詳細を閉じる
本読んだー!
8ページ目
面白かった…すんごい面白かった…( ߹ㅁ߹)
映画も楽しみ
課題図書になってる本。伝統芸能をやりつつ、同じクラスの2人(片方は近隣市からの、片方は東京からの引っ越し組)
家、そして学校での自分の身の置き方、見た目のイメージや中身から起きる対外的コミュニティに悩む2人の成長譚
春を呼ぶ伝統芸能のえんぶりの脇役えびす舞ということで季節は冬なので冬に読むのがいいかもしれない
作者はその土地青森出身なので方言ばかりだけど東京から来た優希くんの方が標準語を喋るので割と緩衝材になってくれてるイメージ
主人公はもう片方の子だけど内面が繊細なので、いろいろ悩んだり考えたりしてる感じが主人公に相応しい。お父さんにムカつくだけで終わらせちゃダメ、どういった感情なのかよく考えなさいって言われてていろいろ考えてるような子。きっと国語が得意なんだろうね
なるほどなぁ課題図書って面白いわとなり読了
映画化するんだってね知らなかった
きっと昔から多くは語られずにいたけど「見られずに見たい」って願望はいつの時代にもあった欲求なんだろうな。そういう人間の心理を利用して稼ぐのが動画配信(主に普段は隠すような行為や憚られる内容の)だと思うし、この方の作品を最近知って今になって読んでるけど現代にも通じる人の欲望の後ろ暗さとか危うさを描いてると思う。というか人間って時代がどう移り変わろうと根本的には変わらないのかな。
こんな陳腐な言葉でしか感想言えないのがもどかしい。
所謂無敵の人の犯行理由にシンパシーを感じ、事件を追う、フリーの記者視点
ただの観測者という役割以外にも作中に意味があるのはよかった。一つの作品、物語としての意味として
それは、誰もが越えてしまうかもしれない一線。生まれが不幸だろうがそれを越えずに生き続けている“普通”の人もいくらでもいるんだという一線
暴虎の牙も読んだ後だから、最後の主人公の記事内容は割と沁みた
無敵の人を見放さないために福祉とかがあるんだから頼れる管轄には頼ってみようねとも言いたいが(頼れるかどうかは賭けだが……)
毒育ち故に可能な限り息子と接触しない、できなかったのはある意味彼自身の優しさだとも思う。ああはなるまいと生きてる側面がある場合、どうしても負の連鎖を避ける生き方を選んでしまう。まあ、覚悟もないのに子ども作っちゃダメだよ前提だけど
岩井さんは割と幅広いけど、夏の陰も父の因果が子に来てる話だったから興味あるテーマなのかな?
比嘉姉妹シリーズ。収録されている三篇とも母親がキーになっていて、比嘉姉妹の母についても少し触れられている。
三篇とも毛色の違う怖さがあるけど「あの日の光は今も」という話に辻村ゆかり(ずうのめ人形に登場する料理研究家)が登場した時点でこの話はバッドエンドだなってわかるのはシリーズものとしての面白さがある(シリーズ的にそもそも平穏無事に終わる事も少ないけど)
目新しいことはあまり書いてない。
ただ、いかに失敗に惑わされずに、自分や経済が今後緩やかに成長し続けると信じ、同じ積み重ねを続けることの大事さがよくわかった。堅実な本だった。
景気後退時にも投資を続けた人が結果的に得をしたデータが印象的。
久し振りに絵本読んでみたくなって図書館の電子書籍で表紙が可愛かったので借りて読んでみました
物語というよりはお寿司のイラストとネタの魚の簡単な説明をしていく感じのだったのですが魚以外のお寿司も載っててクスッってなれました
※寿司が食べたくなるので注意ですw
悪霊を悪霊たらしめるものは何か。彼らが死後に悪霊と恐れられるに至った経緯を当時の情勢や歴史的な背景から考察した一冊。
歴史は全く得意じゃないけどそれを抜きにしても面白い。オカルトというよりは悪霊と呼ばれた人物を通した歴史の考察といった面が強い印象。
優しさの膨張でどんどん真空にされていくようなしんどさ
他人の薄情さ、無関心さが逆に救われる感じ、すごくわかる…
登場人物の繊細な心理描写と世界観の描写が繊細で美しい
虚構推理に同タイトルの長編があったなぁと読んだ。なるほど着想自体をここから得てるのね。
書かれた順だとミス・マープル最後の事件だそうだけど、ミスリードがわかりやすいのがクリスティの衰えを見たようでちょっと残念。
口封じされそうと思った人が口封じされてしまい、暴かれるべきではなかった、いやでも犯人の所業を考えると罪は裁かれるべきだ…とモヤモヤする終わりだった。
この言葉も故事成句だったんだ!ってのが多くて楽しかった。
有能な補佐役が王の代替わりで排斥されるのが続いたときは「天丼ギャグか?」と笑うところではないのに笑ってしまった。美女に溺れてだめになる王の多さといい、皆同じ轍踏みすぎ。破滅への道舗装してるわ。
映像化すると全く面白くなくなるであろう、小説ならではの作品だった
一言でいうと全編だいぶ気持ち悪い話なんだけど、読破してから冒頭の文を読み返すと全部が繋がってゾワゾワくるこの体験のために読むのは楽しいかもしれない ある種のカタルシス