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本読んだー!
35ページ目
片桐はいりさんがグアテマラに住む弟家族のもとで過ごした日々を綴ったエッセイ。もう何度読んだかわからないくらい読んでる。
「チーナ(中国人)、チーナ」と囃し立てられるとか、普通なら眉を顰めそうなエピソードも淡々と書かれていて嫌な気持ちにならないところが好き。
弟さんのことを「そういうもんじゃない?とすべて丸のみしてしまえる才能」と言っているけど、はいりさんも結構そういうところがあって姉弟似てると思う。
犯人の性格や考え方が元彼に少し似ていてゾワっとした。ほんと別れてよかったって思った…
トリック全然わからなかったけど楽しかったー!
後半ハラハラして一気に読み切った
やっぱりこの筆者の世界観好きだわ。媒体が書籍に変わっても、動画を見ていたときと近い感覚ですいすい読めて世界観に入り込めた。読書に興味があるけどハードルが高くて慣習にするの難しいと思っていたから、気軽に楽しめて凄く嬉しかった。学生時代のときにこの本あったら読書感想文でこれ選んでたと思う。
中盤から終盤に差しかかるくらいになったあたりから、どんどん畳み掛けるような展開になって真相がわかっていくのが面白かった。変な間取り図を通してそこに住んでいた家族はどんな状況なのか背景が掘り下げられていくけど、最初に想像していた家族像と違って印象が大分変わった。
筆者は人間への情緒的な部分を汲み取って推理するけど、栗原さんはそういう人情とか感情面よりもミステリ好きとして真相を解き明かす方に着目するから少し無粋なところがあってこのコンビバランスよくて好きだ。なんか映画の死霊館シリーズで主役夫妻が登場したときみたいな安心感ある。
Audibleで聞いた。自分起因の仕事の悩みって脳の使い方が間違ってるんじゃない?という視点から色々役立つ考え方を教えてくれる。尚これらの方法は非エンジニアにとっても役立つ。個人的に仕事に対する鬱々とした気持ちが軽くなって嬉しい。少しずつ実践していきたい。
長いこと本棚に積みっぱなしだったから読めてよかった。終盤はページめくるの止められなくて、読み終えたあと物凄く切ないような、なんとも言えない気持ちになった
すごかった…
うわ、と思うくらい生々しい女性の感情にいつの間にか飲み込まれてて、読了後呆然としてしまった
私はガラケー時代から長年スマホに依存していると自覚しているから読中は耳が痛い説明も多かったけど内容はわかり易くて良かった
基本的な栄養と運動と睡眠という生活を見直していきたいな
クローズドサークルのミステリー
するする読めた
以下うーんとなった部分のネタバレとツッコミ
あらすじを読んで、容疑をかけられた臨床心理士の妻が犯人捜しをするミステリーだと思ったので予想外の展開に驚いた。けど面白かった。
心理学の蘊蓄を楽しめて、主役の妻に多少なりとも好感が持てないと読むのが苦痛かもしれない。
めっちゃ面白かった
読了した〜戴の行く末が気になる…短編集とかで良いからその後が知りたい…
ありとあらゆる本棚に陳列される謎の本!だって古代ギリシャはすべての文化に通じているから!いま創作されている魔術の源流が辿れるよ!
現役パイロットが空と飛行機について語るエッセイ。
理系壊滅的なのと文章から風景を想像するのが苦手なので読むのにものすごく時間がかかったけど、読み終えた今世界一周してきたような達成感と心地よい疲労感がある。
どこか遠くへ行きたい気分のときにぱらぱら読み返したい。
印象に残ってるエピソードがある。
それまで運動会でクラス代表として走ってきた子が、今年は転校生に足の速さで負けてリレーの選手を降りた時。
学校では強がっていたその子が、帰宅した時にで母親がいつも通りにリレーの選手になると思って新しい靴を買って待ってくれてたのを見て私は泣いた。その子が母親に抱き着いて今回はリレーの選手になれなかった、と泣いて母親が笑顔で慰めてる場面も泣いた。
子供は悔しさにこんなに泣けたりするんだよな、というのを見て泣いた
(リレーの選手に選ばれた子は複雑な家庭環境であるのも、少しソワソワした)。
このテの本にありがちだけど結論までがなげぇ〜!
そして既に実践していることだったので正直「うん…そうだね…」と肩透かしを喰らった気分になった。時代に伴う「読書」の在り方の変遷は興味深かったのでするする読めた。
Kindle Unlimitedで無料だったので読んだ。情念がヤベェ…
元マジシャンであり今はバーテンダーの神尾武史とその姪の建築士真世の周囲で起こる様々な事情を持つ女たちの短編集。叔父姪のなれそめは前作ブラックショーマンと名もなき町の殺○(NG避け)を参照
東野圭吾さんは長年活動してるが、現代的な人間像へのアンテナが一切衰えないのどうなってるんですかね…。ガリレオこと湯川学や麒麟シリーズの加賀恭一郎が有名だけど、一筋縄では行かない曲者のおじさんを書くのが本当に好きなんやろなぁと思う。私もそういうおじさんが大好きです。神尾武史は上記の二人と比べてもかなり黒よりで手癖は勿論話術であっさりと人の内側に入り込むのがワァ~ってなる。こんなん騙されますよ~やだ~絶対お近づきになりたくない~。相変わらず面白かった。読みやすくて面白くて東野圭吾さんやっぱすげえな…
2巻がなかなか話が進まなくて辛かったけど3巻でかなり動いてきた…!早く4巻読みたいーー!!
公開中の映画を観て「そういえばちゃんと読んだことなかったな」と思い、2巻(飛天ノ巻)まで読了。
いや面白い!長くシリーズが続いているのも納得。晴明と博雅のやりとりがほっこりしつつ深い内容のものもあって、なんとも心地好い。短編で読みやすいし、長すぎない文章がリズミカルに続いていく形式なのでサクサク読める。
また映画の内容について、ちょっとしたところに細かく原作要素が散りばめられていたり、鬼や呪がどういったものであるのか等も含め、リンクする部分が多くあって「如何に原作を大事に作った映画なのか」もよく伝わってきた。もっと早く手に取ればよかったなあ。