最後の投稿が『パンダがそっとおばあさんの肩を抱きました』なら『その時パンダがおばあさんの足を持ち遥か遠くに投げ飛ばしました』って感じで投稿を繋げて書き込んだ人全員で一つの物語を作り上げようという魂胆です。

以前にも同じ内容のものを作ったんですがどうやら消滅してしまったようで…
消滅してたなら需要がなかったんじゃないかとも思いましたが投稿を見るのが定期的な楽しみにもなってて自分でもよく書き込んでいたのでつい建て直してしまいました。また、新たな物語を作り上げて逝きましょう…！

■これまでの投稿■

昔々あるところに、、、、、、

赤い屋根の大きなお家が建っておりました。

ねこがいました。

ねこにはまだ名前がありませんでした。

おばさんはその猫にイヌという名前をつけてあげました

イヌ(猫)はスクスクと大きくなり、やがておばさんと同じ大きさになりました

イヌ(猫)「そろそろ長靴を履いて鬼退治に行くかニャ」

おばさんはイヌ(猫)に自分の長靴を貸してくれ、鬼退治に行くなら必要ねと吉備団子を作ってくれました「行って来るニャン！」

イヌ(猫)は道中で「ほしゅ揚げ」と呼ばれる名物を見かけました

しかし「ほしゅ揚げ」を買うお金が足りず、イヌ（猫）は日雇いのアルバイトをすることにしました

揚げたてサクサクの「ほしゅ揚げ」おいしいですよ！ イヌ（猫）が頑張って販売していると…

くたびれたロバがやってきて「イヌ（猫）さん、イヌ（猫）さん。揚げたてサクサクほしゅ揚げをひとつワタシにくださいな」と言いました。

ほしゅ揚げが初めて売れて嬉しくなったイヌ（猫）は、アルバイトに夢中になって本来の目的を忘れてしまいました。

それどころか赤い屋根の大きなお家で待つおばさんへのお土産に初任給で長靴と吉備団子を買い、意気揚々と帰宅し始めたではありませんか。

「おばさん、喜んでくれるかにゃー？」 初任給で買ったお土産と店長が持たせてくれたほしゅ揚げを手にイヌ（猫）は帰り道を急ぎます。

おばさんの家まであともう少しというところで（ほしゅ揚げです……）と脳内に直接語りかける声が聞こえました

（聞こえますか、イヌ（猫）よ…今あなたの脳内に直接語りかけています… おばさんの家に帰るために、まだ足りないものがあります… お酒です…ほしゅ揚げである私に合う極上のお酒を用意するのです…）

ほしゅ揚げの提案を聞いたイヌ（猫）はおばさんがお酒好きでしょっちゅう飲んだくれてる事を思い出し、ほしゅ揚げたちに深く感謝しながら近くに美味しいお酒が売っていないか周りの人たちに聞いてみる事にしました。

ブランコでワンカップ片手に黄昏れていたおじさんが、ニヤリと笑って言いました。 「それなら鬼コ口しはどうだい？」 「鬼…鬼？」 ほしゅ揚げ販売のプロと化していたイヌ（猫）は、何かを思い出しそうです

ほしゅ揚げ販売のプロと化していたイヌ（猫）は「おじさんのおかげで、おにぎりとコロッケも買って帰りたくなったにゃ」と言いました。 鬼のことは忘れてしまったのでしょうか…

丁度よくコンビニがあるので入ってみるイヌ（猫）。 「おにぎりとコロッケくださいなー！」 「あいよ！鬼斬りと殺っ気ね〜！」 店長の赤鬼さんが愛想よく言いながら、なんかあの…チキンとか肉まん入れてるあったかい棚から商品を取り出します。

「袋はどうしますか？」
店員さんが問いかけます

「いらないです！」エコバッグ派のイヌ（猫）は堂々と答えます。
店員さんはひとつ頷き、アツアツの鬼斬りと殺っ気をイヌ（猫）に向かい勢いよく投げつけました。

危ない…そう思った時、さっきのワンカップのおじさんがイヌ（猫）を抱えてひらりとかわし 「思い出すが良い、ドッグキャットよ…そなたの本当の名とその使命を」 とやたらと格好いい声で言うではありませんか。

「本当の名？うっ、頭が……」 （くっ余計なことを……）
投げ出され床に転がったほしゅ揚げたちはおじさんの顔を見てアッと驚きました

おじさんだと思っていたその人は、猫にイヌと名付けたおばさんだったのです。
性別を隠す魔法の使い手はもう滅びたはず…。 ほしゅ揚げたちは不思議そうにしていました。

ほしゅ揚げの長老、アゲマン・ジュウは一族に意志を与えたと伝わる、虹の岩塩のことを思い出した。
「…あの秘宝ならばもしや。」

■■初代の書き込み■

昔々あるところに、、、、、、

山奥におじいさんとジャイアントパンダが住んでいました。

おじいさんは芝刈りに、ジャイアントパンダは人狩りに行きました。

ジャイアントパンダが人を狩っていると大きなモモ肉がどんぶらこ、どんぶらこと流れて来ました。
唐揚げにしましょうか。丸ごとステーキも素敵です。

ジャイアントパンダはまるごとステーキにしようとモモ肉を焼いていたときモモ肉から「熱っ」と声がしました

なんと、もも肉の中から、それはそれは、年老いた老女が!

火傷した老女はジャイアントパンダの水飲み場に飛び込んで行きました。


そこには芝刈りへ出かけたはずのおじいさんが。
「ばあさん……？」

なんと！ 何年も行方不明で、すでに亡くなってると、思った妻が！

すでにパンダと再婚してるのに、

おじいさんと老女はお互いを見つめ合いました。

パンダがそっとおばあさんの肩を抱きました。

その時パンダがおばあさんの足を持ち遥か遠くに投げ飛ばしました

するとどうでしょう 着地したおばあさんの脚から根が生えておばあさんは一本の木になったのです

木にはあっと言う間に大きな桃がなり、またしてもどんぶらこと流れていったそうです。
どこへいってしまうのでしょうか。

大きな桃はどんどん流れ、ついに日本から出ていってしまいました

桃は日本から出ていき、アメリカに流れつきました。

アメリカに来て、しばらく転がっていると、子供達が興味津々で桃をつつきはじめました。

我慢できなくなった桃は手足がニョキニョキと生え、生えた手で浦島太郎と子供達を吹き飛ばしました

すると、遠くから金太郎がやってきて言いました。「強そうな桃め、おれと勝負しろ！」

桃はすかさずポリスメンを呼びました

やってきたポリスメンは何と、あの時のパンダ…

パンダ「君はあの時の男の子・・・立派になって・・・」

「色艶も良く、形も整っており、香りも瑞々しく芳しい、勿論味も申し分なく…」
「お腹すいでるのポリスメン。ドーナツ食べなよポリスメン」

ちょうど都合よくドーナツ売りのバーコード頭おじさんが、商売の匂いを嗅ぎつけてキッチンカーを揺らしながら爆速でやってきました

バーコード頭のおじさんは早速、桃の調理を始めました

バーコードおじが桃を切ろうとすると…………………………………

中から鬼が出てきて、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教に勧誘してくるではありませんか！

金太郎「おれが…スパゲッティ・モンスターに…！？」

スパゲッティ・モンスター教の人になんてめったに会えません。パンダポリスメンもこどもたちもドーナツを食べながら見守っています。

なんと、空とぶスパゲッティー教の方がナポリタンを勧めてくるじゃありませんか、

「だめだ…！騙されてはいけない…！いい人の振りをして勧誘してくるから、怪しいひとに構っちゃダメだよ…！」
バーコード頭おじさんが耳打ちをしてきます。

爆速でやって来た人もあやしいような気がする…そう思った金太郎はパンダに助けを求めることにしました

パンダだけどポリスメンですから、きっと頼りになるはず！そんな期待を胸に金太郎はパンダの方を振り返ると、

パンダは枯れ木に灰を撒き散らし新たな無数の桃を誕生させ、鬼を量産し始めました。

鬼を量産していたその時突然空から2個のミートボールに絡まりあうスパゲッティ、カタツムリのように突き出した二つの目玉のヘンなモンスターが舞い降りてきました

パンダ「悪が栄えるからこそ、われわれポリスメンの正義がいっそう輝くのだ…！」

ところで一方、バーコード頭のおじさんの頭が気になった浦島太郎は、ついついおじさんの頭をバーコードリーダーですかさずピッ。おじさんの頭は絆創膏313円のバーコードだった。

「わあ、すごい！僕にもピッてやってー」
ドーナツを食べ終わった子供たちに囲まれる浦島太郎、金太郎も微笑んで見ていたが、

子どもたちが掲げしはQRコード

WAON！というおとがなりました

「終わったんだ…会計が…」
彼はつぶやきました。

平和な時間が訪れたのも束の間、宇宙から巨大な桃が落ちてくるではありませんか！

桃は次々に落ちてきて、みんなは何とか避けています。

しかし一人、また一人と桃が当たって倒れていき、最後に残ったのは…

落ちてきた桃から手足が生えて襲ってきました
そうあの一本の木からなった桃は元々は宇宙からやって来たものだったのです

我が国を宇宙からきた桃が人を襲っている――― 事件はすぐにホワイトハウスへと伝わりました

ホワイトハウスにいた人物はなんとパンダと暮らしていたおじいさんでした。
おじいさんはこう言いました「そうか…ついに始まったのか…」