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本読んだー!
6ページ目
北海道の海沿いを走る1両車両で通学する2万人の過疎地に住む彼らの日常に突如として赤いテントという不思議な異物を見つける。一体誰が?彼は東京から、ある人物を捜しに来たという同年代の少年だった。高校2、3年の彼らの夏休みの話
空気感がなんかいい。とにかくいい。作者が北海道出身かつ恐らく東京にも上京した経験者だからこその北海道の空気感かもしれない
大きい事件らしいものは起きないけど高校生なので彼らはそれなりにいろいろ考えてて、でもあえて喋ってないこととかもあって、それでも踏み出して新しいきっかけをちょっと掴んだりもする。地元を羽ばたく前の彼ら
とにかく爽やかな青春感が凄い。ギスギスもしないので平和なのもいいね
怖いというより悍ましい。
こういう不条理系ホラーってまだ後戻りできる段階であっても引き寄せられた時点で既に手遅れと決まってるのが正にホラーだなと思う。
小学生の頃読んだけど時系列の整理が難しくてあんまり理解出来なかったやつ。面白かった!ちょっとズレた感想かもしれないけど、人に向ける言葉はちゃんと考えて選ばないとなて思えた。
人生設計の本で、章末ごとに実践ワークがついてる。1人でできるところはやってみたけど、自分の内情が整理出来てなかなかたのしい。
とくにジャムの実験の話が面白かった。
"6種類のジャムを陳列すると、40パーセントが立ち止まり、13パーセントが買った。今度は24種類のジャムを並べると、60パーセントが立ち止まったが、買ったのはたった3パーセントだった。私たちは選択肢が大好きだが、多すぎると選べない。"今後の参考になりそう。
読後の後味の悪さが物語の良さと直結してて、ずっと何とも言えない、行き場のない気持ちを抱えてる。
まさに人間狩り。
江梨子が行動するたびに読むのがしんどかったけど、これはかなりリアルというか等身大というかまさにネットによくいる正義厨って感じがして、最後の最後までそれっぽかったのでとてもよかった。
龍馬があんまり物語と直結してない終わり方だったのと、玲奈と白石の関係を描いてきた分最後何もなしで終わったのだけもう少し欲しかったなーと感じてる。
しょ…小説として秀逸っっ!!!なんて言えば良いんだろ?言葉のトリック?文章のトリック??が散りばめられていて何度前に戻って読み直したか。分かった時から前に戻らずにはいられないっ。でも最後まで『お前誰なんだよ……』は分からない。ずっとゾクゾクしながら読みました。
ここからは超個人的な感想ですが、最後ら辺がどうしても火曜サスペンスっぽくて頭の中で聖女達のララバイが流れてくるの。『ここが盛り上がり??』と思っては♪ズーーーッチャカチャっっこーーーのーーー街はぁぁ…♪ってなるの。
いつ読み返してもいい。ホラーとしても好きだけど、読むとどんな家に住んでもそこが安心できる場所になるよう工夫したりできるだけ綺麗にしようと思える。怪異がなくてもね。
児童向け。忘れていることを思い出させてくれる不思議な黒猫
しかしこのノア、不思議は不思議なんだけど喋らないのがいいね。だから普通に猫かもしれないし実は人間かもしれないし妖怪なのかもしれないし、神様なのかもしれない
ピンチヒッターとして内気な新任教師が教壇に立つという大きな話と、小学生3人の勇気の話。しかし、内気な人がピンチヒッターとはいえ教壇に立つ時点で彼女はだいぶ勇気出してる凄い人だとは思う
さらに体育も得意不得意あるタイプで万能じゃないってのは、体育が苦手な子にも嬉しい先生になれるかもしれない
喋らないからあくまでさり気にサポートをして気付かせる、これがノアの役割。だから本当に頑張ったのは人間たちだよって話なのもいい
シリーズ前作にあたる「本と鍵の季節」はオムニバス形式の短編集だったが、今作は全章通して1つの出来事を追う。散りばめられた嘘はあまり見抜けなかったが、面白かった。他のどのシリーズとも異なる主人公2人の関係性と軽妙なやりとりが好き。
少々知念実希人が気になっておりまして、なんとなくマンガの様に読めそうなこの本を手に取ってみました。
楽しく読めましたがやはり若い人向けかなと。でも小説が苦手な人でも読める展開の速さ。夏にちょっと怖い話に手を出してみようかと思っていらっしゃる方々、お値段もお手頃ですし、今様々な分野で取り上げられている知念実希人をお手に取ってみられては。同じようなシリーズがもう一冊ありました。
月刊誌のホラー特集。
一冊でこんなに楽しめるのか!と嬉しくなった。ホラーとは違うけど「みちゆく人」も良かったし、若手作家とベテラン作家のホラー競作も良かった。何度も読みたい。
王道(元祖) みんな好きなやつ
登場人物は10人、一番最初に事件の流れをネタバレしているのに最後まで見抜けなかった
あからさまなミスリードを使わず全員をギリギリまでまんべんなく怪しく描き切る手腕がすごすぎる
ミステリー大好きでたくさん読んできてるつもりだったけど当てられなかったな 楽しかった
なかなか読み進められないのは内容が難しいからかと思ってたんだけど、それ以外に翻訳が自分には合わなかったっていうのもあると思う
なんとか読了したけど
再読。子気味良い学生の日常ミステリ、にはおさまらないこの苦味が好き。このまま続編も再読する。
息子が母親のことをうるさく思う気持ちも、
母がそれでもうるさく言ってしまうのも、
どちらも分かるよ分かる…という思いで読んだ
主題はそこではないのだけど
先が気になって一気に読んだ。おもしろかったけど同じくらい疲れた。
インターネットにどっぷりな人間だから、コミュニティで性格をダウンロードしたり世界ごとのTLを構築したりが既視感ありすぎておもしろくぞっとした。
漫画の広告の絵が好きだからYouTube見てから小説にも手を出してみた
いやこれ小説じゃなくて台本じゃんとイヤミスっぽくて面白が交互にくる
ラストの嫌な感じがモンスターの卵を潰し損ねたパニック物っぽくて好き
でも台本ですよねこれ
実写化する前から電子版を気まぐれに買っていた。やっと終わりまで買って読んだ!最終巻泣いた。