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本読んだー！
46ページ目
センスという曖昧にしか捉えていないものがすごく分かりやすく書かれていて、自分が漠然と「センス」だと思っていたものがそうではないことが分かった。
文章もだけど行間や字間がとてもすっきりしていてするする読むことのできる本だった。これもセンスなんだろうなあと思わせられる本だった。
後日談だからどうしても蛇足感が出るんじゃないかと思ったけどそんなことはなかった。1人の人間の人生をじっくり眺めさせてもらった。みんながみんな優しさを持ちながらその優しさで時に人を傷つけていくむごさがあって、それでも前に進んでいく人間の強さに勇気をもらった
作者が故郷の農村や漁村で実際に起こった出来事をモチーフに取材したショートショート 一つ一つが短いのでとても読みやすいし青空文庫でも読めるので手をつけやすかった
基本的には珍事件や間の抜けた事件が多く語られるのだが夢野久作らしく後味の悪い話があったりおぞましい描写があったりゴロゴロ人が死んだり…
なんてことのない田舎の日常の話が一つの文をきっかけにじわじわと恐ろしいものに変わっていくのが気持ち悪くもあり心地よかった
個人的には『花嫁の舌食い』『郵便局』『模範兵士』がすき
個人的には短編のほうが面白いかな。人間視点で見る千葉さんがわかるのは新鮮ではあったけど
あと誰々さんの、こういう言葉があるとかなんとかいう話を頻繁にしてくるのでも、もういいっす…。てか今その話しとる場合か！？となって後半は読み飛ばし気味だった
こっちの敵は翻弄するかのようにあれこれやらかすが一体何を考えてそんなことをするのかは憶測でしかなく、ちょっとモヤモヤするかな。マリアビートルのあいつとどっちが嫌だろう…。というかわかってないだけで余罪はどっちも結構ありそうでやばいね
仇討ちものとしてはあんまりスッキリしないオチになるような、作家さん自体が主人公に手を汚してほしくない気持ちからなのか
勇者が死んだところから始まって、周りの人の話を聞いていって勇者の死因を明らかにするって言う話で、話題になってたからあんまり読まないジャンルだけど読んでみた。最初に予想してた結末とは違ったけど面白かった。
どうなんだろうと思ったがこの世界の車…自家用車は運転手、その家族贔屓になりやすいらしく車同士の会話もあれやこれやと身内贔屓で面白い。私は好き
自分を走らせてくれる上に世界を見せてくれる相手なのだから持ち主を好きになるのはそうかもしれない。そのうえで車と人間の違いを感じてもいるし、いずれ来る別れのときも各々…予感はしている。目を逸らしながら予感はしている。車検前が怖いらしいよ！それでも買い替えのときに会えたら引き継ぎをするんだって。やさしい
車だけが共有してる話とか、家族の危機に車はただ見ているだけで何もできない虚しさもあるけど、自分たちを見守ってくれる大切な存在があるというのは心強い視点かもしれない
さすが読者がモヤる小説しか書けない湊かなえ
SNSのやりとりを資料として載っけてるの面白かったけど緑川さんがグリーンリバーとかそんな安直なハンドルネームの付け方する人どこにもいねえよ
最後しれっと雑誌記者がクビになってたのワロタ
伏線回収が凄まじくて、家族愛について考えさせられた。あと前作からのつながりもあって嬉しかった！こういうの好き
12歳の主人公が6歳の何の罪もない男の子を殺してしまう話。
ちょっとネタバレの感想書きたいんで下げる
当たり前だけど後味悪い話ばかり。途中までちょっといい話があると「ここで終わればいいのに」と思ってしまった。そこから突然理不尽な展開になるのが正に一寸先の闇と感じる
それぞれの設定が細かすぎて読むのしんどかった
対応してくれた受付の人の見た目とか風景についての長い表現とかそういうのを削ってほしいと思った
私は宮部みゆきに向いてないかもしれない
26になったらインド行ってみようかなと思った。友達の思い出話聞いてるようでスルスル読める。現地の人とのやり取りに、本来の意味じゃないけど「人情」みたいなものを感じた。ギャンブルは怖い。
小野先生の本は電子書籍になってないから図書館で借りてきた。電子書籍にして欲しいな。
京都の町屋のような古い家々が集まる場所で起こる怪異を、家の修理をしてある意味合理的に解消するのが面白い。モデルとなった場所はどこだろう。なんとなく西日本の日本海側のイメージ。
ほっこりしみじみ、登場人物が愛しくなる日常の話。共感できる事だらけだったし、ギャグ風味の文が随所に散りばめられていて、ふふふと笑いながら読んでました。さて次は何を読もうかな。
猫又になった猫が妖として生きていくすべを学ぶ、猫宿という学校を中心とした江戸ファンタジー
忍たまかハリポタか、みたいな雰囲気もありつつ、えぇっそのキャラって◯◯なの？と中々ファンタジーらしいトンデモな設定もあり
新米猫又たちの可愛さとしたたかさがなかなか良かった
欲を言えばもっとキャラの深堀りを！続編を！！
先に感想書いてくれた人ありがとう、とてもおもしろかったよ！
母親に「ハッピーエンドだったね」って言ったら「本当に同じもの読んだ？？」って言われました。あれ、ハッピーエンドだと思ったけどな…
続編も借りたからその前倒しに読んだ。かれこれだいぶ前に読んだ割にほぼ内容を忘れていたお陰で普通に楽しめた。こんなことってあるんだ。でも十年後にも同じこと言ってそう
短編集だからサクッと読めるし話によってテイストも変わってきたりするから楽しい。まあ死神がついてるから未来は明るくないが
作品同士のつながりがあったりなかったりもするので読後感は、ああ…。となる
この主人公の短編作がもっとあってもいいように思うが逆にこのくらいで済んでるから名作なのかもしれない