本読んだー!

2022年8月6日に作成 #趣味
本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
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  • 「容疑者Xの献身」
    正月に読むと決めてて15時に読み始めて00時に読了。地震のニュースと食事以外ほぼぶっ通しで読んでた。無茶苦茶面白かった。ロジックの中に人間が居て、人間が人間であることでロジックが完成する、完璧で美しい推理小説ですね。ものすごく今更だけど、読めてよかった。
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験
    少し古い本だけどもう一度読みたくなったので
    夏至にできる影を比べて地球の外周を計算することを思いついたり(今わかってる数字にかなり近い)、波をスリットに通して干渉ができる実験で何年にも渡って様々なもので(水、光、一個の粒子)実験できたり
    ほんの少しの思いつきだったりなんだけど、よくこんなことできたな〜と思うものばかり
    すごすぎ
  • 本読んだ
    シリーズものの最終巻なんだけど中々読めずに積んでいた
    ハッピーエンドで読後感よかった
    文章読みやすくキャラクターもコミカル、ラブストーリー有りなので中学生とかに良さそう
    次は難しめのSF行くか
  • 星屑 村山由佳

    昭和後期の年代、TVが中心で歌謡曲や演歌がお茶の間を彩る時代のアイドルを羽ばたかせるマネージャー視点の話
    真っ当に娘を見守る気分で眺めることができる、基本みんないい人たちなのでただ頑張る女の子を見守りたい人向けかな
    本の装丁が可愛いと思ったがよく見たら星じゃなくてサイリウム振ってるファンたちの姿だね

    博多弁の素朴で可愛い女子を見たい人にも勧めたい。方言かわいいね
    そして終盤は前半でやった部分の成長で返す感じもいい
  • 夢枕獏の陰陽師
    間違えて途中の巻から読んじゃったけど短編集で面白くて読みやすい。主役2人が毎回言うお決まりのフレーズ好きだ。「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。
  • グリーン家◯人事件/S・S・ヴァン・ダイン
    家にある旧訳で読んだけど、新訳があるので新薬で読むことをお勧めします!

    探偵役はファイロ・ヴァンス。ニューヨークに住む、お金持ちかつ美術に造詣の深い男性で、すでに『ベンスン◯人事件』『カナリヤ◯人事件』を解決している。
    ある夜、ニューヨークの名家グリーン家に押入り強盗が入った。強盗は長女ジュリアと養女アダを撃って逃亡し、ジュリアは亡くなった。しかし、長男チェスターは押入り強盗による犯行説に疑問を感じ、地方検事の知り合いマーカムと興味を惹かれてついてきたヴァンスに相談をしたのだった。グリーン家の遺産事情、家族関係を聞いたヴァンスは押入り強盗説をすぐに否定し、名家グリーン家の事件を解決しに調査へと向かう!
  • デフ・ヴォイス
    ドラマ見る前に原作読んでみた
    とても良かった
    その後ドラマも見てる
    続編も読んでみたい
  • 新聞のコラム欄で気になる内容のものがある。そこだけ読んでる。
  • 「廃遊園地の◯人」「楽園とは探偵の不在なり」「愛じゃないならこれは何」
    斜線堂有紀

    図書館で同作者縛り。非表示よけに伏せ字。
    前2つはミステリー。廃遊園地〜の方は遊園地のゲートで渡されるようなマップまでついてて演出がよかった。
    楽園とは〜は、人が二人の人間を◯したら即座に地獄と呼ばれる、この世ではない場所に引きずり込まれるというルールが増えた世界でのミステリー。
    どちらも発想は面白かったけど、ミステリー特有の伏線の引っ掛かりかと思えば普通に読みにくいだけの文章だった、みたいに、なんか読んでてつっかかる文体であまり入り込めなかった。登場人物の名前が一般的ではないけど役割に即した名前になってて分かりやすいと言えば分かりやすい。

    反対に愛じゃないなら〜はすごく読みやすかった。短編集
    題名の通り、あまりにも相手に押し付けた感情が強すぎて、これは愛なのか?と自問している心理描写がとても良い
    読み手の経験によって誰を理解できるか変わるなぁ
  • 忌み地 屍/福澤徹三・糸柳寿昭
    時々怖い話が読みたくなる時に見つけたシリーズものの第4巻。
    糸柳さん・上間さんが取材した怪談話を、福澤さんがまとめるという構成の短編集。怖い話なんだけど「女神像」という話では思わず笑ってしまった。
    上間さんがいわくつきの木彫り像を持ち帰った時の糸柳さんはどんな反応をしたのか気になった。
  • 浅倉秋成著「六人の嘘つきな大学生」
    ゾッとするほどのヒリつきはないものの、シチュエーション独特の緊張と弛緩が前半に。そして手首痛めそうになる手のひら返しと伏線が後半に。
    文体に踊らされるのが好きな人には堪らない。
    勢いで買った新書だが、しばらく共に暮らして欲しいと思い、本棚の仲間入りをした。
  • 復活の日/小松左京
    角川の映画(主演:草刈正雄)で有名なやつ。Wikipediaであらすじ見たけど、結構映画と小説は内容が違いそうです。
    日本三大SF作家といえば?→星新一、筒井康隆、小松左京 の小松左京の長編。テーマはおそらく「人類と戦争」。
    ひょんなことから漏れ出してしまった強毒性かつ感染力の強いインフルエンザに似た軍用ウイルスはあっという間に人類を叩きのめした。残るは世界の南極観測隊約一万人。ここまで聞くと南極観測隊が主人公だと思われるだろう。しかし、この作品では『人類がちっぽけなウイルスに叩きのめされる恐怖』『そんな緊急事態でも敵国を叩きのめしたい欲望』が7割を占める。しかもこの恐怖と欲望はさまざまな人の視点から描かれるのが良い。
  • チョコレートコスモス 恩田陸

    なんとすごい作品だろうか、簡単な説明をすればガラスの仮面の小説版みたいな。蜜蜂と遠雷を読む前に読んでおくかと読んだが、舞台、演劇に対するスタンスの厚みがあるので世界観にリアリティを感じる。そしてその世界に迷い、挑み、そこにしかない世界を見たい人の話。道はまだ始まったばかり。そして果てはない

    続きがいずれ読めるといいな…。随分前に休刊した雑誌には関連作品の内容が掲載されていたらしいので某かの世界が広がってはいるのがもどかしい。読みたい
    なにか一つの世界を目指し、頑張る物語は熱いなあと思う。ひたむきな純粋さを垣間見る。それも何も知らない読者に対してアプローチを掛け読ませるのも大変だと思う。すごい世界だ。いずれまた読みたい
  • 風立ちぬ
    病床の婚約者との日々。悲しい結末がわかっているとしても、この人が語りたいのは、自分達は幸せだということなのだ。生が素晴らしい、悔いのないように、とかじゃない。幸せだと何度も訴えられ、そうなのだろうと思い、美しいと思う。
  • イニシエーション・ラブ / 乾くるみ

    途中感じてた違和感が良くわからず進んで最後でえ?????ってなった。
    あのときの行動はこれだったのかともう1回読みたい。
  • 心にナイフをしのばせて/奥野修司
    被害者の母親が毒親で読むのきついなーと思いながら読んでいったら終盤で語られた加害者の言動があまりにも酷くてそれまでのモヤモヤがぶっ飛んだ
    そりゃ実名バレて弁護士廃業するわって感じ
  • ティファニーで朝食を
    トルーマン・カポーティ/村上春樹訳

    味気ない現実の中に追い求める理想のいじらしい表現が巧み。
    一緒に入ってる短編3本も何故か忘れられなくなる表現が散りばめられてる。
  • 八つ墓村/横溝正史
    映像化の「祟りじゃ〜!!八つ墓の祟りじゃ〜!!」で有名なアレ。なお実はこのバージョンの映画は市川崑と石坂浩二のタッグではなく、野村芳太郎と渥美清のタッグ。なおかつ登場人物が多いので映像化においては省略などが多くなりがちな作品。一人称小説で金田一は探偵役として端役的扱い。
    金田一ものは因習村!とか歌による見立て!!みたいなドロドロをイメージしがちだが、本作は実は『洞窟探検』と『ヒロイン3人のギャルゲ的状況』がメインとなる、比較的読後も爽やかな青春冒険譚だった。
  • レッド・スパロー ジェイソン・マシューズ

    映画を観て原作が気になったので読んだ。
    どちらもいいけど、ラストは映画版の方が好きかも。でも現実は原作小説のラストみたいな事の方が多いんだろうとも思って、なんか複雑な気持ちになった。
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。/汐見夏衛
    最近映画化したから読んでみた。泣いた。