありのままに生きようと思った時に髪を解き(いわゆるレリゴーしてた時はエルサにとって黒歴史ではあるみたいだけど)、真の姿を知った時にまた髪を解くんだよね 今度は完全に髪を降ろした形になるので「ああ本当の自分の姿を知って完全に自由になったんだな」というのがわかって滅茶苦茶良かった
何というか……エルサに関して言うなら、1は魔法の力をもっていてもエルサはエルサであると受け入れられた話(AセクAロマ的には「sei的指向のことはよくわかんないけどあなたはあなた」で受け入れられた感じかな)、2は周囲から受け入れてもらったはいいけど自分の持つ魔法とは結局何なのか?を知った上で、誰にも依存せず自分の足でちゃんと立てるようになる話かな、と思った
自分の振り返りをするには、特に周囲とは違う場合は、自分自身との対話は自分1人でしかできないもんだから、エルサは途中からアナを連れてはいけなかった気もするんだよね
いやー見てよかった -
序盤でエルサが歌う歌詞に「愛した人達はここにいる」という記載はあっても「みんなと違うと感じてきたの だから心が望むの 未知の旅へ踏み出せと」とあり、そこから旅に出るけど、まあ自分のルーツを追う旅でもある感じなんだよね 試練も色々あったりして
でそもそも自分を呼ぶ声に呼ばれてエルサは旅をしていたので、最終的には声の主のところに辿り着くんだけどそこに誰もいないのよね
ロマンス物なら「あなたを呼んでいたのはこの私」と誰か出てきそうなもんなのに出てこない
そして自分の真の姿を知ったエルサは自分の力を自由に使い、誰かと恋愛的に結ばれなくても自分の居場所を見つけるんだよね