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本読んだー!
31ページ目
しっとりしたホラー。「残穢」「あやしうらめしあなかなし」が好きな自分好みの話だった
異世界に迷い込むって物語好きとしては憧れるけど、その怖さを上手く表現した話だった。最後に切なさが残るホラーって夏にぴったりだよね。図書館で借りて読んだけど買って手元に置きたいな
おすすめ本紹介ったーで紹介されていて、気になって読んでみたら意外な怖さと切なさに浸れました。
恐ろしいと思う反面、憎めない愛嬌も持ち合わせていて、そんな人ではない異質な存在はとても魅力的。
書司の異星人がかつて栄えた人類のエピソードを古文書から紐解く導入部から始まる。
もしコーティーが「冴えたやり方」を実行しなかったら人類とその近くに住んでた異星人たちは早々に絶滅していただろうけれど、既に両方が滅んだ世界線で過去の話として語られているのが妙に安心した。個人の英雄的行為が人類全体に影響を及ぼす話に食傷気味だったから。
同著者の「肉」という短編も読んだ。紙の上では映える理想と経済が手を組んで現実の地獄を加速させた話。困窮極まる若い母親が神ではなく神の母に祈りを捧げるくだりが印象深かった。
今の時代の物語。展開が早すぎるし都合が良すぎるし良い子ちゃんばかりだったので、なんか絵本を読んでるみたいだなと思った。大人の絵本、まあ癒されるのにはちょうどいいんだと思う。
なんかこう、古い価値観に対する反抗や逆張りの主張が多すぎて、鬱陶しく感じる箇所もあった。
上澄みだけさらってるような本。腰を据えて読書したいってときには向かないな。
文庫で全5巻、登場人物も大量で次々視点が切り替わるけど、それぞれがきちんと人格を有してて「らしい」行動を取って、物語を進めるコマって感じがなくて読みやすかった。死や罪、秩序からの逸脱に対する恐怖、それらから逃れられないとわかった人々の恐慌がリアルで恐ろしい。今の季節にピッタリでした。
お犬様大活躍の巻。面白くて、かるーく読めてしまう。
ずっと読みたくて、でもなかなか機会がなかったけどとうとう読破した。語りのテンポが良くてサクサク読めたし、時に笑ったり切なくなったりして、読めてよかったなぁと思える一冊だった
妹との会話シーンが特に好き
人気図書なんだね~と、気持ちを切り替えよう
長くて派手でコテコテに飾りつけられてるけど、素朴な絵本みたいやなと思った。シンプルな物語やし、やたらと長台詞で登場人物の心情が書かれてるので、わかりやすくもある。
精神的にしんどくなるとこうやんな、という本。しょっちゅう上下に揺れる。同じ場所をぐるぐるぐるぐる周るような行動。出口のない小さい迷路、回し車のなかのハムスター。主人公のことを好きにはなれないが、まあある程度は理解できる。
今まで読んでいた森見作品と少し趣が違うなぁと感じながら読み進める。でも、やはり、面白かった。スルスルと読めてしまうので、最新刊も読みたくなる。
涼しく好奇心が刺激される低負荷漫画だったよ
異色作家短編集シリーズが好きな人はハマるだろう、面白いホラー短編集だった!
スティーブン・キングの子供らしくて、共著の「眠れる美女たち」で名前を知ったけど、単著も面白かった
好きな作家増えたな
今の自分があるのは。もしあの時違う道を選んだら。
切ないなー、友達っていいなー。面白かった。
新田に毎回笑ってしまう。
うちのご先祖様は無名だろうけど、こういう混沌とした時代を生き延びてきたってすごいな。
登場人物たちがコミカルでめっちゃ喋りまくるので読みやすかった。主人公がやらかしたことに対してだいぶいい奴だったのでコイツどうなってしまうん??と気になりすぎて一気に読んでしまった。
登場人物たちが現実のミステリー作品について熱く語るシーンが多いのでミステリーの授業を受けてる気分にもなった。