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③朝食
森の中を通り、エレベーターに乗って下の階へ向かう。下の階には海の見えるビュッフェがあり、先客が2名ほどいた。
男にビュッフェの説明をして、自分もトレイを持ってうろつく。すると美味しそうなアップルパイを見つけたので、うれしい〜!いやでも朝にアップルパイは……先にメインをとらないとな……と一旦保留し、男と別コーナーに向かって、その後アップルパイのところへまた戻ってきたら5個あったのが全部ない!そんな〜!と嘆きつつも、まぁでも次のループでまたここに来て食べればいいか〜……とションボリしていたら目が覚めてしまった。 -
リセットがされたようで、森の中で目が覚める。男が先に小屋の外へ出ているので、追いかける形で外に出る。積もる枯れ葉を眺めてボンヤリとしている男に挨拶をし、貴方は記憶喪失であること、自分は小屋で一緒に過ごしている同居人であることなどを説明し、難しそうな顔で納得してもらう。男の足元で茸が大小2つ生える。男が茸をなでる。私はそれを見て嬉しくなり、「君が毎回2つとも撫でるの、好きだなぁ」と笑うと、男が不思議そうな顔をする。