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本読んだー!
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恋愛小説あまり読まないから楽しめないかもな~と思いながら読んだら刺さる刺さる。おもしろい!とか感動!とかそういうのより、必死に隠そうとしてる自分の中の黒い部分を暴かれるような怖さというかなんというか。
ホラー要素大丈夫なら、男女バディとか男性同士のバディとか好きな人にお勧め
「なめとこ山の熊」なんて冒頭の文章だけで読んだことあるってわかるくらい印象的。
迷いが生まれた時、現実から逃げ出したい時に辿り着いてしまう不思議なホテル。優しく癒してくれるというより、ちゃんと対価が必要だったり現実の厳しさで叱咤激励してくれる。
現実から逃げ出したいと思っても、現実じゃない世界もそんなに甘くないなあ。
出てくる料理がおいしそう。
何回読んでも泣いてしまって顔がべしょべしょになる。優しい気持ちでいっぱいの本。
今年ビアズリー展を見てから気になっていたので図書館で借りてくる。最初をちょっとだけ読むつもり…だったのが一気に読んでしまった。意外な人物がしたたかで、まるでサロメのようだった。
元は桜田千尋の描いた絵を元に企画されて書かれた小説っぽい…?仕事でスランプに陥ったシナリオライター、恋愛に悩むIT起業家とか、悩んでる人が猫が経営し、接客する満月珈琲店に迷い込んで星詠みって占星術で励まされたりってのが基本の話。視点が変わって全三話、登場人物たちも一応顔見知りだったりで別の章でも少し触れられたりする。とにかく食事の描写が上手くて、一番最初に作中に出て来るスイーツや飲み物のイラストもあるから、よりその状況を想像出来たり…個人的には好き。
なるほど
名著と言われるのわかる
いい体験をさせてもらった
タイトルに惹かれて読んでみた。フードライターとして活躍する著者が、加齢に抗わず、受け入れるスタイルを描く緩やかなエッセイ。今まで通りに肉(特にカルビ)を食べられない体験は、誰しも老化を意識するキッカケになるのだなと自分を顧みて笑ってしまった。また、ミョウガのレシピがあり、なんとなしにやってみた所、物凄く美味で衝撃を受けた。毎度スーパーに行くと、ミョウガを手に取るようになってしまった。他のレシピも試してみたい。
ホラーでもありミステリでもある、どちらの読み味もあり、登場キャラも濃く、少年漫画のような爽やかな熱さもあり……
今回は転職や働き方について考えるキャラの描写が多く、彼らは自分の境遇にも似ていて深く感情移入しながら読めた。終盤の晴子さんの言葉も、自分に向けられてるように感じて深く刺さった。
Beastarsの作者、板垣巴留の短編漫画集。全六話。Beastarsと同じ世界観らしく、ちょくちょくレゴシがカメオ出演したり、Beastarsの学園長?校長?の過去の話が一話載ってる。
まだ漫画に慣れてないような感じがあって、若干コマ割りや読みづらい話も一部あるけど、後半二話はBeastars始まった後に書かれた作品だからかトーンが多めになって、より洗練された感じになってて成長を感じる。
いやー、面白かった!これほんとに女性作家さんが書いたの?って背表紙見ちゃったくらい男くさいハードボイルド的な世界
広島弁も実地で聞いて学んで書いたらしいね。凄い。仁義なき戦いとかのファンなんだって
昭和63年、暴対法がギリ施行される前くらいのヤクザ抗争を危ない手段で仲裁する悪徳警官の話
空気感がいいね。昭和の時代に書いてますって言われても信じちゃうかもしれない
ヤクザ?広島とかベタだなあ〜とか思ってすみませんでした。続編3作目まできっちり読まなきゃ
ただ映画化もされてるし割と検索窓にもネタバレサジェスト出てくるから気をつけないといけない
この人の書く話って幸薄目なヒロインがオランダ人医師と出会って幸せになるっていうのが多いのでタイトルをちゃんと覚えておかないとどれを読んだかわからなくなる
いや好きで読んでるんだけどね、ヒロインが素朴な感じでいいんだよね
舞台装置とか映画監督をしていた男性の、庭造りに関するエッセイや詩が綴られた本。
庭への強いこだわりや、土地の自然に関すること、友だちへの思いなんかが実直に訥々と書かれていた。
北の方の寒々とした景色に合った文体で、本当にここに住んでたんだなって感じた。
それぞれの登場人物みんな良かった
一作目を読んでこの切り口は面白いなと思い、二作目読んで「あーこういう方向に行くのかあ…」って読むのやめようかとも思ったけど、三作目読んで終わり良ければ全て良しかな。
成瀬あかりなるキャラがとても濃いらしいということしか認識していなかった
思ったより破天荒さがなかったように感じるのは、法律違反等を犯さない現代っ子だからだ!だから広く受け入れられるタイプの挑戦者なのだろう
二百歳まで生きて、いろいろなことをやって、成果が出たらいいなと思っている。彼女なりの世界観があって、他人がどう言おうが関係ない勇猛さ。ある程度それを可能にする多彩な能力。そして敵や無関心を装う子らもいる中、それなりな距離感で仲良くしてくれる友達
中学2年生から物語は始まるけど園児時代、小学生時代の成瀬も見てみたいなあ…
こういう子が健やかに育ち、道を進む感じはなんか微笑ましい。最後はちょっと泣けた
不純な理由で読み始めたけど面白かった
イニシャルのあたりとか、ん?ってなる場所もあったけど終盤のジェットコースターみたいな展開というか全部の答え合わせがされていく感じが凄いよかった
犯人が誰かって考えるより、どんな結末になるか気になって一気に読んだ。うわぁ、、、ってなった。是非読んで欲しい。