本読んだー!

本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
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  • XP2iQi8月11日
    パンの文化史
    知らないことばかりで面白かった。
    へぇの連続。
  • bJXH/28月10日
    緑の我が家/小野不由美
    ホラーだけど瑞々しい読後感。少年時代の、自分では何も采配できない苛立ちや息苦しさ、寄る辺がない孤独感、虚無感が大人になった今では痛々しくもあり愛おしくもある。
  • MFSU7K8月9日
    境界線上のホライゾン、ラノベじゃなくてヘビーノベルなんて言われるけど読めば読むほど引き込まれる
  • nAp.Hp8月8日
    本の装丁が珍しい本で紹介されているのをたまたま見て本になってたのか!ってなってKindleで無料になってたから読んでる「ほぼ日の怪談」、他にネットで読むものもなかった時代に楽しみにしてたな〜と懐かしい
    コレはいまネット怪談として有名なアレの元の話かも?というものもあったりして今読むとまた違った感想が出てきておもしろい
  • N9yZH18月7日
    「眠れなくなる夢十夜」のうちの1話、小路幸也さんの「輝子の恋」が素晴らしかった。
    読書好きは「いやこれ…」てなってから、読んで、最後ぜひニヤニヤしてほしい。
  • wOWvzR8月6日
    ドミノ 恩田陸
    登場人物28名が東京駅で繰り広げる群像劇。
    一人一人の行動が噛み合い、一つの物語が完成する様子は見どころ。
    全員キャラが濃く、書き分けがしっかりなされているところが良い。
  • eAvz2v8月6日
    水族館飼育係だけが見られる世界 下村実

    水棲生物に焦がれ収集、飼育していた幼少期の思い出から水族館に就職(完成前なので立ち上げからの勤務)、収集の様子等、そして水族館を新しく作るときどんなコンセプトにするかみたいな企画等まで。作者の経験したお仕事エッセイ。現在は日本モンキーセンターにの園長に就任されてるそうです
    なんとなく普段から話なれてる人のお話を聴いてるような感覚の読みやすい本

    日頃肉体労働性だなとは思ってたし、動物の転園、転館等の作業もYouTubeチャンネルで見てたりはするけど野生を捕まえ、輸送するまで馴らしをする様子等などは新鮮だったなあ。まだまだ昭和の色濃い平成初期の様子も垣間見られる
    あと対生き物とのヒヤリハットもあるのでニュースにならないだけで割とヤバい職業(予測不可能な危険という意味で)だし、飼育員さんの離れてね、触らないでねも大事な呼びかけだなぁと。お互いにね
  • UtfDwk8月5日
    大丈夫じゃないのに、大丈夫なふりをした/クルベウ

    思いがけず、全く望んでもなかった長期の休みを取ることになって、ちょっと迷子みたいな時の何度目かの読み返し。
    「今、雨が降っているからと言って失望しすぎないようにしよう。この雨がやんだら、美しい虹のような出来事がやってくるだろう」
    うん、やってくるだろうと思ってやってこうと思う
  • xcf2.28月4日
    石は元素の案内人 / 田中陵二
    読むというより観るのつもりだった期待どおり写真がいっぱいで楽しめたけど、ちょっと入ってる筆者のコメントも思いの外面白くてためになった!
  • rkgUyd8月4日
    こども哲学 よいこととわるいことって、なに? / オスカー・ブルニフィエ

    ことばの章をじっくり読ませていただいたが、今回喧嘩したのは間違いじゃなかったんだなーと改めて再認識させてもらった。確かに、優しく言うことは出来なかったし、思いつくことなんでもかんでも口に出しちゃったのは良くなかったと思うし、本当のことだとしても、言わない方が楽だったのかもしれないけれど、喧嘩したことで、周りの大人に気づいてもらえて、適切な処置が施されたので、意外と間違っていなかったのだな、と思う
  • IrcQEI8月3日
    くらのかみ/小野不由美
    古い田舎の屋敷、行者の呪いや座敷童、底なし沼など、ホラー要素もありつつ、誰が遺産を狙った事件を起こしたのか、紛れ込んだ子どもは誰なのか?といったミステリー要素、そして大人びた子どもたちの冒険譚的な要素が上手く絡み合っていてドキドキしながら読んだ。
    主人公が子どもなので、夏の遠い記憶が蘇るようなどこか懐かしい気持ちになる。作中内の季節も夏だったので、この季節に読めて本当に良かった。
  • 71RlcC8月1日
    『ひとまず上出来』ジェーン・スー

    不躾な店員さんに勝つために20万円の何も入らない鞄を買ったり、300円のネックレスを嬉々として友人に見せびらかしたり、なんて可愛い人なんだろうなぁと思う。こういうエッセイが好きだ。
  • NU5I/17月31日
    火のないところに煙は/芦沢央
    さらっと読めるライトなホラーミステリという感じ。普段ホラー読まない人でも読みやすそう。作者さんは小野不由美さんのゴーストハントシリーズ好きなんだろうなとわかる記述があってほっこりした。ただ無理にミステリ仕立てにしてるきらいがあってそんな無理せんでも…とは思った。
  • Hsgp7F7月30日
    かばんうりのガラゴを小学生以来に読んだんだけど、ものすっごい楽しい。ぶーちゃんとおにいちゃんのぶーちゃんとか、バムとケロのケロちゃんとか、知ってるキャラクターが度々登場してるのが良い
  • 8xXTLD7月30日
    「夜市」恒川光太郎
    しっとりしたホラー。「残穢」「あやしうらめしあなかなし」が好きな自分好みの話だった
    異世界に迷い込むって物語好きとしては憧れるけど、その怖さを上手く表現した話だった。最後に切なさが残るホラーって夏にぴったりだよね。図書館で借りて読んだけど買って手元に置きたいな
  • O13iai7月27日
    「かにみそ」倉狩聡
    おすすめ本紹介ったーで紹介されていて、気になって読んでみたら意外な怖さと切なさに浸れました。
    恐ろしいと思う反面、憎めない愛嬌も持ち合わせていて、そんな人ではない異質な存在はとても魅力的。
  • ISAYK37月27日
    たったひとつの冴えたやり方/J・ティプトリー・Jr
    書司の異星人がかつて栄えた人類のエピソードを古文書から紐解く導入部から始まる。
    もしコーティーが「冴えたやり方」を実行しなかったら人類とその近くに住んでた異星人たちは早々に絶滅していただろうけれど、既に両方が滅んだ世界線で過去の話として語られているのが妙に安心した。個人の英雄的行為が人類全体に影響を及ぼす話に食傷気味だったから。
    同著者の「肉」という短編も読んだ。紙の上では映える理想と経済が手を組んで現実の地獄を加速させた話。困窮極まる若い母親が神ではなく神の母に祈りを捧げるくだりが印象深かった。
  • AOAj4/7月26日
    キッチン常夜灯

    今の時代の物語。展開が早すぎるし都合が良すぎるし良い子ちゃんばかりだったので、なんか絵本を読んでるみたいだなと思った。大人の絵本、まあ癒されるのにはちょうどいいんだと思う。

    なんかこう、古い価値観に対する反抗や逆張りの主張が多すぎて、鬱陶しく感じる箇所もあった。

    上澄みだけさらってるような本。腰を据えて読書したいってときには向かないな。
  • hXhFc77月26日
    屍鬼/小野不由美
    文庫で全5巻、登場人物も大量で次々視点が切り替わるけど、それぞれがきちんと人格を有してて「らしい」行動を取って、物語を進めるコマって感じがなくて読みやすかった。死や罪、秩序からの逸脱に対する恐怖、それらから逃れられないとわかった人々の恐慌がリアルで恐ろしい。今の季節にピッタリでした。