文章しりとりったー

文章でしりとりをしてメチャクチャな物語を作ったり作らなかったりしよう
【ルール】しりとりをすること(重複した場合は早い方を優先するといいかも)
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  • 砂糖たっぷりのアイスコーヒーで頭に痛くなっても諦めない
  • 「月に代わってヨシユキよ!」
    真っ昼間になにやってんだこの巡査。
  • 言わずもがなであるが、この状況で二人が最も警戒すべきはーー再度の職質。
  • コワイ!!キャアアアア!!

    シバ犬のくせに臆病だワイ。
  • 「シャーッ!」
    威嚇する猫の格好をした女の子
  • どちらからともなく相手に飛びかかり、戦闘開始!
  • 黙々と歩き続ける彼女の前にキャットウーマンではない猫の格好をした女の子が現れ、意気投合するかのように見えたけど
  • 照りつける太陽の下、バニーガール…もとい、ウサギの格好をした彼女は歩き続ける。たとえ警察に職質されようとも。
  • 色っぽいね。でもバニーガールではないんだってね。日焼けしないように気を付けて。
  • うさぎの格好をした人間だけどバニーガールではないってことだけは信じて欲しい
  • 三鷹市に住む妹にことの顛末を話したら「これを着て元気出しなよ」と地元の有名人に因んだ桜桃Tシャツを送ってくれた
    何だろう、あまり元気が出ない…でもありがとう…
  • 紙切れが床に落ちていた。手に取ってみると、それは瓶に詰めたはずの手紙だった。思わず「いや、入れ忘れとったんか〜い!」とセルフツッコミ。
  • たとえ誰の手にも届かなくても、瓶に込められた想いは確かに在った。書き手がこの世を去っても、星々の狭間を永遠に泳ぎ続ける。それは哀しみだろうか。それとも、希望だろうか。
  • 彼方遠く。そう、宇宙だ。今もあの瓶詰の手紙は宇宙を彷徨っているんだ、きっと。だからもう考えるのはやめた。
  • 瓶に詰めた手紙はいま、どこを彷徨っているだろうか
  • ターボババア ~想い出はうすしおサラダ味~ webCM好評配信中!
  • いいや、違う。諦めてどうする。また流されるまま生きるのか? 慎ましくも平和な時間はもう過去だ。ならば新しい景色に相応しい新たな自分を見つけることこそが走る意味ではなかったのか?
    ババアは膝を曲げる。走る速度を下げるのではなく更なる加速を求めて一瞬の邂逅。伸ばした腕でやわらかな体を抱き抱えた。懐かしい甘い匂いがする毛並みを胸に抱き締めて、頰からぽたぽた落ちるのはあのタレではないがとても意味のあるしずくだった。焼けたアスファルトに落ちる水滴。今度のぽたぽた焼きは醤油や砂糖の甘さではなく、少し塩辛い味がした。
  • 風を切り走り続けるババアの視界に、淋しげに佇んでいる一匹の猫が映り込んだ。あれは、まさか…だが、ババアは止まることができない。何故なら、自分はターボババアなのだから。もう、あの頃の自分には戻れない…。
  • ルマンドを焼き、次はブルボンの女になろう。
    かつてのババアは、一度はそう信じていた。小さな日本で、小さなお菓子を焼き続けるさだめが、自分の天職で、正しいレールだと。
    ババアはお菓子が好きだった。それで日銭を稼いで、たまに後世に知恵を授ける。地に足のついた幸せじゃないか。これで十分だと頭では思っていた。
    だが、すべてを投げ出してババアは苛烈な世界に来た。どうだろう。駆け出した細い脚は意外にもまだ元気で軽かった。赤いとんぼ玉のついた簪をはずし、傷んだ髪を振り乱して走り出した。私は自由だ。

    気がかりなのは、「化学調味料無添加」の右上にいた、飼い猫だ。あの子は、どうしただろう。新しいババアに愛してもらえるのだろうか。
  • 今日もターボババアは走る。走って走ってゴールを目指す。風を切る瞬間にババアは無になれた。この世に溢れているどうしようもない理不尽さから解放されて、ひたすらに息を吸って吐いて、流れていく汗をそのままに手足を振り抜く。ババアはこうすればやっと生を実感できた。もうぽたぽた焼きを焼く必要がないと告げられた寂しさを忘れられる。