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見渡してもひじりはいなかった
いつの間にか人がたくさん現れたホームのなかで、反対側を探そうと逆方向に向けて走った
そちらにもひじりはいなかった
ホームの近くにバイパスや高速道路のような高架があり、そこにはバスがたくさん詰まっていた
ゆっくり落ちそうになっているのを、見上げていた
そんな夢
どこかで「ひじりは伝えたかったんだと思う」と兄が慰めてくれた
が、そんなステキ兄貴は現実には存在しない -
ひじりと交換した?もらった?トレーディングカードを持って、兄と先ほどの窓際の席に座っていると、何かをひらめいた
カードを一枚掴み、急いで目の前にあった大きな階段をのぼった 駅で使うような幅がとても広いもの
のぼりきると、駅のホームになっていた
周りに線路はなく、窓から見たものと同じ夜の海が広がっていた 海面の高さは駅のホームぎりぎり