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本読んだー!
42ページ目
全話叙述トリックです。
内気で繊細で一見大人しそうな子の内面をここまで丁寧にかけるとは凄い。口に出さないだけで実にいろいろ考え、様子を窺っているのだ。言い出せない分、相手を怒らせないよう嫌な思いをさせないように
メンバーの名前も案外すんなり覚えられたし、実に様々な側面を見せてくれる。最初は疎らで、段々男子女子に別れる感じとか、それから仲良くなってみんなと何かをする感じ
大人の監視がないファンタジー空間ってだけで、ある意味ではフリースクールみたいな場所だってことだ。それぞれが何かを抱え学校に行けない子が多いけど、傷を負ってる分同じ境遇だろう相手に優しいし傷に触れないように気を遣い合っている感じとかよかった
この本の表紙はこころちゃんだけど、きっと7冊あって表紙も中身も7冊分違うんだろうな〜って感じもたまらん
さすが本屋大賞になった作品だ…
表現が綺麗で景色がしっかり想像できた
百年ちょっとでこの国をよくここまで平和にしたな…日本人すごいよ…
色々ぶっ飛んでて驚いた。
個人的感想は下へ
どの短編も世にも奇妙な風で面白かった!
解説をまったく理解できない自分のせいで面白さ半減した 頭良くなりて~
落ち込みたいのに、怒りたいのにそんなことなかったフリするのが上手くなってる時、この短編を読むと自分への手当てができる気がして。
この週末はそんな感じ。
相変わらず栗原さんの推理がすごい。
「私と踊って」「六月の昼と夜のあわいに」「錆びた太陽」「訪問者」
不穏な雰囲気と会話劇が好き。ここに恩田陸の作品たくさん投稿されててうれしい。
暗く孤独に繊細に生きる主人公に光は降りるか…、心の平穏は訪れるのか……。祈るようになる、深海の中をうようよ泳いでるイメージの一冊。あるいはウツボが巣穴で憂鬱な顔をしながら震えてるイメージ
浅葉桜太郎という人物にドラマそれが答えだ!の鳴瀬望、蜜蜂と遠雷の高島明石がチラついた。勿論好きなキャラだから
嫌ミスなのかな。短編集で読みやすかった。