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この辺を考えるにあたって心当たりがあるのが、ぶっちゃけ近年は栗もボカロPも、特定の合成音声が爆発的な流行をすればその間は恩恵にあずかるために頼るけど、そういう時以外は基本人間に歌ってもらう方が、商業として将来性のあるコンテンツ展開ができると感じてそうなところなんだよね。それがプロセカでのオリキャラの誕生によって顕著に露呈してしまった感じ。
まあ同じキャラクターという枠組みの中でも、中の人がいた方が、いないボカロよりも複数のメディアでタイアップしやすいし、それに係る雇用も生めて、外部展開も宣伝も"人"の培った技術やら人気やらを押し出せるから、売り出していく時の説得力が違うもんね。ミクみたいな特異点はともかく、商品として、演者としての価値が人間とボカロじゃ大きな差があるんだ。冷静に考えて当たり前か。→ -
だからモブと差別化されている面がほぼない。ていうかセカイに閉じ込められてる分、モブより自由がない。プレイアブルキャラなのにカウンセラーでしかない。
人間と機械の交流って、先述したような漫画でもそうだし、アニメやゲームでもかなり頻繁に題材になるくらい壮大なドラマを生めるコンセプトなはずなのに、なんでこんな平々凡々な、モブでも務まるレベルの役柄に収めたんだろう。→