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追記:
といっても心理学にもいろんな流派がありますから私が言ってることが正しいわけでも無いです。
アドラー心理学なんかではまったく違う考え方してますし。
ただナリ心理学さんについて主さんが書かれてるような内容を拝見する限りでは、少々表現が乱暴というか雑ではあるかなと思いますが、割と一般論的な内容なのかなーという印象でした。 -
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すみませんね、返す返さないはコメ主さんの自由で構いませんので、とても有意義なので返信させていただきますね。
学習能力→遺伝、不安感→後天性という事ですね。
実は兄弟間で感じ方や捉え方が変わるというのは聞いた事あったんですが眉唾だなぁと思ってしまってました。これも解釈ですね。
つまり、私の解釈なしで書くと
いわゆるAC克服の認知行動療法というのは、兄弟や親から影響を受けた幼少期の養育環境が原因の認知の歪みを正す事によって、生きづらさを解消する、という方法なのですね。
で、ここからがすごく重要な話だと思ったんですが、初めに私がブロガーの主張に指摘したように、親ガチャだからしょうがないと受け止めて諦め、今までの損は悲しいけど事実だとする=ご指摘通り、ただの「不運な人」ですよね。たとえそこから前を向いて生きても、損は取り戻せませんから。損は損です。
そこで、認知行動療法で、生まれ持ったものではなく養育環境によって認知が歪んでたんだよ。となったとしても、やはり「ただ認知が歪まされた過去を修正し直す」だけだと確かに損だなーと思います。ACじゃなかったら不必要な行程ですからね。
でも、私はそもそもACかそれ以外かに関わらず、真剣に自分の人生に向き合ってる人ってものすごく少ないし、そこから派生するトラブルが世の中のほとんどの問題と直結してる気がするんですね。
私は、真剣に人生と向き合った人が、より深い視点で生きていけるのなら、物質的な豊かに直結はしないかもしれないけど、悪い事(=損)とも言えないのではないかと思うんです。
つまりAC=親ガチャ外れ=損という三段論法はやっぱ短絡的で、人間万事塞翁が馬というように、災い転じて福と成すかどうかはその人の解釈、認知次第ではと考えています。 -
前者は遺伝による影響が大きく、後者は幼少期の生育過程による影響が大きいです。
主さんの仰っている"歪み"が前者のことを指しているのであれば単に遺伝的な差が出ただけだと思います。後者を指しているのであれば、"主さんにはたまたまネガティブな影響が出なかった"と考えるのが正しい理解で、自分の生育環境には問題がなかったはずだ→だから親のせいではない→生まれつきの性質だ・自己責任だ と考えるのは少し待ってほしいなと思います。
幼少期の生育環境 と言うと親子関係にフォーカスされがちですが、自分以外の兄弟の影響も大きいです。
このあたりはカウンセラーの根本さんが兄弟姉妹の心理学という本を出されてるのでもしご興味があれば…ですが、1人の子がやんちゃだとバランスを取って他の子がわがままを言えなくなったり、1人の子を親が叱っているのを見て育った子は「ああいう行動を取ると愛されない」と無意識で学習して自分の行動をコントロールするようになります。
そうやって学習した負の解釈が大人になっても影響します。
なので同じ親のもとで同じように育ったとしても、兄弟間でその環境から得る"解釈"は異なります。
人間はある物事が起きた時に現実をありのままに捉えることはできません。必ず自分なりの解釈が入ります。認知行動療法の基本となる考え方として、事実→解釈→感情→行動というステップを踏みます。
この"解釈"(≒認知)に歪みがあることで様々な生きづらさが生まれます。そのためアダルトチルドレンの克服はこの認知の歪みを正していくことになります。
で、ここまでの話とは別の視点から言うと、今の自分の考え方や性質は「生まれ持ったものだ」と理解しようとすると、それこそその人はただの"不運な人"になってしまいできることが何も無くなります。
なのでそういった観点からもまずは自分の幼少期の経験に何か原因が無かったか?を探ろうとするのは間違った取り組み方では無いと思います。
長々と失礼しました!