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おすすめ本紹介ったー
おすすめ本紹介ったー
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ル・ボンの群集心理などを本物は読んでいたらしく、元々カリスマ性のある人間が集団を取り込む術を手に入れてしまった時集団ができることはなんなのか、そういう意味では群集心理も一緒に読むのがおすすめ。
・デカルト「方法序説」
分野: 形而上学、人間論
フランスでは国語の教科書に載るくらいわかりやすい。半分本人の自伝(正確には自分語り)なので天才が何考えてるのか知りたい人にもおすすめ。デカルトはこれより少し難しめの「省察」も初学者向き。
・ミル「自由論」
分野: 倫理学、政治理論、社会論
選挙権者たる全国民に読んでほしい一冊。「自由」とついているが、意志の自由や自由権云々の話ではなく、自由はいかにあるべきか、なんで自由が大事なのか、という自由な語り口。これ抜きにリベラルは語れない、古典的自由主義の代表的著作。リベラルを批判したい保守層・アンチリベラルにもおすすめ。
・アリストテレス「ニコマコス倫理学」
分野: 倫理学
本文では「倫理学は若者のすることではない」と言われているものの、しかし是非18までに読んでほしい一冊。哲学にありがちの衒学的抽象性はなく、地に足ついた明日から自分を変えられる哲学。
日本の古典好きという人にも、だるーという人にもすすめたいエモい本
エモいイラストとエモい言葉で千年前の人間に共感できる、秋の夕暮れはエモいです
続編の『優等生は探偵に向かない』と最終作『卒業生には向かない真実』の三部作まとめて推したい。
5年前に街で発生した殺人事件に疑問を抱いた高校生ピップが学校の課題として独自に調べ始めるところから始まるミステリー・サスペンスなのですが、その展開と構成が見事!
これがデビュー作なのが恐ろしいくらい面白い。
20年くらい前に書かれた、極寒のシベリアへの紀行文
過酷な気候と現地の人達の生活が読みやすい文章で書かれてる 元は小学生向けに書かれたものらしい
著者の他の本と比べると毒気や思想は控えめだけど、その分だけ現地の様子が素直に伝わってくる 日本からは想像もつかないような極寒地の「常識」がたくさんあって面白い
今と比べると社会情勢がずいぶんと変わったはずだが、ここに住んでいた人達は今でも平穏に暮らせていることを願う
帯にホラーサスペンスって書いてなかったらホラーだとは思わなかったかも。怖い人がいろいろ出てくる。こういうのにありがちな嫌な空気のまま終わらなかったのはいい。でもちょっと不穏な空気もまとってたりもして。話自体も面白かったけど、蘊蓄みたいな語りも面白かった。
〇にはちゃんと漢字が入ってるけどNGワードかもなと思って伏せてみました。犯罪を行おうとしている人たちの駆け込み寺的NPO法人が舞台。相談員が相談者たちの犯罪計画の穴をついていく。その結果は…。ってな感じ。
短編集なのでそれぞれの犯罪者がどういう結末を迎えるのかを楽しんだ。この相談員の素性が知りたい。そこをメインにした長編が読みたいなぁ。
大好きなリーチマイケル選手の特集も読みごたえがあったし、ラグビー特集は面白かった。
森林×須江監督の対談もとてもよかった。甲子園じゃなくて部活ってこうあるべきだなと思った。
錦木関の記事も二所ノ関部屋の記事もよかった。
長岡弘樹
文庫本の短編集なのでとても読みやすかった。長岡さんらしい短編集でした。
レーエンデ国物語
本の姫は謳う
夢の上
八百万の神に問う
ファンタジー好きな人におすすめ
読んでる最中息苦しくてしょうがなかったけど、最後まで頑張って読んでよかった。勧めてくれた人ありがとう。
日本で見られる虫を白い背景で撮った写真の図鑑を作る過程が書かれてる
生きている虫を捕まえたり卵から育てたりして、動かないように工夫して写真を撮ったそう その写真の構図や光加減も全部統一感をだすのに何度も撮り直したらしい
虫苦手なんだけどその図鑑も読みたくなった
最初はホラー系かなと思ったけど違いました。
ナイチンゲールの人生がモチーフとなっていて、そこに劇好きな幽霊が加わることで、彼ら含めた人物たちの物語がファンタジックにそして情熱的に紡がれています。偉人もの、ファンタジーもの、純愛ものが好きな方におすすめです。上下二巻組みです。
カクヨム発のホラーなんですが怖いしスルスル読めてよかったです!
余談はさておき、寺地はるな「カレーの時間」とびきりの悪もなければとびきりの良もない。けど、どこかもやもやして、どこかほっとする、そんなお話。