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AセクAロマったー
AセクAロマったー
無性愛者故に思う事を書き込める場所です。
原則として【アセクシャル・アロマンティック・その両方】のいずれかに該当する当事者のみが書き込めます。
当事者ではないが理解を深めたいという方、該当するか悩んでいる方等からの肯定的な内容であれば歓迎する方針です。
愚痴も書き込めますが、他のセクシャリティ全体を貶すような差別的な内容は控えてください。(例:異性愛者は全員気持ち悪いから氏んでほしい等)
共感し合う場として設けています。共感できない内容や、当事者以外からの否定的な書き込みには反論せず非表示をお願いします。
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85ページ目
S1とS2共に主人公はゲイの男の子とバイの男の子なので、内容としては2人の恋愛関係が中心になる
S1はセイ的指向を自認するまでの葛藤を、S2はカミングアウトに関する葛藤がテーマなんだけど、この葛藤が指向に関係なく、マイノリティに共通する悩みなんだなあと思って頷き倒しながら見ていた
Tの子も出てくるけど作中で差別される描写はない
そしてこの作品のいいところは、恋愛するからと言って友情が蔑ろにされていないところ(ヘテロの子とゲイの子は同性の親友であり、その友情についての描写もちょくちょく挟まる)
そしてAセクAロマの子もS1から出てくるんだけど、恋愛に関してそこまで強い感情を表さないし基本的にずっと読書してる ただいわゆる「冷たい人間」という描かれ方はなくて、物静かであまり話さないけど友達に対して思いやりがある描写がところどころでされている
ただまあ終盤で(以下具体的に話の内容に触れているのでネタバレ注意)
「フラフラしてる」「いつまでも落ち着かない」「ちゃんとしてない」
みたいな言葉で表現されるの納得いかない。(私が高齢者の多い地方住みだからで、都会の方ではそうでもないのかもしれないけど)
令和の価値観とは思えない
あとAセクのキャラじゃないけど「ストレートじゃなかったらすぐ家族や友達に言うべきみたいな空気があるけどそれは違う、責任を負うようなことじゃない」という台詞にすごく頷いた いやほんとそう 別にマイノリティであることは責任を負うことでも何でもない
個人的には出産?子育て?いやー無理ですね、と思ってるし、それを「AセクAロマだから?」と言われたら「それは違うよ」と言うんだけど(子供を産みたいか否かとセイ的指向は関係ないと思うので)
その無理だなと思っている理由の一端が当事者へのインタビューを踏まえて、わかりやすく説明されてる
イスラエルは子供を3人以上産むことが凄まじく推奨されているそうなのも、これを読んで知ったけど……イスラエルのセイ嫌悪があるAセク女性はどうしてるんだろうなとふと思ってしまった
私がみじめ?それは「私は恋人がいない人を見下しています」っていう自己紹介にしかなってない。
ま、何を言われようと生涯独身でいるから罵りたければ罵ればいいよ。
生涯独身を貫く人間と、独身者を口汚く罵り続ける人間が1人ずつ存在するだけだ。
あとやっぱり「いや他人は私の人生を証明する道具じゃないし」みたいな気持ちにもなる
そもそも勝ち負けなんてその時々で違うどころか、見る人によっても違うのでこだわるだけ不毛に思える
not for meな出会いなだけなのは百も承知なんだけど、何でほろ苦い味だと失恋に結びつけられやすいんだろうか
心底謎
でもこちらはそういう相互独占契約を結びたくないんだよね
独占したりされたりが嫌な人と、それをやりたい人が一緒にいて上手くと思いますか?って感じ
そういう時は一人で色んなことを熟考したり、一人だからこそできることを楽しんでる感覚がある
なので全く寂しくないし、強いて言えば「次は友達を誘おうか」と思ったりはする
でもそれは一人でいたことが寂しいから誘おうと思ってるんじゃなくて「友達と行ったらより楽しめるかもしれないし、こういうの好きだから喜んでくれるかも」みたいな感じなんだよな……マイナスをゼロにしたいわけじゃなくて、プラスをよりプラスにしたいのよ
そこらへんの感覚が全く伝わらないことがあって困惑する 恋人がいないことを云々言ってくる場合は更にそんな感覚があるし、みじめにはならないけど心底「面倒くせえ……」みたいな気持ちにはなる
正直この感覚全然分からない。
楽しい趣味があれば満喫できるし、友達や家族がいれば寂しいとかそういうのも無いじゃん。趣味や友達や家族の存在は彼女/彼氏より下のものなの?ってなる……。
グーグル翻訳が正しければ「Aceコミュニティの一部のメンバーが、好意を表現する言葉としてふざけて使用する用語で、多くの場合、彼らが惹かれる物事や人々に関連して使われるが、性的な意味ではない」らしい
多分海外圏では日本よりも、セイ的である=魅力、の「=」の力が強いからかな?と思うんだけど
こういうところに文化の違いを感じる
夢漫画?だっけ?ああいうのならまあそういうのを想定して作ってるだろうから分かるんだけど、そうじゃない恋愛物はその作中二人の恋愛に関する話だし……二人の間にある関係性を物語として「ああ面白かったな」と楽しむのと「私も現実でああいう関係性を築きたい」と憧れるのって別問題じゃない?
もしくは「(現実で自分が築きたい理想の関係性がそこにあるから)好き」だと思われてたりするんだろうか……個人的には恋愛物を読んで好きだなと思う時の感覚は「(恋愛感情についてはよくわからんが、その二人は美しい関係だと胸を打たれたので)好き」であって、別に描かれている関係を「自分もああなりたい」と思っているわけじゃないんだよな
宝石を自分の家で所有したい感覚と、博物館に展示された宝石を眺めていたい感覚の違いな気もする
ちゃんと話してない自分が悪いんだけどね。
自分が当事者になりたいわけでも当事者の気持ちを実感を伴って理解することは出来なくても、ラブコメもホラーもミステリーもギャグも好きで楽しいだけなんだよ。