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本読んだー!
本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
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#小説
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#文学
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本読んだー!につぶやこう
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k.WhZR
3月4日
「人獣細工」小林泰三
(読んだというよりは読み返した、ですが)
最近、異種移植の話をニュースでも見かけるので再読。この物語の中ではどのようにして異種移植を完成させたのだろう…
身体への拒絶は克服した。でも、精神の拒絶はどうか?
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.r1X5U
3月4日
西洋菓子店 プティ・フール 『グロゼイユ』
初恋って、終わったあとに自覚するのはなんでなんやろう。あと、初恋ってすごく夏っぽい。
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dMuEMy
3月2日
貘の檻/道尾秀介
悪夢と悪夢のような過去が明らかになって苦しい、辛い展開が続くけど最後はほんの少し救いと希望があって、そのシーンに辿り着くまで読んでよかった。
この作者が書く物語に登場するどこか諦観した少年の描写は不思議と小さな棘みたいに刺してきて胸が痛むんだけどつい読んでしまうんだよね。
あとよく同じ名前の刑事が登場する気がするけど同じ人物だったり、何か繋がりがあったりするんだろうか。
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xngGA1
3月2日
川上弘美「某」
うひゃ〜ヤバいものを読んでしまったぁ〜!この世の秘密を知ってしまったぁ…という気にさせられるから川上さん大好きです
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KvYhhP
3月1日
「いけない」「いけないⅡ」道尾秀介
物語を読んで最後1ページにある写真で謎が明かされる(答え合わせになる)タイプの小説。三章+終章で一応終章が各章の後日談的なお話になっている。
写真を見てやっぱりと納得したりなるほどと感心したり遊び心があって楽しいと言えば楽しい。陰惨な事件が起こるので楽しいと言っていいのかわからないけど。
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jrxNGv
3月1日
異人たちとの夏 山田太一
父の勧めで読んだんだけど、これは大人になってから読むとグッとくるだろうなあ 子供の頃に住んでたもうとっくに取り壊された家とか、既に両親共に亡くなってるとかそういうのがあると余計に共感しちゃうと思う
どちらかといえば不気味な話として描かれてはいるのかな でも後半部分で涙腺にきた だから父も勧めてくれたのかも
海外でも映画化されたらしいけどあの雰囲気はやっぱ日本ならではだと思うのでまずは日本版を見たいな…
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uaMjow
3月1日
動物農園 ジョージ・オーウェル
エンタメ慣れしているせいで“スカッとする応報”を求めてしまう
でもこの終わりだからこそリアルを感じる読後感だよ
ヒグチユウコさんのちょっと不気味な挿絵も作品にマッチしてて、“本”としても素敵な仕上がり
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TugXxH
2月27日
水使いの森/庵野ゆき
夢中になって一気に読んだ。登場人物それぞれの視点で描かれていたそれぞれの物語という名の糸が、ひとつの反物に折られていくかのように収束していくさまに引き込まれた。この本こそがひとつの丹術だと思う。
「さては裏切っているな貴様」「ははーんあの勢力が裏にいるな?」がわかりやすいけど、情景描写が美しく、人物描写が魅力的で気にならなかった。色んな種類の「強さ」と「美しさ」を持った女性が多くて良い。
終盤で「皆のことを考えられる人は、だからこそ皆のためにがんばりすぎちゃうんだよな…」とぼろ泣きした。遺されたあの人のその後は続きを読めばわかるのかな。
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Vsfbos
2月27日
十角館の殺人読んだ!図書館で予約してから半年でようやく借りられて厚みにちょっと怖気づいたけどするする読めた。例のセリフよりもエラリィのカードマジックでなんとなく自分でも選んだ1枚が偶然アガサが選んだのと一致してビビった
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WyLLCb
2月26日
入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください/寝舟はやせ
怪異の住むマンションで、隣人である怪異自身が話す怪談を聞きながら暮らす、っていう話
怪談は確かに怖いんだけど、主人公が淡々としてるし怪異隣人も友達みたいに接してきてちょっとかわいくすらあるのでなんか妙にのほほんとした空気が漂う不思議なホラー?だった
隣人、描写からしてかなりやばそうな存在なのに仮にキャラ化されたらかわいくデフォルメされちゃいそうな可愛さがある気がする
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tdBvgF
2月24日
大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした クウベル
・自分ができるぶんだけの仕事をこなしながら進むことに意味を持たせてほしい。それが自分らしさだ
・今後どうなるかわからなくても自らの居場所を黙々と守る自分を今以上誇らしく思ってほしい
去年入院手術して結構ギリギリで、仕事や生活を変えたいと思うようになって、休み中に読み返し
明日からもできる分だけ、でやってゆく
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rIy12J
2月24日
コード・ブッダ 円城塔
仏教とかコードとか全然わからん民だけど面白かった!割と読みやすい系の円城塔
あの言葉も仏教由来なんだ〜
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ZVARAY
2月23日
エル・スール/アデライダ・ガルシア・モラレス
同名映画を見たので原作を読んだ。
娘視点で父親との関係を描いた作品だが、映画と小説で解釈が違った。映画で見た時は娘の感情を現在進行形で追っていく描き方だが、小説だと回想録であることも手伝って一歩隔たりがある。娘が冷静にみえる。
母親とのコミュニケーション不全も気になった。娘の孤独が際立って感じられる。
映画でカットされた後半部分はメロドラマにもなりそうな展開なのに、人との関わりは腹のうちにしまっておかれて、大きな波乱もなく終わる。
このままでいいような、少し寂しいような、不思議な読後感だった。
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1WlNtb
2月23日
午前零時のサンドリヨン/相沢沙呼
マジシャンの少女と彼女に一目惚れした同級生の少年が学校内で起こる謎に挑むミステリ…といった風だけど、少女達の孤独や不安、秘めた思い、抱える弱さ、それでも誰かの為に行動しようとする強さといった内面の描写が細かくていい青春物を読んだなあと。
先に著者の城塚翡翠シリーズを読んでいたので、その前身のようなお話なのかもと思った。
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M/X068
2月23日
バリ山行 松永K三蔵
勤めてる会社が傾いてきていて辞めさせられるのではないかという恐怖と整備された登山道ではないところを登る(滑落などの危険が伴う)ことを対比、比較した話…なのかな?
読んだあとかなりモヤモヤしてるんだけどそれが自分でもなにかわからない
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W6CNHz
2月22日
「百年の孤独」一か月半かかって読み終わったー。なんか流行ってるらしいというミーハー心で買ったけど登場人物達に心の中で突っ込みながら楽しく読めた!情報量が多いしカオスだしで読み終わった後は今までにないけだるさを感じてる。とにかく胃もたれする性描写が多いから10代のうちに触れてなくてかえって良かったかもしれない
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6XjXaH
2月19日
白鯨物語
文庫本の白鯨が貸出中だったため、こちらの「超訳」を借りた。復讐のために白鯨を追う大長編だったがテンポがよく一気に読めた。原作の語り部もこんな暑苦しいあんちゃんなのか気になる。
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5jmqXD
2月17日
「ねむい」アントン・チェーホフ(神西清訳)
青空文庫に収録されているものを読みました。
主人公が睡魔に襲われているときの、現実と夢の境界がだんだん溶けて合わさっていく表現がすごい。
そしてラスト……この物語の「あと」がどうなるのか、考えさせられる。
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42Lftu
2月17日
ロビン・シャーマ著 賢者のプレゼント
人生変えてみたくて読みはじめた
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QzrF3S
2月14日
地球星人 村田沙耶香著
何か物凄いものを読んでしまった これを書き切る作者の凄まじさよ
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(読んだというよりは読み返した、ですが)
最近、異種移植の話をニュースでも見かけるので再読。この物語の中ではどのようにして異種移植を完成させたのだろう…
身体への拒絶は克服した。でも、精神の拒絶はどうか?
初恋って、終わったあとに自覚するのはなんでなんやろう。あと、初恋ってすごく夏っぽい。
悪夢と悪夢のような過去が明らかになって苦しい、辛い展開が続くけど最後はほんの少し救いと希望があって、そのシーンに辿り着くまで読んでよかった。
この作者が書く物語に登場するどこか諦観した少年の描写は不思議と小さな棘みたいに刺してきて胸が痛むんだけどつい読んでしまうんだよね。
あとよく同じ名前の刑事が登場する気がするけど同じ人物だったり、何か繋がりがあったりするんだろうか。
うひゃ〜ヤバいものを読んでしまったぁ〜!この世の秘密を知ってしまったぁ…という気にさせられるから川上さん大好きです
物語を読んで最後1ページにある写真で謎が明かされる(答え合わせになる)タイプの小説。三章+終章で一応終章が各章の後日談的なお話になっている。
写真を見てやっぱりと納得したりなるほどと感心したり遊び心があって楽しいと言えば楽しい。陰惨な事件が起こるので楽しいと言っていいのかわからないけど。
父の勧めで読んだんだけど、これは大人になってから読むとグッとくるだろうなあ 子供の頃に住んでたもうとっくに取り壊された家とか、既に両親共に亡くなってるとかそういうのがあると余計に共感しちゃうと思う
どちらかといえば不気味な話として描かれてはいるのかな でも後半部分で涙腺にきた だから父も勧めてくれたのかも
海外でも映画化されたらしいけどあの雰囲気はやっぱ日本ならではだと思うのでまずは日本版を見たいな…
エンタメ慣れしているせいで“スカッとする応報”を求めてしまう
でもこの終わりだからこそリアルを感じる読後感だよ
ヒグチユウコさんのちょっと不気味な挿絵も作品にマッチしてて、“本”としても素敵な仕上がり
夢中になって一気に読んだ。登場人物それぞれの視点で描かれていたそれぞれの物語という名の糸が、ひとつの反物に折られていくかのように収束していくさまに引き込まれた。この本こそがひとつの丹術だと思う。
「さては裏切っているな貴様」「ははーんあの勢力が裏にいるな?」がわかりやすいけど、情景描写が美しく、人物描写が魅力的で気にならなかった。色んな種類の「強さ」と「美しさ」を持った女性が多くて良い。
終盤で「皆のことを考えられる人は、だからこそ皆のためにがんばりすぎちゃうんだよな…」とぼろ泣きした。遺されたあの人のその後は続きを読めばわかるのかな。
怪異の住むマンションで、隣人である怪異自身が話す怪談を聞きながら暮らす、っていう話
怪談は確かに怖いんだけど、主人公が淡々としてるし怪異隣人も友達みたいに接してきてちょっとかわいくすらあるのでなんか妙にのほほんとした空気が漂う不思議なホラー?だった
隣人、描写からしてかなりやばそうな存在なのに仮にキャラ化されたらかわいくデフォルメされちゃいそうな可愛さがある気がする
・自分ができるぶんだけの仕事をこなしながら進むことに意味を持たせてほしい。それが自分らしさだ
・今後どうなるかわからなくても自らの居場所を黙々と守る自分を今以上誇らしく思ってほしい
去年入院手術して結構ギリギリで、仕事や生活を変えたいと思うようになって、休み中に読み返し
明日からもできる分だけ、でやってゆく
仏教とかコードとか全然わからん民だけど面白かった!割と読みやすい系の円城塔
あの言葉も仏教由来なんだ〜
同名映画を見たので原作を読んだ。
娘視点で父親との関係を描いた作品だが、映画と小説で解釈が違った。映画で見た時は娘の感情を現在進行形で追っていく描き方だが、小説だと回想録であることも手伝って一歩隔たりがある。娘が冷静にみえる。
母親とのコミュニケーション不全も気になった。娘の孤独が際立って感じられる。
映画でカットされた後半部分はメロドラマにもなりそうな展開なのに、人との関わりは腹のうちにしまっておかれて、大きな波乱もなく終わる。
このままでいいような、少し寂しいような、不思議な読後感だった。
マジシャンの少女と彼女に一目惚れした同級生の少年が学校内で起こる謎に挑むミステリ…といった風だけど、少女達の孤独や不安、秘めた思い、抱える弱さ、それでも誰かの為に行動しようとする強さといった内面の描写が細かくていい青春物を読んだなあと。
先に著者の城塚翡翠シリーズを読んでいたので、その前身のようなお話なのかもと思った。
勤めてる会社が傾いてきていて辞めさせられるのではないかという恐怖と整備された登山道ではないところを登る(滑落などの危険が伴う)ことを対比、比較した話…なのかな?
読んだあとかなりモヤモヤしてるんだけどそれが自分でもなにかわからない
文庫本の白鯨が貸出中だったため、こちらの「超訳」を借りた。復讐のために白鯨を追う大長編だったがテンポがよく一気に読めた。原作の語り部もこんな暑苦しいあんちゃんなのか気になる。
青空文庫に収録されているものを読みました。
主人公が睡魔に襲われているときの、現実と夢の境界がだんだん溶けて合わさっていく表現がすごい。
そしてラスト……この物語の「あと」がどうなるのか、考えさせられる。
人生変えてみたくて読みはじめた
何か物凄いものを読んでしまった これを書き切る作者の凄まじさよ