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本読んだー!
52ページ目
じ〜んときちゃう
それはまた別のお話で短編を締めて、ちゃんと次の短編で別のお話を書いてるの好き
明治の文化や著名人の知らなかったことが分かった。こういうことがきっかけで柳田さんは学者になったのかも
石見銀山の直木賞のやつ。想像していた物語とは全然違ったけど面白かった。文章がすごく綺麗で上手い。
この方は人間の性質の矛盾を書くのが上手ですね。
なんというか人間って善い人と悪い人で、はっきり分かれるような単純な生き物ではないんだな…と、思いました。
情と非情の間で常に揺れ動いてて、生まれつきの聖人やその逆の根っからの反社会的な性質の人物などは、稀な存在なのかな…と。
怪奇談なのに人間の心について考えさせられました。
ちなみに最後の章が賛否両論のようですが、確かにちょっと釈然としない。
かなりあくどいことをした人がそんな簡単に?あれ???(ネタバレになるから書けない)
ただ宮部みゆきさんの優しさの現れだと解釈すると納得です。
それにしても当時の奉公人の立場が弱すぎてつらい。
描きたいを信じる少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描きかた
読み物としても面白かった…各作者さんたちの経験と創作に対しての考えも知れてよかった~!
中学〜高校にかけて読んでた小説。
なつかしい、瓶ビールっておいしそうっていまだに思う。
「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。」に助けられた10代だった。
今日、もうすぐ70になる会社のボスに、村上春樹を読んでみたいから借してほしいと言われ、今、本棚の奥から出したところ。
開いたら、読み始まって止まらない。
この夏の休みは、このシリーズを課題図書にしようかなんて思ってる。
当時は読後1ヶ月近く落ち込むくらい衝撃的だったけど、大人になってからは落ち着いて読めるようになった
葉蔵はどうやったら救われたんだろうなぁ
何周目かの読了。ロドリゴは「主よ、あなたは今こそ沈黙を破るべきだ」と言っていて、自分で決断することを拒否しているんだよな。本当の神は自分の内側にいるのに、外側からの救いだけを求めているからずっと神が沈黙しているように感じられる。その空気感が何度読んでも残酷で重々しく、美しい。「信仰の形に関係はない。あなた自身がどう生きるかが重要なんだ」と遠藤周作先生が言っているような気がした。
どこかのtterで著者を紹介してくれた人、読むきっかけをありがとう。他の作品も読んでみたい。
思春期の息子へ憎しみに近い感情を抱く母親の主人公がリアルすぎて、今すぐ自分の母親に謝りたくなった
読み終えた直後はおやプンを読み終えたトロフィーを手にしてしまったなぐらいの気持ちだった
数時間後、いま、なんか何をやってもどんな選択をしてもいい結果なんか手に入らないんだ、という考えに取り憑かれかけていて焦っている
なんだこれ
信長に謀叛し包囲された有岡城で起きる事件の謎を城主の荒木村重は解けず、地下牢に繋ぐ黒田官兵衛に助けを求める。
なぜ村重自ら毛利に援軍を請うために有岡城を脱出したか。その黒幕に官兵衛がいたっていう解釈が新鮮。
おだしの方の人物像も薄幸の美女ってだけでなく厚みがある。
史実だから最後はわかってるんだけど苦い読後感。わかっていても毛利がきてほしいと思ってしまった。
すごく劇的でドラマチックでバイオレンスななにかが起きるわけではないんだけど、むしろそのせいでフラストレーションが延々とたまり続けるというか。
じわじわと確実に気分が落ち込む。
謎めいたむらさきのスカートの女は読むほどに普通の人になって行き、逆に語り手は一体何者なの?となんとも言えないモヤモヤ感を抱きながらするすると一気に読めた。でも最終的にはなんとも言えないモヤモヤ感だけが残った。読んでる時のモヤモヤ感と違ってて不思議に不快ではなかった。
表紙が独特で目に止まったから図書館から借りてきた(猫が体育座りしてて、背景がなんかグニャグニャ?)
仕事を辞めた筆者は女友達の杉松の物置小屋に居候を始める。そこで6年間、「自分はなんなのか?」と考えてみたり、変なことをして過ごす本だよ!クスッと笑えて、ちょっと共感して…と楽しくて変な本でした(o^-^o)