本読んだー!

2022年8月6日に作成 #趣味
本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
20ページ目
  • Pwt1hC1月13日
    アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

    確かに「感」情が「動」かされはしたけど、感動という単語に抱いているキラキラあたたかいイメージとは違った。読み終えてぐったりしてる。
    遊園地のコーヒーカップに、自分で操作できない状態で乗らされた気分。ぐるぐる目が回るのに自分では止められず、やがて目が慣れてもっと回ってていいのにと思うけれど、そう思うころには成す術なく回転が遅くなっていく…みたいな。
    名作は往々にしてそういうところがあるけれど「読んでよかった、でも二度は読みたくない」と思わされる作品だった。パン屋の人々に自分と同じ醜さを見て喉が詰まる。
  • wkb9ln1月12日
    カフェから時代は創られる 飯田美樹

    パリのカフェ文化と、カフェが街で果していた役割について。名を馳せた作家や芸術家たちがなぜカフェに集ったのか。サロン文化など、人と人が集い繋がりを持つ場についての歴史と考察。また、主催者の役割など。

    一時期流行った「サードプレイス」という概念。もはや定番化した感じもする。カフェをやりたいと気軽に夢を語る人もよく見かけるし、自分でもたまに空想することはある。この本を読んでみて実際に運営するのはとても大変そうだとリアルに感じられた。店として経営もしなければならないし、人間関係に相当気を配れる人じゃないと「天才が集まるカフェの店主」にはなれなさそうだ。

    古い時代のパリについての文献を読んでいるのはそれだけでも楽しい。パリに関しては差別などよくない噂も聞くけれど、やっぱり魅力ある場所なんだなと思った。
  • WtdT4G1月12日
    犬の伊勢参り/仁科邦男

    いやぁおもしろかった…最初の犬による伊勢参りは偶然の産物、そこから善意の人々による橋渡しで犬の伊勢参りが「珍しいけどままあること」に変わっていくさまが興味深かった。著者の別の本も読みたい。
  • N9eU391月11日
    天保十二年のシェイクスピア/井上ひさし
    江戸末期の旅籠町を仕切る侠客の世代交代による争いを描いた戯曲。
    暴力や色恋が俗っぽく表現されている感じ。悲劇も喜劇もごちゃごちゃになっている。戯曲なので、実際に舞台を観てから改めて読みたい。
    天保水滸伝という侠客の対立を下敷きに登場人物が配置されており、中心人物も容赦なく退場していく。セリフ回しもかなり際どく感じた。シェイクスピア作品のセリフや人名などが散りばめられているが、わからなくても支障なく読めた。とはいえ、元ネタも読んでみたくなる面白さだった。
  • QHDO7H1月9日
    名探偵に薔薇を/城平京

    初っ端から「メルヘン小人地獄」とかいう胡乱な固有名詞が出てきて「ウワーッ!城平京!」ってなった…この作者らしい独特のセンス…
    救いがない話とは聞いていたけど思った以上に救いがなくて「こんなことってあるかよ……」と頭抱えてる
  • 4jNPyN1月9日
    ナルニア国物語2 カスピアン王子と魔法の角笛/著:C・S・ルイス、訳:小澤身和子

    実写映画では見たことのないストーリーでワクワクした!
    ナルニアで生きる動物たちの権利や役割に関する設定が好き。(獣はずっと覚えている、決闘の立ち合いはクマが行う、など)
    3巻も楽しみだな〜
  • HiVnm81月8日
    春にして君を離れ/アガサ・クリスティ

    人によっては自分の母親を思い出して古傷を開くことになる話だなと思いながら読み、人ってそう簡単に変われないものだな…とため息をつきながら読み終えた。
    コロッと忘れて元の日常に戻ることにしたジョーンに放り出されて、こっちは砂漠のレストハウスに取り残された気分だわ…なんでこんなにモヤモヤするのに夢中になって読めちゃうんだろう。ちょっと悔しい。
  • sTc.1S1月8日
    マロニエ王国の七人の騎士/岩本ナオ

    9巻まで読んだ。面白すぎる。
  • GgvU0k1月8日
    私のグランパ  筒井康隆

    読後ポカーンとした。グランパチート過ぎて、超展開!勿論掘り下げも説明もない教訓もない最後孫娘の着地もポカーン。短いから勢いだけで読み切ったけど、私は何を読んだのだろうか。
  • xAgafz1月7日
    終わりなき夜に生まれつく/アガサ・クリスティ

    事が起きるまでがながーーーーーい!!!!!
    どこに連れて行かれるんだこれと思いながら読み進め、ああこの人が死ぬんだろうなと察し、大体予想通りだったけど、読みやすくてぐんぐん読めた。
    面白いかと言われるとノーだけどつまらないかと言われるとそれもノーな不思議な話。彼女の人生なんだったの、破滅願望でもあったのかなと考え込んでいる。
  • vFt6KL1月7日
    なぜ働いていると本が読めなくなるのか/三宅香帆
    2025.1/3〜1/7
    読書と労働の文化史という思ったより深い内容で、読み物として面白く読めました。新年明けて1発目がこの本で良かった。
  • lKWScD1月7日
    冨永愛さんの「美をつくる食事」
    レシピとか丁寧に書かれてて冨永さんって仕事できる人なんだろなーと感じた。
    ちょっと本筋からずれてしまうかもしれないんだけど、パリでモデルの仕事をしていた時の思い出が2ページくらいでさらっと触れられてたの。そこにものすごい感動した。
  • xrDSlf1月6日
    新世界より/貴志祐介
    上中下巻とボリュームのある作品。年末年始に読んだ。貴志祐介といえばホラーというイメージがあったので思ってたのとは少し違った。時々ちょっとラノベチックになるのが気になったけど、SFとして設定もすごく細かいし読ませる内容だった!オチもぞくっと鳥肌が立って流石。
  • BHzk091月5日
    黒革の手帖

    点と点が繋がっていく感覚は面白かったけど読後感は「な、納得いかねぇ〜〜〜」のひと言に尽きる…
    因果応報ではある、あるけどさぁ…と悶々としている。
  • 7s4erC1月5日
    過ぎる十七の春/小野不由美
    ティーン向けに書かれたホラー小説だと思うけど十分怖い。
    良く知っているはずの人が変貌する怖さ、異質な何かが近付いてくる怖さ、母達の秘密と呪い。老猫の三代が癒し。
  • QJZ1Vl1月5日
    おいしいもののまわり/土井善晴
    すべての項目を逐一実践するわけじゃないんだけど読んでて楽しい〜。土井さんはフレンチの世界で修行をした後、日本で家庭料理に目覚めて一汁一菜形式などを提唱するようになったらしい。プロの厳しい領域を極めて、家庭のホッとするご飯の魅力まで同じ土俵で語れるのってこの方ならではなんじゃないだろうか。純粋に読み物として凄く面白いし、意欲が出てきて、自分なりに丁寧に暮らしてみよう!と思える。
  • fpYall1月3日
    ぼくが消えないうちに

    イギリスの児童文学。イマジナリーフレンドの話。アマンダとラジャーの唯一無二の友情、犬のレイゾウコの最後の大仕事に感動。Mr.バンディングのイマジナリーは結末で意外な行動に出る。親友の幸福を願うイマジナリーの深い愛が描かれていたと思う。
    アマンダのママの子供との向き合い方が素敵だった。他の家庭との対比が効いていた。過保護にするわけでなく、子供の個性を理解して尊重することって実は難しいのかも。
    私は本が好きで空想に浸りがちだから、この物語が名作と言われて評価されているのが嬉しい。今も世界のどこかにいる自分みたいな変わった子にも居場所があると良いな。
  • OYrIGs1月2日
    去年の12月の間に、休養学の本と、30秒でモチベーションを上げる方法の本を読んだよ!
    次は、内向的な人向けの『I型(内向型)さんのための100のスキル』を読み始めます
  • JUgMdL1月1日
    元旦からカフェで読んで来たー!