短歌が好きなんだけど、有名な俵万智は「恋愛！不倫！S○X！」って感じなので、流行ってる時キツかった…。当時はAセクって概念が無かったからなんで苦手なのか上手く説明できなくて…。

人から言われたことについて。
同じ悩みを持ってる人を傷つけるかもしれない愚痴なので下げます

ちょくちょく「AセクかAロマかって30超えてから聞いたら本物って感じする」みたいな言葉を聞くたびに「指向について悩み始めるのって大体思春期からだと思うけど、15年以上周りからの無理解に苦しめって言うのか？」と思う
確かにAセクやAロマって他の指向より見えにくいから「無いことを証明する」難しさがあるし、そもそも指向って「こうだ」と自分でラベリングするのに基本時間がかかるところに更に時間がかかりやすい傾向はあるから、よく考えた方がいいのはわかるよ
でもそういう本人が悩んだりあれこれ考えてるのを、周囲が本物かどうかジャッジしたり、あるいは茶化したりするもんじゃないと思う
正直悩んでいた頃に「まだそうとは限らないじゃん」って遠回しに恋愛しないことを否定されるような言葉が辛かった
代わりに「そういう指向の人も確かにいるもんね」と否定されないだけでも、随分辛さが違うのに

海外ドラマで（別のジャンルでも）最初は衝突していた男女バディが事件を解決するごとに互いを認め合うようになって……恋人関係になると( ˙-˙ )スンッってなる
いや、いいのよ、それが貴方たちの選択なら尊重したい。でもドラマとして、恋愛関係なく人間性を尊重し合う関係を男女間で続けていくのは「ナシ」だと製作側に判断されたのかと思うとちょっと悲しくなる

生まれや境遇がハードだった人の話のオチが「幸せにしてくれる恋人に出会ってよかったね！」なパターン多くて、まぁその人が恋人得るのをゴールだと思ってるならそれでいいけど、幸せにしてくれるとは…？って考えてしまう。自分一人では幸せになれないみたいな言い方。

「考えすぎ」や「普通」という言葉でsei的指向について悩むのをやめられるとしたら、それは悩みが解決したんじゃなくて思考停止することにしただけなんですよね
思考停止は何も根本的な苦しみの解決にならないので、結局どうしたらいいか考え続けるしかないという

いわゆる人造生命体みたいな人外キャラがすごく好きだけど、これはAセクなのが影響していたのかなあとは思う
全く他人の肉体に興味がないから惹かれる感情もわからないので、性と切り離されたところにいるのにシンパシーを感じているというか
でもってそういうキャラって大体自分の出生に悩みながらも自分の生きる道を決めていくので、そこに憧れているのかもしれない
これは自分の指向からの逃げかと悩んだことあるけど、よく考えたら「現実での自分の立ち位置と近いキャラクターにシンパシーを感じたり感情移入するのって、別に現実逃避でもなんでもないな？」と思ったので、Aセクな部分でもそういう人外キャラが好きな自分を受け入れることにした
それからちょっとだけメンタルが楽

たまに「恋愛至上主義」もしくは「sei愛至上主義」と書いた石板状の物体があるとして、それを「うるせーーーー！！！」って言いながらバットで破壊したくなる時がある
勿論現実ではそんなことしないけど、でもたまにやりきれなくなる時がある

人間の肉体にあんま興味がないかもしれない…それよりスチームパンクとか廃墟に萌える…引かれるから表では言わないけど…

AroAceの全員じゃないけど、独り身より誰かと交際してる方が辛い・精神的負担になる人間も居ると知って欲しいな。したくないのに欲情されたり、相手がロマンス求めてきてもこっちは何も返せないし、束縛や所有意識持たれるのも辛い。

恋愛話一切見てないのにXのおすすめに夫に浮気されたとか元彼がクズとかそういう話が流れてくる。赤の他人から見てもすっごい酷いなって物が多いんだけども、こんな仕打ちをするのに恋愛が最上の愛とか絶対嘘だなって感想はやはり強くなるばかり

こないだ読んだ本で「AセクAロマに対してフレンドリーな社会人の趣味サークルがあるといいかも」みたいな内容があって「確かに」と思った
パートナー探し目的じゃなくて（それも必要だとは思うけど）、何かこう「恋愛sei愛至上主義の圧から身を置いた、緩く趣味の話をする息抜きの場」みたいなのがあってもいいよねというか
月一くらいで緩く開催して緩く趣味の雑談して緩く解散するのとかいいなあ……家からなかなか出られない人も参加できるように、ネット上で開催してもいいわけだし
今はそんな余裕ないけどいつかやってみたい

もしヘテロだったら違う人生だっただろうか
恋愛やsei的接触を誰かとしたい気持ちを理解して、友人だと思ってた相手からも「やろうと思えばできるはずなのに何でしないの」と言われたりせずに済んだだろうか
「人として心が欠けてる」なんて言葉を一生聞かずに済んだだろうか
バレンタインと雛祭りが来るたびに鬱々とした気持ちにならずに済んだだろうか
家族と顔を突き合わせるのたびに罪悪感に苛まれたり苦痛にならずに済んだだろうか
未来に希望が持てただろうか
そんなことを考えて、もういっそ全てを放り出して誰も自分のことを知らない世界の果てまで行ってしまいたくなる時がある

子供の頃、恋愛って漫画やドラマの中の創作シュチュエーションだと思ってたら現実にあるものと知って驚いたなあ　中学くらいになって親が恋愛結婚したと知ったり実際に彼氏彼女という関係になってる人も現れて、自分も恋愛をするものだと他人に思われてたのももっと驚いた　創作物の真似事してるものだとばかり思ってたから　正直今でも思ってるけど
本能として基本的に異性に恋愛感情を抱くようになってるのはわかるんだけど、異性への好意＝恋愛になってしまうの大人になっても未だに納得いかない　

LGBTQ＋が出てくるドラマを見ている時、まあ恋愛やセイ愛に関することはピンとこないけど社会から受け入れられない辛さに関してはすっっっごく分かる（特にアメリカやイギリスではセイ的指向やセイ自認に関してヘイトクライムが実際に起こっているので）ので、そういうシーンを見ると泣きそうになる
わかるよ、自分はヘテロじゃないのか悩んでしこたまネットで検索しまくって「自分はこの指向だろうか？」と思い、その指向についてカミングアウトすべきか迷って世の中からどういう反応されるか調べてる途中で、酷い罵詈雑言に遭遇してショック受けて泣いたりしてさ
そういうところにすごく感情移入してしまう

未経験なのがバレた時に笑われてから他人に自分の事は何にも言わない、しつこければ本当の事は言わないと決めた。その時までは興味なかろうと未経験だろうと恥ずかしい事じゃないと思ってたんだけど。今では「○○歳まで交際経験がない人はどこか問題がある」みたいな論調までちらほら見えるから息苦しい。つらいなこの世。

ハートストッパーのドラマ版を2話まで見たけど日本のsei的指向を扱ったドラマといろいろ違ってびっくりした
カミングアウトの話をしたり、偏見からの問題点をただ問題点として描いていたり（当事者が越えるべき、苦悩すべき問題点みたいな雰囲気ではない）、何つーかめちゃくちゃ現実に即してるなって……あとsei的指向やsei自認が異なる子達が普通に友達でいるのすごくいいなと思った　
シーズン2でAセクAロマとして掘り下げられるらしい子に注目してたんだけど、恋愛話してても割と興味なさそうな感じで（あの何となく恋愛話してる時の友達から微妙に目を逸らす感じといったら！）「なるほど伏線かなこれは」と感じた

二次元は平気だけどリアルの話がどうしても苦手なので、よく利用するスレで恋愛の話を見ると反射で非表示にしてしまう。
業務でその手の話題をめっちゃ扱うから、オフの時くらいは離れさせてくれ〜。

人の心についての勉強になるとは思うのだけれどね、言い方は悪いが使わない知識や意見に使うリソースが勿体無い。業務で扱っている内容も常に馬耳東風。
「Aセクはドライな傾向があるのか？」ととあるブログで取り上げられていたが、こう言う所なのかな。尚、大抵の話題は「人による」で結論付けられる。そりゃそうだ。

普通になりたいわけじゃない。認められたいわけでもない。ただ何となく感じている生きづらさや違和感を和らげられたらいいなって思う。

ヒゲダンとか流行ってる曲が恋愛ソングばっかでキモい
君はきれいだーとかキモすぎ