恋愛感情も持てないくせにフィクションの恋愛見るといいなーって憧れが止められない
好きになれないのに不毛すぎる
自分が関わらないし物語の中だから素敵なんだってわかってるのに……

恋愛、結婚、婚活にまつわる言葉って人間を軽んじてるように感じるものが多くて苦手だ
※あくまで個人的にそう感じるだけであって、そういう言葉が使われることへの否定ではないです
婚活"市場”とか、学歴年収年齢を市場価値って呼ぶのとか
結婚したあとパートナーを雑に扱うことを「釣った魚に餌をやらない」と言うのとか
女性の結婚適正年齢をクリスマスケーキの賞味期限に例えることとか
そういうの全部、人をなんだと思ってるんだろうって感じてしまう

親も異性愛者で兄弟も異性愛者で自分一人だけAセクAロマなんだけど、正直兄弟の恋愛や結婚の話を聞きたくないし親があれこれ聞こうとしてるのもキツいし聞きたくない
何か……何だろうな、家族の中でさえ疎外感を強烈に感じるんだよな　家族内でそういう話になると別世界が瞬時に展開されてる感じがして「あー家族でさえ理解できないし向こうもこちらを理解しないんだからこの孤独感に行き先なんかなくて、つまり自分はもう駄目なんだ」みたいに心が無になるっていうか
家族に愛情はあるけど「でもどうせこちらのことを理解しないじゃない」みたいな線をずっと引いてしまってる
だから多分結婚や家庭を作ることに対しても希望を見出す気になれないところもあるかもしれない

でも正直お見合い文化の時代に居たら結婚出来てた気がするんだよな…この世界の片隅にのすずさんみたいにお見合い話飛び込んできたら好きか嫌いかも分からん…って思いながら流れるままに結婚して頭にハゲ作りそう（楽に結婚出来て良いけどそれはそれで最悪だな…）

「産めたのに産まなかった」という言葉ってマジで「セイ的指向を含めたその人個人の意思より、臓器の機能を優先している人権侵害そのものな言葉」だと思っている
あと「産みさえすれば子どもは何の社会的な問題もなく自動的に22歳くらいになると思ってるのか？」みたいな
もし生まれたのが異性愛者の子どもじゃなかったら、自分と同じAセクやAロマだったらこの恋愛至上主義の社会は非常に生きづらく辛い思いをするだろうと思う
その過程で精神を病んでしまったり、最悪自死を選んだり（ちなみに子供の自死数は去年過去最大になった）しないと果たして本当に言い切れる？ただでさえ子供が健やかに育つだけの手助けが十分とは言えないこの国で、どうしてそんなに簡単に「産む」という選択ができる？
子供は産んだら完成の資本じゃなくて、一人の人間だという意識が足りなさすぎると思う

毎年ブックサンタに参加してるんだけど、恋愛色のない本をなるべく選んで寄付している
もしかしたらかつての自分みたいに、恋愛したくないこととか、恋愛描写のない本が少ないことで悩んでいる子もいるかもしれないから
セイ的指向に関する本は少なくとも去年の段階では募集してなかったので今年も選ばなかったけど、そういう子のもとに選んだ本がいってくれたらいいなあと思う

マチアプで友情婚のパートナー探したり、そうでなくても自分がAセクAロマか悩んでSNSでパートナー探しをしたりする場合もあると思う
特にそういう人向けの防犯対策としての書籍の紹介ですが、セイ被害について触れているので下げておく

人に恋愛的な好意を向けられるのが苦手
だって突き詰めると私とセイ行為したいってことでしょ？気持ち悪いからやめて欲しい

恋愛に関連する言葉の「アタックし続けた」とか「振り向かせる」とかも「それって自分の欲求を通すために、相手をコントロールしようとしてるのとどう違うんですか？少なくとも美化して語ることじゃなくない？」とどうしても思ってしまう
そして嫌悪感がすごい

思ったけど、コミュニティって必ずしも「何でも打ち明けられて全てを相談できる仲良しな場所」でなくてもいいのかもなあ
どうしても今の社会は異性愛恋愛至上主義なので、そこから外れると将来が不安になったり、あるいは今現在の「周りから理解されない孤独感」だったりを分かち合いたくて現実のそういうコミュニティに参加したりとかあるけど、何ていうか「そこまで人と密にコミュニケーション取りたいわけではないけど、ちょっと情報交換したりしてみたいな」的な場があってもいいと思うんだよね
決められた時間だけそこで情報交換して、解散時刻になったら二次会もなくサクッと帰るとか……別に同じ指向だからって無理して仲良くなろうとしなくていい、ある意味めちゃくちゃ緩い感じ
そういうのがあってもいいような気がするんだよね

お見合い結婚が当たり前の時代でも昔からAセクAロマの人はいただろう。望んでもないのに好きでもない他人と番ってやりたくない事するのはとても辛かっただろうな。女性は特に心身の負担が計り知れない。
まだ異端扱いされる時もあるだろうけど、結婚出産するしないを選べる空気に変えていってくれた先人に感謝している。私もその一人になるぞ！

交際においてsei行為が重要視される理由が分からない。ヤらないなら友達と変わらない、付き合ってる意味がないとまで言う人もいるから本当不思議
世の中の人たちってみんなそんなにsei欲ある物なのかな？なんか気持ち悪い

Aセク週間なのでAmazonで「Aセク」で検索してみたらなんかいっぱい服が出てきた
個人的には「TEAM A」とデザインされたシャツが好きだなあと思った

AセクAロマなんだけど、同性でも「女としてみてもらえて嬉しい」みたいなこと言ってるの見ると気持ち悪くなってしまう
その人の姿を2度と視界に入れたくなくなるレベルで鳥肌が立つ
セイ嫌悪が強い方なのもあると思うけど、たびたび聞く「女として見られなくなった」という嘆きに「女性＝男性からセイ的な目で見られることが存在意義でこの社会に対する役割、本人が他に何をしようとそれに勝る貢献はない」的な目線を感じてしまって、２倍で嫌なのかもしれない

本当に不思議なんだけど「他人から恋愛的に見られなくなったら終わり」と豪語するタイプの人ってそんなに恋愛に固執して苦しくならないんだろうか
他人からどう見られたいかというのは、ただでさえ自分で決定したりコントロールできないものだし、しかもそれを恋愛という型に固定するの相当他人に振り回されるだろうしマジで辛くない？とやっぱり思ってしまう
個人的には「恋愛的に見られなくなったら人生の始まり！自分のアイデンティティを誰にも否定されずに済む！」なので余計

恋愛もセイ的な行為も私の人生には必要ないって確信してるけど、それでも世間の同調圧力に挫けそうになる時がある
恋をして結婚して子供を授かることが世間一般が思い描く女の幸せで、そこから外れた自分は人として欠陥品なんじゃないかって考えてしまう
もっと自分の意志を強く持てるようになりたい…

今思うと女の生き方とか女だからこうと結婚前提で育てられず何でも一人で出来るようにという方針で親もセイ的に潔癖で恋愛結婚しなくていいという考えだったのは救いだったかもしれないな 結婚前提の生き方を強いられるとか親がセイ的な面を見せてくるとかネットで驚愕するような家庭の話が流れてくるのでそういう所だったらとっくにﾀﾋんでたと思う。

AセクAロマで結婚したくないし出産もしたくない派なんだけど、それはセイ的指向以外では法律や社会福祉に頼りにくい点もある
人間の感情は変わるものだし、感情が変われば関係性も変わる　で離婚したりする
そういう時最後に頼れるのは法律だったり社会福祉だけど、正直まともに機能してないからこんな社会になってんじゃないの？DV被害者の支援不足しかり、シングルマザーの貧困しかり、と思っている
あと子供を産めと言う割には産んだ後は全部家庭内でどうにかしてね後は自己責任で！なのがふざけるなよそんなリスク抱えられるかと思ってる
誰かの所有物扱いされるのに、精神が耐えられないのもあるけど

職場の同性からとある異性俳優を知ってるか否かを尋ねられ、知っていると答えたら「主さん異性に興味がないから知らないと思ってました！」「異性に興味がなくても知ってるんですね」「異性に興味ないと思ってたからびっくりです」とやたらと『異性に興味ない』を強調された
その人は普段から恋愛話の多い人でAロマAセクであることは話してない
変に思われない程度に相槌を打っていたつもりだったけどやっぱり何かが違ってたのかな
「まぁ異性には興味ないですが…」と言ったら不自然な強調はぱたりと止んだから話の肝は異性俳優を知ってるかどうかではなく異性に興味がないことを私の口から言わせたかったんだろうな
なんかセクハラされた気分

他人を好きになれる人からの「わかる、人を好きになるの分からなくなるよね〜」ほど傷つくものは無い