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作中では言った側も反省して後で和解する展開になるんだけど
そのシーンだけでも考えてしまった、sei的指向でも、マイノリティは世間から異端として扱われる一方で、マジョリティな世界を補強するのに使われやすいよなって
例えば恋愛に関する作品は「普通の女の子がクラス一かっこいい男の子と付き合う」みたいな話より「恋愛に興味が全くなかった女の子が、クラス一かっこいい男の子と付き合う」方がドラマが生まれるような感じで扱われやすく「やっぱり恋愛がわからない人なんていない、運命の人に出会ったら恋に落ちるんだ!」と恋愛至上主義の強化に使われる感というか
このマイノリティな属性は追加されればされるほど、ドラマが成立する時に恋愛至上主義が補強される気もするんだよね -
簡単に言えばエルフとかオークとか吸血鬼とか、そういうファンタジー上の存在が人間と同じようにそれぞれ職を持って現代社会で暮らしている、でも種族ごとの悩みを抱えながら生きている世界観なんだけど
そのコーヒートークの世界ではオペラ歌手はセイレーンが殆どを占めていてバンシーはなれないんだよ、何故ならバンシーの声は他人に害をもたらすという迷信があって他人から差別されているから
作中にはオペラ歌手になりたいバンシーのキャラクターがいて、そういう偏見もあってなかなかオーディションに受からない時に他の種族から言われるんだよね「歌声は本当に素晴らしい、でもそれで受からないならあなたの持つストーリーを活かせばいい」「マイノリティなバンシーがマジョリティなソプラノ歌手を目指すのはそれだけでも強いストーリーだから」みたいなことを
で言われたバンシー側は「あなたの話は全然私に向けられている気がしない」と当然怒るんだよね