明智とワトソンったー

2023年3月13日に作成 #ネタ
明智某君と主人公の補佐役になりきりったーです。
お遊び、気晴らしです。
歴史にでてくる明智くんです。
実は一流医師なのにサブキャラのワトソン氏です。
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  • つまらないですか。退屈な日常、平和ということですか。心躍るトキメキは恋人に。悩むなら、事件よりも恋がいいですね、ムッシュー。
    ヘイスティングス
  • 風車がまわっています。天守閣からは街並み、人々の日常がよく見えます。私たちはこの雑多を守る使命があります。
    空から地上をみると、まるでおもちゃの箱庭でしょう。殿、屋根に登られるなら足元に気をつけて。
    明智み
  • 小林くん、事件とは事実を整頓することが解決とは限らない。科学では人間の真実などわからないんだよ。なぁに、これから君は知ることになるさ。いやでも知ることになる。泣いて笑って悲しみ、人生を楽しみたまへ。
    明智
    大人の私は忘れたいよ。最も、時とともに忘れるだろう。自然はうまくできているものさ。
  • 僕たちは主が才能を発揮できるように雑多をこなします。主持ちは、主に従います。良い主人に仕えられると幸せです。仕えた主には絶対ですが、僕らにも心はあります。仲間には大変気の毒な人もいます。サラリーマンのようであり経営者のようでもあり、家族や親友のようで、まるで異なります。不特定多数に仕えるホテルマンは身のこなしが素晴らしいと思います。仕事内容はほぼ同じですが、特定の主を守る僕らとの感覚はいかがと思います。僕らも衣食住はしますが、一般感覚の日常ではなく、仕事が日常で日常が仕事で、人生です。原動力は主の素晴らしさです。
    執事役と話すとだいたい驚かれますが、雑用係と話すとたいていは嫌厭されます。
    時々、思います。主婦に似てるなと。
    明智み
  • 気がついたね。ホームズ。そう、君の好きな香りの紅茶だよ。
    ワトソン
  • 殿、モッコウバラの枝が美しいですよ。
    明智み
  • ハドソン夫人にも話されただろ。マイクロフトは君とお茶を飲みたかったんだよ。ホームズ。
    ワトソン
  • ホームズの推理は、こうだ。
    マイクロフトは仕事柄、スイスにいたのだろう。中立地帯は諜報員の避難場所でもある。人間性を取り戻してくれる山の偉大さは、ロンドンにいる僕らも郷愁の念にかられる。絵ハガキを購入して、旅の癒やしに眺めていたに違いない。
    仕事はアラビアだったはずだ。ルートとして、同胞の英国人だらけのエジプトよりも、兄さんはトルコに行ったはずだ。トルコは寛大な国だからね。我々西洋人が閃かない、東洋事情もきいたはずだ。内容は、僕たち一般人が知る必要がないだろう。危険伴う情報の扱いは、訓練された彼の仕事だからね。
    そこで兄さんは美しい菓子にあう。危機感がある場で、衝撃的だっただろう。冷徹な空間と正反対の淡い粉雪のような白い砂糖、バラの香り、美しく光り気持ちを安らげる。ターキッシュ・デライトは神の御業に思えただろう。
    しかし内乱中のアラビア問題もあり、長居はできない。アラビアでロレンスにあった後、兄さんはすぐにインドへ向かった。
  • マイクロフトから絵ハガキが届いたよ。美しいスイスの山並みだね。僕が読みあげるのかい?では、マイクロフトのように読んでみようか。
    コホン。

    親愛なる兄弟、ホームズへ。
    僕はインドで束の間の休暇を楽しんでる。土産はターキッシュデライトだ。、君好みの甘くて輝く本場の味だ。少し前に船便で送ったから、この手紙がつく頃に届くはずだ。それにしても日本の菓子は包紙が美術品だ。甘い菓子だから、中国茶と共に送る。菓子はみんなで分けあうものだ。

    ロシアより愛をこめて。
    マイクロフト
  • 暑い日は、森に行きましょうか。深い緑の木の下で新鮮な空気を。たくさんの子どもが夢を与えられました。たくさんの兵士が惑わされました。100年後、この木は誰の木陰になるでしょうか。ベルギーにも深い森がありましたね、ムッシュー。
    ヘイスティングス
  • 力強くさびしさがあるバイオリンの音、ホームズが弾いている。声をかけるのを控えて、ソファへ。テーブルにはティーカップ、ポッドに銀の砂糖入れが光ってる。金おや?カップがきれいなままだ。ポッドは、空でこちらも使用していない。
    気を取り戻すために、無造作に置かれたロンドン・タイムズを読もうと取り上げると下からチョコレートの箱がみえた。金の縁どりをした漆黒の小さな箱にDEMELの文字が目に入る。めったに目にかかれないチョコレートだ。早速、1ついただきま、空だ。
    大きくため息をつくとホームズが期待した目でニコニコしている。
    呆れて下に行き、ハドソン夫人にコーヒーを入れてもらい部屋に運んだ。
    ホームズ、ドイツに行きたいなら話してくれよ。
    ワトソン
  • 母の日ですか。
    話をしたりケンカしたり、笑い怒り、平凡な日常だったでしょうね。
    ある日、任務で失われた世界にしてしまう。泣く暇はありません。戦場に好きも嫌いもありません。不用意に近づくのは全て敵です。たとえ見慣れたあなたでもね。僕は軍人ですから。
    家族に憧れはありますよ。
    失われた世界で泣き叫ぶのは女性と子供、老人です。平和な世界に。白いカーネーションを。
    ヘイスティングス
  • 殿が女性向けの錦をご所望されました。カブキ者ファッションは父親になられて以来、控えていらしたので、北の方に相談しました。彼女へのプレゼントのようです。賢い女性で側室の分も必要だとお話されました。殿は追加予算申請に苦笑されましたが、彼女たちのため、呉服問屋の商人に錦の展覧会を開催する企画書を書くのは、軍議よりもはるかに楽しい時間です。
    誰かのための美しい愛情。場をご用意するには日常の小さな積み重ねが必要です。殿は才気あふれながら、奔放で気性激しく誤解されやすいご性質。傷ついた獣は暴れ叫び、警戒するものです。
    北の方は勇敢な女性です。時々、男顔負けな意見をされて、殿とけんかをなされます。殿は彼女を傷つける事はできないでしょう。話すほど強くなり末恐ろしい人です。統率力は殿よりあるかもしれません。
    明智み
  • 信長公、撫子の花を食べてしまいました。
    明智み
  • ホームズ、君が花を買うとは珍しい。
    好きな女性でもできたのかい。
    ああ、ハドソン夫人へ贈るのか。
    僕ものるよ。
    メッセージはなんと書く?
    「素晴らしいマザー、あたたかなご夫人へ。
    アメリカ風ですが英国紳士より愛を込めて。」
  • 信長公、モフモフ愛がおありですね。怪我をした鷹を保護されただけあります。は?猫は育てても虎にはなりませぬが?野に放ち、城には自由に出入りさせるのが良いと存じます。彼らの性質は、自由です。殿のお好きな大空を羽ばたく鷹と同じでございます。
    明智み
  • 殿が玄関で寝ていました。昨日は天変地異でしたね。天神の咆哮、大地の怒りなど恐れるに足らず、と怒声をあげて雷雨に村を見回り。ずぶ濡れで震えて。寒さのせいにして。
    着替をさせたら、そっとしておいてあげてください。
    明智み
  • 天才などいらないと吐き出したい気持ちは、君のような人だからなのだろう。時々、僕は君を世界でいちばん気の毒に感じるよ。凡人だって、そのくらいはわかるさ、ホームズ。
    ワトソン
    僕はただの医師。凡人だ。
  • 優秀な塚原君は尋常小学校に入る前、伯父さんの大学研究室が遊び場だったそうだ。塚原君は、くだらない思い出だと吐き捨てるように話したが、やっと大学に入れた私には、羨ましい環境だった。

    研修で塚原君に会った時、利発で大人びた子どもがいる印象よりかは、いつも同級生から離れて一歩引いて、彼らを見守っている印象であった。
    研修生の私は、一学期始めの試験採点を先輩教諭から山高く押しつけられ、身動きがとれぬ状態が続いている。昼休みは食事時間が勿体ない理由で、私の給食を先輩が食べてしまう。これは教諭になるための試練らしい。しかし研修の身の私には、先輩の指導が正解かわからない。教頭に相談をした。

    翌日。相変わらずマルバツをしていると、教務室の扉が開いた。校長だ。彼は笑顔で労ってくれた。安心した矢先、金一封をくれた。口封じだった。

    放課後。塚原君が私の隣にきた。彼は握り飯を2つ置いた。
    「食べてないでしょう」

    大野
  • バラが美しいですね。柔らかな赤い色、しっとりと甘い香り。氷砂糖に花びらをつめて、白ワインをいれました。
    ええ、そうです。僕たち英国民はバラが好きです。花が甘いシロップになるとは夢のようですね。遠戦前のドイツ北部、地元の素晴らしい人たちから教えていただきました。
    眉をひそめないで、ムッシュー。花を愛する人に悪人はいませんよ。ベルギー人のあなたもお好きになると思いますよ。
    ヘイスティングス